『アンデッドアンラック』は、世界の理が否定されるという特殊な世界観があり、死を否定する者・アンディが主人公です。
その他にも、数多くの否定者が登場します。
今回は、そんなアンデラに登場するファンについて解説します。
強烈な登場をして、その強さにインパクトが大きいキャラですよね!
そんなファンは厄介で強すぎるのか?
さらに、その強さに大きく関係する能力「不老」について考察していきます↓↓
目次
ファンは厄介で強すぎ?
アンデラ、ファンの扱い完璧 pic.twitter.com/MSWU4Ejxxl
— サバ缶 (@Tallrcher) July 30, 2023
ファンは、アンデラの中でもユニオンと敵対する組織アンダーに加入しています。
シェンの師匠でもありますが、彼の妹を殺した仇でもあり厄介で強すぎる存在です。
なぜ、ファンがそこまで強いのか?
下記で考察していきます↓↓
ファンは強すぎてシェンも絶望
ファンは、ユニオンと敵対する組織アンダーに所属しており、シェンとアンディ、風子の3人がUMAサマーを討伐する時に現れます。
まさに「天下無双」という言葉がピッタリな人物でありますが、実はファンはシェンの師匠でした。
しかし、シェンとファンは一般的な師弟関係とは程遠いものでした。
ファンがシェンを弟子として雇ったのも、”自分が強者であることを証明するための手段”としか思っていなかったのです。
そのため、シェンを強く育て上げることで、自分の力も底上げしようとしたとの発言もあり彼を道具と同等の扱いをしていました。
そんな中、シェンの妹が武術の才があることを知り、兄妹2人を殺し合わせることでより強い存在を生み出そうとする卑劣な行動にでます。
人間としてあるべき感情を捨て去り、全てを投げ打っても強者であろうとするサイコパスのような行動や無茶苦茶な強さを目の前にし、シェンも強すぎるファンに対して絶望すら覚えているのです。
アンディとシェン2人がかりでも圧倒される
ファンは中華風のパーカーに身を纏い、普段から顔をパーカーで隠しておりますが、実は70歳くらいの見た目をしています。
また、武術の達人であり、数々の大技を習得しているのです。
そんなファンに対して、シェン、アンディの2人が戦いを挑むシーンがあります。
その戦闘において、ファンがアンディに対し使用した圧倒的な技は、両腕で相手の体に軽く触れると時間差で衝撃を与える「弧撲」や身体を捻った反動を利用して放つ裏拳「絶招歩砲」などがあり、大きなダメージを与えていました。
アンディと2人がかりでも倒すことができず、寧ろボコボコに圧倒されてしまいます。
能力「不老」はファンと最高の相性
ファンの否定能力である「不老」は、ファンとの相性が最高でした。
「不老」は、自己対象型の能力であり、能力の発現と同時に老いることを否定する能力になります。
ファンが能力に目覚めたのが、70歳くらいの時であったため、それ以降は老いることなく生き続けることができています。
そのため現在の年齢は、なんと170〜180歳くらいと推定されており、普通の人間であればとっくに寿命で朽ち果てている年齢です。
しかし「不老」には弱点もありあくまで発現時の姿、形のまま維持となるため決して若返ることはありません。
普通の人間であれば70歳もかなり高齢であり、肉体的には老いぼれているのでとても戦闘などはできないと考えられます。
しかし、元々武術のみで天下無双を目指していたファンにとっては、現役バリバリのコンディションであったと言えます。
武術のみで天下無双することが目的
ファンはとにかく自分のことしか考えておらず、”自分自身がどこまで最強になれるのか”という想いから天下無双を目指し、強者と戦うことで自分の強さを物差しで測ることしか頭にありませんでした。
そのため、とにかく武術を極め肉体を磨きあげていきます。
幸いにも70歳過ぎで「不老」の能力に目覚め老いることなく、武術のみで天下無双するという目的を成し遂げ続けることができています。
しかし、元々の肉体が70歳を過ぎており、筋力的にも体力的にも若い頃に比べると劣ってしまうのが道理です。
そのため、若い肉体を手に入れるため、アーティファクトを追い求めるべく、アンダーに加入し助力する運びとなりました。
作中でも深い絶望を与えてきたキャラ
アンデラの中でも、かなり恐れられており、忌み嫌われています。
なぜここまで、作中の中でも深い絶望を与えたキャラとして君臨しているのか?
実は、シェンの過去にも関連してくるので、下記で説明していきます。
シェンは、幼少期時代に両親を亡くし、妹と2人貧しい暮らしをしていました。
幼いので稼ぎもなく、やっとの思いで食い繋いで生活をしていたある時、賞金が出るという武術の大会にシェンが出場しますが案の定大人たちにボコボコにされてしまいます。
しかし、ファンはシェンが戦う姿を見て武術の才があると見込み、弟子入りの話を持ちかけます。
そして、ファンとシェンは師弟関係になりましたが、実は妹にも武術の才があることを知りシェン達兄妹に殺し合いをさせ、より強者を生み出そうという非道な行動に出ます。
結局、2人ともお互いを殺すことができず、最終的にはファンの手により妹が殺されてしまいました。
以降シェンは、ファンのことを妹殺しの復讐の対象として、妥当ファンを目指し修行に明け暮れます。
ですが、実はファンの狙いはここにあり、シェンが自分のことを憎い対象として見ることで、強くさせようとしたのです。
ファンが、強さを求めるあまりいかに非人道的であるかが分かりますね。
ムイに不真実が目覚めなければ倒せなかった
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サマー討伐時に乱戦してきたアンダーのメンバーであるファンですが、アンディとシェンの2人がかりでも倒すことが出来ませんでした。
終いには、風子達のことを庇い、シェンはファンの技をくらい腹部に穴が開くほどの損傷をしてしまいます。
死ぬ寸前かと思われましたが、亡き妹メイの幻聴によりキョンシー化できるというアーティファクト「死亡遊戯」の存在を知ります。
一緒にいた部下のムイの手により一度死ぬことになりますが、再びムイの舎弟として息を吹き返したシェン。
この時「不真実」の能力は失ってしまいます。
しかし、奇遇にも「不真実」の能力を部下であったムイが継承し、最強のタッグが誕生しました。
その後の激闘の末、ファンを無事倒すことができましたが、ムイに不真実の能力が目覚めなければ倒すことは出来なかったと思います。
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今回の記事では、『アンデッドアンラック』のファンが強すぎる理由についてまとめていきました。
- ファンはシェンが絶望するほどの強さを持っていた
- ファンは「不老」の能力により老いが止まっている
- ファンは強さを求めるあまり非人道的な行動もしていた
- 最終的にはシェンとムイによって倒される
ファンは、常に一貫して己の強さを求めて行動してきたことが分かりました。
最強を求めるあまり非人道的な行動も見られるファンですが、そんな一面は戦闘においての強さだけではなく彼の”意志の強さ”も感じられるのではないでしょうか。
最後までご愛読いただき、ありがとうございました!
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