六合塚弥生と唐之杜志恩の関係は?百合シーンから解説

公開日: 2023年7月12日 | 最終更新日: 2023年7月27日

 

最新作が公開されて、再び話題を呼んでいる【PSYCHO-PASS】シリーズ。

シリーズが始まった初期から出ているキャラは、10年以上経った現在でも、特にファンからの人気を集めています。

10年前から開始したアニメであれば、登場人物同士の恋愛なども描かれることがありますが、そうした恋愛描写がほとんどないのもPSYCHO-PASSシリーズの特徴ですね。

 

ただ、そんな中でシリーズ開始当初から、視聴者の注目を集めていた2人がいます。

それが主人公たちが所属する公安局刑事課にいる六合塚弥生くにづかやよい唐之杜志恩からのもりしおんです。

この2人は女性同士なのですが、恋愛描写があるなど疑問を感じる関係性の持ち主でした。

今回はこの2人の関係性を、作中で登場する百合シーンから解説していきたいと思います↓↓

この記事を見て分かること
  • 六合塚弥生と唐之杜志恩の「2人の関係性
  • 恋愛対象が「百合」なのかどうか
  • 六合塚弥生の「過去の恋愛

 

 

 

六合塚弥生と唐之杜志恩の関係は?

 

六合塚弥生と唐之杜志恩は、2人とも公安局刑事課に所属する女性です。

六合塚弥生は、一係に所属する執行官、唐之杜志恩は刑事課の分析官であり、2人とも公安局のノナタワーから出ることのできない「潜在犯」なのです。

この2人が単なる職場の同僚ではなく、それより近しい特別な関係性であることは、1期の2話から匂わされていました。

 

しかし、あまり深堀りされないまま物語は進んでいきます。

てまは、この2人はどのような関係性なのでしょうか?

詳しくご説明していきたいと思います!

 

弥生と志恩は百合カップリング

 

六合塚弥生と唐之杜志恩の関係が初めて描かれたのは、サイコパスシリーズ第1期の2話でした。

しかし、2話では匂わせ程度で表現されただけで、明確に2人の関係が描かれたのは第1期の最終話です。

1つのベッドの上で裸で並んでいるシーンで、そこで初めて2人が恋人関係にあることが分かりました。

サイコパス第1期はシリアスな雰囲気が濃厚な作品で、主要キャラも恋愛感情が描かれることはほとんどありませんでした。

そんな作品の中で、唯一描かれた恋愛関係がこの2人の百合カップリングだったということは、当時の視聴者には衝撃的だったと思われます。

 

 

刑事課一係で知らないのは常守朱だけ (1期)

 

この2人の関係性は、同性愛だからといって秘密にされていたものではありませんでした。

刑事課一係でも周知の事実となっており、1期の間では知らないのは常守朱つねもりあかねだけでした。

1期では、常守もまだ刑事課に配属されたばかりの新米監視官であり、幼さも垣間見えるような性格でした。

2期以降のPSYCHO-PASSシリーズでは、頭が切れる強い女性という常守のイメージが定着してしまっていますが、1期の彼女は「六合塚弥生と唐之杜志恩の関係性」に気づかないほどの鈍さも持っていたのですね。

どの時点で常守が彼女たちの関係性に気づいたのかは、シリーズでは描かれていませんが、ファンとしては常守が2人のことを知って驚く様子も見てみたかったですよね!?

 

志恩が弥生に対して熱を入れている

六合塚弥生と唐之杜志恩の関係は、志恩の奔放な発言からも、ドライな遊びの関係性のように見えてしまうこともあります。

ですが、実は志恩の方が弥生に対して熱を入れているという関係性なのです。

2人とも、仕事上ではあまりお互いのことを気にかけている様子が描かれることが少ないだけに、2人の間の熱もさほど高くないのではと思いがちですが、決してそうではありません。

命の危険もある執行官の弥生に対して、志恩が決して過剰な心配をしていないというところに、刑事課で働くプロ魂を見ることができますね。

また、年上である志恩の方が入れ込んでいるというのも、素敵なバランスです。

 

 

2人の恋愛対象は公式ガイドブックで描かれている

先ほど、志恩には奔放な発言があると述べましたが、志恩だけでなく弥生もまた、志恩以外の人物への性的な好意を匂わせるような描写がされることがあります。

2人ともパートナーがいるからといって、他の人にも全く目が向かない訳ではないようで、弥生は明らかに女性への距離感が近く、志恩は臆面もなく狡噛こうがみに対して性的関係を誘うような発言もしています。

このような描写から、2人の恋愛対象について疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれませんね。

2人とも恋愛関係にあるにもかかわらず、志恩は男性も口説いたりすることがありますよね。

 

実は、2人の恋愛対象は公式ガイドブックで説明されています。

弥生は女性が恋愛対象であるレズビアンですが、志恩は女性も男性も恋愛対象であるバイセクシャルなのですね。

現在ならまだしも、まだ性的な多様性が一般的にも知名度が低かった10年前からこのようなキャラが描かれたのは、サイコパスシリーズの先見性が伺えますよね。

 

弥生は滝崎リナとも付き合っていた

 

志恩の過去の恋愛関係についての描写はまだありませんが、弥生についてはその過去が作中でもメインで描かれました。

というのも、の恋人であった女性、滝崎リナとの関係は彼女が執行官となったきっかけでもあったからです。

滝崎リナも志恩同様、派手な見た目でたれ目がちな美人という共通点があるので、個性的な魅力をもった美人が弥生のタイプなのかもしれません。

 

初めは常守朱のことも狙っていた

アニメ版では明確に描かれていませんが、実は弥生は当初、常守朱のことも狙っていたことが小説版で明らかになっています。

この時すでに、弥生は志恩と特別な関係にありましたが、おそらくそれとこれとは別なのでしょうね。

常守朱が困っているときに、フォローを入れて優しく接していた弥生の姿はアニメでも描かれています。

その優しさの裏には、常守朱への下心があったのかもしれませんね。

常守朱のことは共に仕事を行う中で、下心はなくなっていったようですが、女性に対して距離が近い様子は女子高への調査の際にも描かれているので、恋愛対象への距離感はかなり近いのかもしれません。

 

劇場版では弥生が玄沢愛子にキスされたシーンもある

 

そんな弥生は、男性キャラとの性的な関係を匂わせるような絡みは一切描かれません

恋人である志恩が男性から容姿を褒められたり、狡噛との艶のある会話が描かれたりするのに対して、弥生はほとんどそうした描写は見られませんよね。

 

一方で、女性キャラとの絡みは見ることができます!

その絡みの1つが、劇場版でのキスシーン

劇場版「Case.1罪と罰」では、玄沢愛子という女性キャラに無理やりキスをされるシーンがあったのです。

この劇場版では、監視官である霜月と執行官の宜野座ぎのざと弥生が3人で、潜在犯を収容する施設を訪ねるのですが、その際に施設側の人間に弥生は人質として囚われてしまいます。

普通のアニメでは、女性キャラが囚われた際には、敵の男性キャラに襲われたり、仲間の男性キャラに助けられたりする展開が多いと思います。

 

ですが、このときの弥生は女性キャラである玄沢に迫られるも、宜野座の助けにより玄沢を自力で制圧。

その後、宜野座が危ない場面では、弥生が彼を助けるなど、普通の女性キャラにはない強さが描かれました。

無理やりキスされた後に嫌そうな感情を出しながらも、仲間である宜野座に声をかけられたときには「問題ない」と毅然とした態度で返す様子はとてもカッコイイものです!

 

昔は女性の芸能人やスポーツ選手とも関係があった

そんなカッコイイ弥生ですが、実は執行官になる前は、女性の芸能人やスポーツ選手とも関係があったようです。

どうやら特定の相手と恋人関係を深めるというより、体の関係を多くの人と持っていたようですね。

こうした情報からは、かなり性的に奔放な彼女の性格が垣間見えますよね。

志恩というパートナーがいながらも、常守を狙っていたりしたのは、志恩に不満を抱えていたからというわけではなく、もともと彼女がかなり奔放な性格だからなのでしょう。

 

 

【サイコパス】六合塚弥生と唐之杜志恩の関係性まとめ

 

まとめ

  • 六合塚弥生と唐之杜志恩は百合カップリング。
  • 六合塚弥生はレズビアンで、唐之杜志恩はバイセクシャル。
  • 六合塚弥生は当初、常守も狙っていたが、それは唐之杜志恩に不満があったわけではなく、もともと彼女が性に奔放な女性だから。

 

以上、今回は六合塚弥生と唐之杜志恩の関係性をまとめ、六合塚弥生の恋愛対象などにも迫ってみました!

いかがでしたでしょうか?

男女どちらからも人気のある刑事課の女性キャラ、六合塚弥生と唐之杜志恩。

2人の関係性は、アニメ3期以降では変化していきます!

そんな関係性の変化も、ぜひ楽しんでシリーズを見てみてください^ ^