登場人物が増えるほど、誰が誰に仕えているのか迷いやすい【薬屋のひとりごと】。猫猫と壬氏は分かっても、羅漢と羅半、玉葉妃と梨花妃の名前が続くと、一度整理したくなりますよね。
まず押さえたいのは、猫猫が仕える相手、仕事を持ち込む相手、家族はそれぞれ違うということです。ここでは猫猫を中心に、宮中の役職と家族関係を分けてご紹介します。
ネタバレ範囲:前半は第1期の出来事と第2期序盤の人物設定を扱います。家族の秘密と第3期の関係は、後半の折りたたみ欄で確認できます。原作最新巻までの全人物を網羅した相関図ではありません。
第3期は2026年10月2日から放送。放送を追いながら以前の人間関係を振り返る方にも使えるよう、どの時点の関係かを図ごとに明記しました。(公式の第3期放送案内/2026年10月24日確認)
目次
薬屋のひとりごとの基本相関図
最初は後宮での仕事のつながりから。第2期序盤では、猫猫は玉葉妃の毒見役に戻っています。壬氏付きの侍女となった経緯と、玉葉妃のもとで毒見を務める役目を分けて読むと、仕事のつながりを整理しやすくなります。
第2期序盤猫猫を中心に見る仕事と友人
迎える
↓ 補佐
お目付け役
頼む
公式人物紹介をもとにアニツリーが作成。線の説明は、それぞれの人物間の関係です。
玉葉妃との線は毒見の仕事、壬氏との線は調査の依頼です。小蘭とは友人として交流しています。
猫猫(マオマオ)|薬師であり、玉葉妃の毒見役

©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
緑の上衣と二つの三つ編みが目印の主人公です。花街で薬師として育ち、後宮では下女から玉葉妃の毒見役へ。薬と毒の知識を使って、宮中で起きる異変を調べていきます。
猫猫を見るときは、薬師は身につけた専門技能、侍女や毒見役はその時々の仕事と分けておくと整理しやすいでしょう。一度後宮を離れ、壬氏付きの侍女となった後、第2期序盤には再び玉葉妃のもとへ呼ばれています。
壬氏(ジンシ)と高順(ガオシュン)|依頼する人と支える人

©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
青紫系の衣と濃紺の上着をまとった壬氏は、前半では後宮を管理する宦官として登場します。猫猫の知識を見抜き、厄介な事件の調査を頼む人物。二人のやりとりを追ううえでは、まず仕事を頼む側と、知識で応える側という出発点が大切です。

©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
ひげと落ち着いた表情が目印の高順は、壬氏の補佐役。細かな実務をこなすだけでなく、壬氏をたしなめたり、その立場を気遣ったりするお目付け役でもあります。
壬氏と一緒にいることが多いからといって、高順を親族として結びつける必要はありません。基本図では仕事の関係として押さえておきましょう。第3期での役割の変化は、後半で分けて説明します。
四夫人は誰?妃の名前と呼び名
四夫人は上級妃の呼び名です。玉葉・梨花・里樹・楼蘭が人物名、貴妃・賢妃・徳妃・淑妃が位の呼称に当たります。同じ人が別の呼び方で出てくるため、ここをセットで覚えると会話を追いやすくなります。
この表は第2期序盤に合わせています。第1期では阿多妃が淑妃で、後宮を去った後に楼蘭妃が入内します。阿多妃と楼蘭妃は別人です。
玉葉妃|猫猫が仕える相手

©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
赤い髪と緑の瞳が印象的な玉葉妃。娘の鈴麗を救ってもらったことで猫猫を信頼し、身近に置いています。第2期序盤に猫猫を呼び戻すのも、妊娠が分かったためです。
猫猫にとっては、事件でたまたま会う妃というだけでなく、日々仕える相手。玉葉妃の周辺では、侍女としての仕事と毒見の役目が重なります。
梨花妃|猫猫の看病を受けた妃

©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
青い衣装と長い髪が目印の梨花妃は、賢妃です。第1期で自身も病に倒れますが、猫猫の看病によって回復。それ以降、猫猫を命の恩人として気にかけています。
玉葉妃と梨花妃はいずれも帝の妃ですが、猫猫との出会い方が違います。玉葉妃は仕える相手、梨花妃は看病した相手、と覚えると混ざりにくいですね。
里樹妃|幼くして後宮に入った徳妃

©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
桃色の衣装が印象的な里樹妃は、四夫人の中でも幼さの残る人物。先帝の死後に一度出家し、その後は現帝の妃として後宮に戻っています。
高い身分であっても、身近な侍女たちから軽く扱われることがあります。里樹妃の場面では、位の高さだけで人間関係を判断できない点に注目すると、後宮での居心地の悪さがつかみやすくなります。
楼蘭妃|阿多妃の後に入内した淑妃

©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
華やかな化粧と装いの楼蘭妃は、重臣・子昌の娘です。日によって髪型も衣服も雰囲気が変わり、後宮で噂になる存在。上の人物画は、その姿の一つです。
四夫人の表では、まず淑妃という役割を押さえてください。正体や目的の詳しい話は第2期の核心に関わるため、ここでは踏み込みません。
猫猫の周りにいる友人と協力者
小蘭(シャオラン)と子翠(シスイ)

©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
小蘭は猫猫と仲のよい下女。黄土色の上衣と白い袖、丸くまとめた髪が目印です。明るく噂好きな性格で、猫猫が後宮の日常を知るうえでも身近な存在になっています。妃に仕える仕事の線とは別に、友人の線でつなぐ人物です。

©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
子翠は第2期で登場する、おしゃべりで明るい新入りの下女。顔や名前を覚える段階では、まず後宮で働く人物として押さえれば十分です。小蘭と同じく、位の高い妃たちとは立場を分けて見ておきましょう。
やぶ医者と李白(リハク)

©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
丸い体つきとひげが目印のやぶ医者は、後宮の医官です。やぶ医者というのは、薬の管理や医師としての腕を見た猫猫が心の中で使う呼び名。人柄はよく、役職としては後宮の医療を担う人です。
猫猫が薬に詳しくても、この人物と同じ医官の身分というわけではありません。得意分野と宮中での役職を分けて見ると、二人のやりとりも理解しやすくなります。

©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
紺色の衣装を着た若い武官が李白。気さくでまっすぐな人物で、花街の緑青館にいる白鈴を慕っています。壬氏や高順と同じ宮中の人物でも、猫猫とのつながりは異なります。
李白から白鈴への思いは、仕事の命令関係とは別のもの。恋愛の矢印を入れる場合も、相互の交際や結婚が成立している線と取り違えないようにしたいところです。
家族関係と第3期の相関図【ネタバレあり】
ここからは家族のつながりや、第3期の公式人物紹介で明かされている設定を扱います。第2期まで見終えていない方は、必要な欄だけ開いてください。
第1期のネタバレ|猫猫と羅漢・羅門の関係を開くタップして図と解説を開くタップして閉じる

©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
片眼鏡とひげが目印の羅漢は、軍部の高官で、猫猫の実の父です。一方、猫猫を育てた養父は羅門。実父と育ての父を別の線でつなぐと、猫猫の家族関係が分かりやすくなります。
第1期のネタバレ猫猫の実父と育ての父
公式人物紹介をもとにアニツリーが作成。線の説明は、それぞれの人物間の関係です。
羅漢と羅門は名前が似ていますが、同じ人物ではありません。また、父親であることと、猫猫がその相手にどう接するかも別の話です。家系だけを見て、親子の気持ちまで同じ線で決めつけないほうが物語を追いやすいでしょう。
二人の過去を詳しく振り返る場合は、羅漢と猫猫の関係、鳳仙の身請けを扱う記事へ。リンク先にもネタバレがあります。
第2期の結末・第3期公式設定|関係図と人物紹介を開くタップして図と解説を開くタップして閉じる
第3期の公式人物紹介では、猫猫は花街の緑青館で薬師として働いています。壬氏は華瑞月という名を持ち、皇弟としての責務に向き合う立場へ。高順は皇帝の補佐という本来の仕事に戻っています。
第3期開始時点・公式人物設定仕事と暮らしのつながり
猫猫薬師として働く
高順↓ 補佐に戻る皇帝
馬閃↓ 補佐・護衛壬氏
陸孫↓ 副官として仕える羅漢
公式人物紹介をもとにアニツリーが作成。線の説明は、それぞれの人物間の関係です。
壬氏の皇弟という呼称は、公に示される身分です。この図から生物学的な出生まで読み取ることはできません。出生の秘密まで知りたい場合は、壬氏の正体と出生を解説した記事を確認してください。リンク先は原作の展開に関する考察を含みます。
馬閃(バセン)|高順の息子で、壬氏の護衛

©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
青系の装いの若い武官・馬閃は、高順の息子です。父子という血縁と、壬氏の補佐兼護衛という仕事を両方持っています。武芸に優れる一方、まっすぐな性格ゆえに融通が利かない面も。父の高順が気を揉む理由が、仕事ぶりにも表れます。
羅半(ラハン)と陸孫(リクソン)|羅漢との違うつながり

©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
眼鏡をかけた羅半は、数字に強い文官。公式紹介では、腰にそろばんを下げていると説明されています。羅漢の甥であり、養子でもあります。猫猫と同じ羅漢につながる人物ですが、実の子と養子の区別を残しておくのがポイントです。

©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
落ち着いた装いの陸孫は、羅漢の副官です。一度見た顔を忘れないという特技を持っています。羅半が家族の関係でつながるのに対し、ここでの陸孫は副官としての関係。名前が並んでいるだけで、一族や兄弟とまとめないようにしましょう。
第3期公式人物設定高順と羅漢の家族
高順↓ 息子馬閃
羅漢├ 実の娘 → 猫猫└ 甥・養子 → 羅半
公式人物紹介をもとにアニツリーが作成。線の説明は、それぞれの人物間の関係です。
花街の三姫と趙迂(チョウウ)
緑青館の三姫は、白鈴(パイリン)、梅梅(メイメイ)、女華(ジョカ)の三人。三姫は売れっ子の妓女たちの呼び名です。後宮の四夫人とは、場所も立場も異なります。白鈴は舞踊、梅梅は囲碁や将棋、女華は詩歌に秀でています。

©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
第3期の人物画で、子どもの姿で登場する趙迂は、子の一族の生き残りです。薬の後遺症で記憶を失い、左半身に麻痺が残っています。猫猫に預けられて花街で暮らしていますが、ここでの関係は預かる側と預けられた子。実の親子という意味ではありません。
第3期の人物を覚え直すなら、まず猫猫の暮らす花街と、壬氏を支える人たちを分けると無理がありません。新しい人名をすべて一度に暗記するより、誰のそばにいる人物かを確認していきましょう。
人物名や呼び名で迷ったら
| 混同しやすい名前 | 見分けるポイント |
|---|---|
| 羅漢/羅門/羅半 | 羅漢は軍師と呼ばれる高官、羅門は猫猫を育てた薬師、羅半は数字に強い文官 |
| 小蘭/楼蘭 | 小蘭はシャオランという下女、楼蘭はロウランという上級妃 |
| 四夫人/三姫 | 四夫人は後宮の上級妃、三姫は花街・緑青館の売れっ子 |
| 猫猫の職業/役目 | 薬師という技能と、侍女・毒見役という仕事を分けて覚える |
公式の図で人物の位置関係を見たい場合は、第2期公式相関図も参考になります。公式ページや個別解説には先の展開が書かれている場合があるので、視聴した範囲に合わせて確認してください。
原作で人物関係を読み直すなら?
出会いから読み直したい人には、第1巻が入口になります。小説と漫画では同じ巻数でも収録範囲が違うため、購入するときは媒体と作画者まで確認しましょう。
原作小説|日向夏のヒーロー文庫版
文章で人物の言動や事件を追いたい場合は、日向夏による原作小説から。挿絵はしのとうこです。下のリンクは、ヒーロー文庫版の第1巻(紙の文庫)です。
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『薬屋のひとりごと』原作小説第1巻(ヒーロー文庫・紙版)をAmazonで見る
漫画|ねこクラゲ作画のビッグガンガン版
人物の顔と名前を絵で確かめながら読みたい場合は、ねこクラゲ作画の漫画版も選べます。こちらはスクウェア・エニックスのビッグガンガンコミックス。倉田三ノ路作画の『猫猫の後宮謎解き手帳』とは別のシリーズなので、続巻も同じ版でそろえてください。
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薬屋のひとりごとの人物相関図まとめ
猫猫を中心に見ると、後宮の人間関係はぐっと追いやすくなります。まずは玉葉妃に仕え、壬氏から相談を受け、小蘭とは友人という基本から。そこに、視聴した範囲の家族関係を足していく読み方がおすすめです。
- 役職の線と、血縁・養育の線を分ける
- 名前と位の呼び名をセットで覚える
- 第2期序盤と第3期開始時点の所属を混ぜない
一度で全員を覚える必要はありません。気になる人物が登場したときに、顔と名前、誰とつながっているかを見返してみてくださいね。











