1997年より毎年、春に公開されている劇場版「名探偵コナン」
今やすっかり春の風物詩とも言えるほど、日本人にはお馴染みなシリーズですね。
今回お話しするのは、2018年に公開された劇場版『名探偵コナン』シリーズの22作目「ゼロの執行人」のオリジナルキャラクター、羽場二三一の協力者番号についてです。
羽場の番号はあるのか?橘のセリフや日下部のパスワードから考察していきたいと思います!
目次
羽場の番号はある?
ゼロの執行人の一部シーン
二三一マジでイケメンだし
かっこいい😆#名探偵コナンゼロの執行人 #羽場二三一 pic.twitter.com/NZxHDJ3mqO— mizuho 2出国済み🇸🇬💎 (@mizuho66114416) November 23, 2018
羽場は、橘弁護士事務所の事務員として働いていましたが、公安検察の日下部の協力者でもありました。
公安の協力者1人1人に秘密の番号がある
名探偵コナンでは、警視庁公安部の協力者1人1人に秘密の番号が付けられています。
協力者というのは極秘なので名前ではなく、番号で管理をしているということです。
「ゼロの執行人」でもそのことが分かるシーンがありました。
毛利小五郎が逮捕されてしまった際、コナンは目暮警部に会いに行きます。
そこに安室が毛利に差し入れを渡しにやってきました。
その帰り際に安室は、部下である風見とすれ違い、風見がコソっと「2291投入。」と言います。
最近風見さんにはまった😆😆
純黒のときはただキュラソーに殴られた挙句に気絶させられて可哀想だなって感じだったんだけど、ゼロの執行人の予告観たりスタンプラリーやってる内に風見さんってかっこいいなって思うようになった😍背格好も良し、声も良しだし😆きっとゼロの執行人では大活躍だよね!! pic.twitter.com/HaJGXIuQeo— Mr.S(ザッキー)☆映画全力待機 (@Detective_1202) March 10, 2018
後から明らかになったのですが、この「2291」というのは、どうやら協力者の番号だそうです。
2291というのは、橘境子の協力者番号ということも明らかになりました。
協力者を使って、捜査を水面下で進めていたようです。
橘境子の「彼は何番なの」というセリフから考察
橘鏡子弁護士のビジュアルがどストライクなんだってば。 pic.twitter.com/l5hcnMWJwn
— カニウサ (@kaniusagi_nico) October 28, 2018
クライマックスで、橘が風見の協力者であることが明らかになります。
風見が、正義感が異常だった羽場を監視させるため、橘の事務所で働くように仕組んでいたのです。
そして橘は、羽場が日下部の協力者だったことも知ってしまい、風見に「彼は何番なの!?」と聞きます。
どうして、橘は羽場の番号を聞いたのでしょうか?
本編には、こんなシーンがありました。
橘「彼は何番なの?」
風見「(無言)」
安室「あなたを協力者から解放する。」
そして風見が羽場の居場所が書かれた紙を渡そうとすると、
「思い上がるな!!!」と橘が叫びます。
「協力者になったのも私の判断!」
「あんたを裏切ったのも私の判断!」
「彼を愛したのも私の判断!」
「私の人生全てを、あんた達が操っていたなんて思わないで!!」
公安によって、自分の恋愛までもが狂わされたことが悔しかったのでしょうね。
このことから番号を聞いた理由はおそらく、本当に羽場が協力者なのかを最後に確かめたかったのかもしれません。
仕組まれた人生じゃないと、最後の望みを託して聞いたと考えられます。
また、番号が協力者になった順で付けられているのか定かではありませんが、
もし若い順ほど協力者になったのが早いとしたら、いつからが本当の彼でいつから裏の顔を持つようになったのかを知りたかったのかもしれませんね。
日下部の携帯ロック番号やNAZAのパスワード「HABA_231」から考察
日下部は羽場に対してどのような思いを持っていたのでしょうか?
物語の中盤で、コナンたちは毛利小五郎が逮捕されたため公判前整理手続きのために裁判所へ行きました。
その際、日下部がすれ違いざまにスマートフォンのロック解除をする際に音を鳴らしてパスワードを入力していることにコナンが気付きます。
なんとそのパスワードが「88231」(羽場二三一)だったのです!
犯人だとバレた日下部は、「心に刻むためだ!」と言っていました。
上記でもお話しした通り、羽場はもともと日下部の協力者でした。
公安である日下部が羽場に「NAZU不正アクセス」を調べるためにとあるゲーム会社に侵入させます。
日下部の説得も空しく公安警察に隠蔽され、羽場は逮捕されて、自殺したことになっていました。
公安警察のせいで羽場が死んだと思った日下部は、怒りのあまりNAZUに不正アクセスをし、
無人探索機「はくちょう」の軌道を変えて警視庁に落下させ、公安警察の立場を悪くさせようとしたのです。
そして、NAZUのアクセス暗証コードを日下部が書き換えていました。
そのNAZUの暗証コードが「HABA_231」でした。
羽場の命日に無人探知機を落下させようと計画をしていたことから、羽場を亡くしたことへの恨みが伝わってきます。
そんな羽場ですが実は、公安警察によって安全なところで生かされていました。
その間も日下部のことは信頼していたようで、「日下部さん、私たちは今でも一心同体です」と言います。
お互いに信頼していた、その信頼関係は私たちの想像つかないほど強かったのですね。
「名探偵コナン/ゼロの執行人」についてまとめ
“あんたの協力者になったのも私の判断!あんたを裏切ったのも私の判断!彼を愛したのも私の判断!私の人生すべてを…あんたたちが操っていたなんて思わないで!”
要らないプライドに他ならないけど、『ゼロの執行人』のこのシーンじわじわ来る。小物は何を言っても小物になる運命… pic.twitter.com/9uMhrzCkYL
— 日之光 (@chiaki_mchi) February 14, 2020
総まとめ
●公安の協力者1人1人に秘密の番号があるので、もちろん羽場にもある
●橘は、羽場の番号を知って本当に協力者だったのか、いつから協力者だったのかを知りたかった。
●羽場の協力者番号は明かされていない
●日下部の携帯のパスワードが「88231」、NAZUの暗証コードが「HABA_231」だったことから、日下部の羽場への信頼はとても厚いとわかる。
●死んだと思われ、匿われていた間も羽場は、日下部とは一心同体だと思っていた
いかがでしたか?
協力者は番号で管理されているのですね!そのくらい重要な任務なんだな~と感じました!
いくら協力者でも、日下部と羽場の関係は少し怖いくらい親密でした!
あのくらいでなきゃ、務まらないのかもしれませんね!
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