マリーダクルスの正体や過去は?最後は死亡する?

公開日: 2023年2月21日 | 最終更新日: 2023年3月4日

 

機動戦士ガンダムUCは、ファーストガンダムが続く宇宙世紀を舞台にした物語です。

その中で、ヒロイン役として登場するのが「マリーダ・クルス」です。

このガンダムUCの時代は、機動戦士ガンダム 逆襲のシャアで起こったアクシズショックから3年後の宇宙世紀0096年が舞台になります。

 

かつて西暦が終わり人類が宇宙に旅経った”宇宙世紀0001年”に、地球連邦政府の首相官邸がある”ラプラス”にてテロ事件が起こりました。

この爆破事件で失われたのが「宇宙世紀憲章」です。

このオリジナルの憲章を巡り、謎をかくした”ラプラスの箱”と、その鍵となるモビルスーツ”ユニコーンガンダム”と箱を守り続けたビスト一族の末裔で主人公・バナージ・リンクスが冒険に出るストーリーです。

ファーストガンダムから続くシリーズとしては、作中にはブライト・ノアやカイ・シデンと言った昔からのキャラクターも登場します。

さらに、アムロやシャアもその面影が出てくるので、宇宙世紀の繋がりを色濃く出しています。

 

そんな中、マリーダ・クルスはジオン残党”袖付き”のメンバーとして登場し、最初はバナージと対立する関係でした。

そこからバナージが様々な境遇に合い、時には一緒に戦ったりするなどバナージとの関係は深くなっていきます。

 

また、モビルスーツのパイロットとしてクシャトリヤに搭乗し、ファンネルを巧みに操ることもできました。

そんな、何でもできるマリーダは一体何者なんでしょうか?

今回は、マリーダの隠された謎を暴いていきたいと思います↓↓

この記事を見て分かること
  • マリーダ・クルスの「正体」や「過去」について
  • 最後に「死亡」するのかどうか

 

 

 

マリーダクルスの正体や過去は?

 

まずマリーダ・クルスがどんな人物なのか解説していきます。

このストーリーで重要な役割を果たす「マリーダ・クルスって何者?」って思っている人はぜひ一読下さい↓↓

 

正体① プルシリーズの12番目「プルトゥエルブ」

 

マリーダ・クルスの正体はズバリ、プルシリーズの12番目です!

”プルシリーズって何?”って思った方のために、機動戦士ガンダムZZから解説していきますね。

 

宇宙世紀シリーズのファーストガンダムから3作目になる機動戦士ガンダムZZ。

そこに登場する、アクシズ内でパイロットとして養成されたニュータイプの少女が「エルピー・プル」です。

このプルと同器質体で作られたクローンが”プルシリーズ”になります。

こうしてクローニングと遺伝子改造によって人工的に作られたニュータイプは、ネオ・ジオンのニュータイプ部隊としてグレミー・トトの傘下で量産型キュベレイに搭乗し戦いました。

 

しかし残念ながら、全員戦場で死んでしまう結末ではありました。

でも、そのプルシリーズの12番目が生きていて、マリーダ・クルスだけがその生き残りなのです!

 

 

正体② クシャトリヤを操れる唯一の人物

 

プルシリーズは人工的につくられたニュータイプでしたので、当然サイコミュを使いこなすことができます。

特に、プルツーはサイコガンダムMK‐Ⅱに搭乗しガンダムZZと戦っていましたので、サイコフレームの使い方は慣れていたはずです。

また、量産型キュベレイには「ファンネル」が搭載されていました。

そうなると、当然マリーダもファンネルの使い手ですので、ネオ・ジオンのニュータイプ専用機”クィンマンサ”をベースに設計された”クシャトリヤ”を乗りこなすことが出来るわけです。

 

正体③ ユニコーン二号機「バンシィ」の専属パイロット

 

マリーダは、ネェル・アーガマで捕虜になった後、マーサ・ビスト・カーバインの差し向けでアルベルトと一緒に地球に強制送還され、研究所でプルトゥエルブとして再調整されてしまいます。

そして、ユニコーンガンダム2号機「バンシィ・ノルン」のパイロットとして、再びユニコーンガンダムと戦うことになります。

プルトゥエルブは、マスターを持つことで精神的に安定することから、再調整後はアルベルトをマスターとして設定されユニコーンガンダムと戦っていました。

 

でも、ミネバやジンネマンが呼びかけて自身の記憶を思い出し、そのあと自身の根底に刷り込まれていたガンダムを否定する感情も思い出します。

そして、自分自身がガンダムになっていることに気が付いた所で気を失ってしまいます。

そして、バンシィのコックピットから吐き出されジンネマンに助けられました。

 

 

正体④ ガンダムユニコーンのヒロイン役

この作品のヒロインは、間違いなくザビ家の末裔であり、バナージと一緒にラプラスの箱の正体を追っていく「ミネバ・ラオ・ザビ」です。

ただ、マリーダ・クルスもヒロイン要素がありストーリーの重要なカギになるポジションです。

特に、にネオ・ジオン戦争からこの作品になるまでの時代の流れが、マリーダの過去ですべて語れるので非常に重要なポジションになります。

 

でも、ミネバと比べても厳しい過去を持っていて、宇宙世紀の負の部分を一気に引き受けているような役割でもあります。

そんな悲しいキャラでありつつも、凛とした性格やバナージに対する優しさが見えてくる所がマリーダの魅力だと思います。

 

過去① 人間売買により娼婦として生きる

 

ネオ・ジオン戦争でニュータイプ部隊として戦ったプルシリーズですが、ゲーマルクに全滅させられてしまい、その後の再登場はありませんでした。

その間、マリーダはプルシリーズの12番目として生き残っていたわけですが、戦争後は人間売買によって売られ「娼婦として生きていました。

その扱いはひどく見かねたジンネマンは彼女を保護し、自分の娘のように育てていくのです。

 

過去② 女性としての機能を失い子供が産めない身体となる

 

マリーダは娼婦として生活していた時の扱いによって、子供が産めない身体になってしまいました。

そのあたりの過去のことをマリーダは、バナージに自ら話していたこともありました。

 

しかし、ユニコーンガンダムとクシャトリヤが戦って、最後クシャトリヤにとどめを刺そうとした瞬間、、

心が通い、そのことをバナージも知ることになります。

バナージはそんなマリーダの過去に「哀しすぎる」と言い、お互いに理解できた瞬間でもありました。

 

 

最後は死亡する?

 

ここまで、マリーダの正体や悲惨な過去について見てきました。

ストーリーの展開に重要な役割を果たしているマリーダですが、最終的に彼女はどうなるのでしょうか?

当時からは、かなり死亡説が濃厚でしたよね。。

 

ここからは、彼女の最後について検証していきます。

 

マリーダは最後死亡してしまう

 

残念ながら、マリーダは最後の戦闘でクシャトリヤと共に戦死してしまいます。

クシャトリヤはユニコーンガンダムとの戦いでボロボロろにやられてしまい、まともな修復も出来ないままでした。

 

しかし、連邦政府とネオ・ジオンに挟まれてしまったネェルアーガマを守るべく出撃し、バンシィと戦うことになりました。

ファンネルもほとんど使えない状態のクシャトリヤには不利な戦闘ではありましたが、なんとか戦いつつマリーダの精神がバンシィを操縦するパイロットのリリーに届きます。

焦ったリリーはビームライフルを発射。

それが、クシャトリヤに命中して爆破しマリーダも戦死してしまいます。

 

最終決戦にてネェルアーガマを庇って爆発した

 

リリーの攻撃で破壊されたクシャトリヤと共に、マリーダは戦死しました。

でも、その精神は肉体から離れネェルアーガマのクルーたちに届きます。

ネェルアーガマで指揮にあたっていたジンネマンにもその声は届き、父親としての表情で悲しむ姿が印象的でした。

また、連邦政府が宙域全体を攻撃してくることをクルーに知らせ、危険を回避させました。

死してもなお、仲間たちを助けようとするマリーダはある意味ヒロインです。

 

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【ガンダムUC】マリーダ・クルスについてまとめ

 

まとめ

マリーダクルスの正体や過去について

  • 正体① プルシリーズの12番目「プルトゥエルブ」
  • 正体② クシャトリヤを操れる唯一の人物
  • 正体③ ユニコーン二号機「バンシィ」の専属パイロット
  • 正体④ ガンダムユニコーンのヒロイン役
  • 過去① 人間売買により娼婦として生きる
  • 過去② 女性としての機能を失い子供が産めない身体となる

 

最後の死亡説について

  • マリーダは最後死亡してしまう
  • 最終決戦にてネェルアーガマを庇って爆発した

 

以上、今回はガンダムUCに登場するマリーダ・クルスについて紹介してきました。

過去を振り返ると、ガンダムZZに登場したプルだという衝撃的な事実が明かされましたね!

プルシリーズは「対戦で全員いなくなったんじゃないの?」や「大人になるとあんなに落ち着いた女性になるの?」っと思ったファンは多かったと思います。

 

そして、作中で過去の宇宙世紀とUCをつなぐ重要なポジションでもありました。

女性としても凛とした雰囲気がありつつ、好きなものはアイスクリームとかわいい所があったりと魅力的なキャラクターでもあります。

最後はクシャトリヤと共に戦死してしまいますが、精神的な存在としてはバナージ達にとってこれからも描かれそうな感じもしますので、今後描かれる”ガンダムUC2”にも色々な形で登場しような予感がしますね。

ということで、”マリーダ・クルス”がガンダムUCの続編にどのように関わってくるのかが楽しみです^ ^

 

 

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