ファーストガンダム最強パイロットランキングTOP10!強さ議論に決着か?

公開日: 2022年10月7日 | 最終更新日: 2022年10月7日

 

機動戦士ガンダム】は、今や国民的アニメを超えて世界でも有名な作品となりました。

数多くのシリーズ化や、メディアだけでなくホビー・ゲームなどの商品化にも繋がるなど、その勢いはとどまることを知りません。

中でも、40年以上語り継がれているのが初代のガンダムです。

通称「初代ガンダム」「ファーストガンダム」と呼ばれており、聞いたことがある方の方が多いかと思います。

 

人気の理由としては「深いストーリー」「キャラクター性」「モビルスーツの魅力」などが、主だったころでしょうか。

何と言っても、戦闘シーンは今見ても面白いです^ ^

 

そして、そんなファーストガンダムで登場するモビルスーツをランク付けした記事も作ってしまいました。笑

 

◆ファーストガンダムのMS強さランキングTOP10はこちら↓↓

 

これを受けて、今回はなんと「パイロットの強さランキングTOP10」と題して、記事を進めていこうと思います!

ぜひ、アムロやシャアなどの思い当たる人物を予想してみて下さい^ ^

この記事を見て分かること
  • ファーストガンダムの最強パイロット
  • ランキングTOP10の理由や戦闘シーンの解説

 

 

ファーストガンダム最強パイロットランキングTOP10!

 

今回は、初代【機動戦士ガンダム】に登場する「最強パイロットランキング」を発表したいと思います。

これは、あくまでも私個人の考察による部分が大きいです。

見る方によっては”それは違うでしょ”と思われる方もいるかもしれませんが、その点に関してはご容赦をお願い致します。

 

今回の「最強パイロットランキング」において、私が重要視した部分は「下記の5つ」です↓↓

  • 戦績
  • 経験値
  • 知名度
  • 成長度
  • 潜在能力

 

こちらに対して、それぞれ「★6段階」で評価を行い「満点を30点」とし、その総合で順位を決めさせていただきます。

 

また今回のランキングでは、あくまでも「生粋のパイロット」としてのランキングです。

ガルマ・ザビ」「マ・クベ」「ドズル・ザビ」などのキャラは司令官的立場であり、作戦の都合でMS(モビルスーツ)やMA(モビルアーマー)に搭乗した人物は含めていません。

では早速、10位のキャラクターから見ていきましょう↓↓

 

10位 ハヤト・コバヤシ

 

10位は「ハヤト・コバヤシ」です。

合計 16点

戦績:★★

経験値:★★★

知名度:★★

成長度:★★★★★

潜在能力:★★★★

 

ホワイトベース隊のパイロットとして、主に「ガンタンク」に搭乗したハヤトは、元々軍人ではなくアムロたちと同じ”民間人”です。

そんな民間人がいきなり戦場に駆り出され、そして訓練も受けずにMSを操縦し、そして最後まで生き残ると言う事実は、もはや”運の良さ”だけでは語れないと思います。

他のMSに比べ、明らかに性能が劣るガンタンクで活躍してることからも、ハヤトのパイロットとして実力が垣間見えると思います。

 

ただし、やはり苦戦する場面も多く、ガンダムの引き立て役になってしまう事もしばしば…

しかし、最終的に生存するということは、劇中では明言はされていませんが、ハヤトにもニュータイプとしての素質があったのかもしれません。

 

 

9位 カイ・シデン

 

9位は「カイ・シデン」です。

合計 17点

戦績:★★★

経験値:★★★

知名度:★★

成長度:★★★★★

潜在能力:★★★★

 

アムロやハヤトと共に、”民間人”としてホワイトベース隊の一員になるカイ・シデン。

劇中では主に「ガンキャノン」のパイロットとして活躍しています。

正直なところ特に目立った戦果はありませんが、カイのサポートがあったからこそ、アムロが活躍できたと言う場面は多岐に渡ります。

ホワイトベース隊は、いわゆる”最前線”に配置される事が多く、その熾烈な戦火をくぐり抜けて来たと言う事実は、カイのパイロットとしての技量をそのまま反映しているのではないでしょうか?

 

残念なのは、ホワイトベース隊の中でアムロが際立って戦果を上げているため、カイが目立たないことです。

カイの性格的にも、それが1番のジレンマだったと思います。

 

8位 スレッガー・ロウ

 

8位は「スレッガー・ロウ」です。

合計 18点

戦績:★★★★

経験値:★★★★

知名度:★★★

成長度:★★★

潜在能力:★★★★

 

連邦軍の”軍人“としてホワイトベース隊と合流し、共に戦火を駆け巡ったスレッガー。

ただ、それはMSのパイロットとしてではなく、あくまでも”砲撃手、戦闘機パイロット”としての活躍でした。

 

しかし、短い登場期間ながらもその活躍には目を見張るものがあります。

特に、ジオン軍の大型MA「ビグ・ザム」との戦いでは、全く歯が立たないガンダムに対して活路を開いたりと、スレッガー無くしては勝利はあり得なかった場面もあります。

 

ただし、その戦闘でスレッガーは戦死してしまいます。

ニュータイプではないため突出したものはありませんが、根っからの軍人としてのその実力や経験など、平均的に能力は高めです。

なお余談ですが、劇場作品「ククルス・ドアンの島」には、TV本編では出番の無かった「スレッガー専用ジム」が登場しています。

彼が、MSパイロットとして高い能力を持っていることの証明ではないでしょうか?

 

 

7位 ククルス・ドアン

 

7位は「ククルス・ドアン」です。

合計 19点

戦績:★★★

経験値:★★★★★

知名度:★★

成長度:★★★★

潜在能力:★★★★★

 

元々は、ジオン軍のMSパイロットだったドアン。

その後は戦災孤児の子どもたちと共に、とある孤島で共同生活をしています。

登場回数は1回のみで、しかも「脱走兵」という扱いになることから、戦績や知名度は低いです。

しかし、何度も修理を繰り返しているMS「ザク」を用い、格闘のみで数々のMSを戦闘不能にしていることから、非常に高いパイロット能力を持っていると言えます。

 

また、劇中でアムロが搭乗するコア・ファイターから放たれたミサイルを、ザクからの投石で撃破するとあう離れ業も見せています。

劇場版「ククルス・ドアンの島」では、さらにストーリーが掘り下げられており、その作中ではアムロのガンダムを格闘戦で圧倒する場面もあるぐらいです。

TV版では「番外編」的な扱いになっていましたが、40年以上の月日が経った今でも、改めて映画化されるほどの「名エピソード」だということです。

興味がある方は、ぜひ視聴してみてはいかがでしょうか^ ^?

 

6位 ガイア/オルテガ/マッシュ(黒い三連星)

 

6位は「ガイア/オルテガ/マッシュ」(黒い三連星)」です。

合計 20点

戦績:★★★★★

経験値:★★★★★

知名度:★★★★★

成長度:★★

潜在能力:★★★

 

初登場時の「黒い三連星」としてのインパクトはかなり大きかったのですが、実は彼らには劇中では語られていない大きな戦果があります。

それは、連邦軍の将軍である「レビル」を捕虜にしたと言う実績です。

この頃から3人1組のフォーメーションを得意としていたらしく、過去の戦闘では連邦軍の戦艦を何隻も沈めるなど、大きな戦果を上げています。

 

与えられたMS「ドム」でホワイトベース隊に強襲を仕掛けるのですが、パイロットとして急成長中のアムロにとってはさほど強敵ではなかったのかもしれません。

噛ませ犬」的な印象が強く、得意技「ジェットストリームアタック」をかわされ、次々と撃破されてしまいます。

 

しかし、その戦闘の際に「マチルダ・アジャン」を戦死させてしまったのは、アムロにとって大きな心の傷となってしまいました。

過去には多大な戦果を上げた彼らも、急成長するアムロには敵わなかったことから、ガンダムの世界にも”世代交代”は確実に存在している模様です。

 

5位 シャリア・ブル

 

5位は「シャリア・ブル」です。

合計 21点

戦績:★★★

経験値:★★★★

知名度:★★★

成長度:★★★★★

潜在能力:★★★★★★

 

ニュータイプの1人として劇中に登場した、ジオン軍の正規の軍人です。

ただ登場時においては、正式なパイロットという訳ではありませんでした。

 

シャリア・ブルのニュータイプ能力に目をつけたキシリア・ザビにより、MA「ブラウ・ブロ」を受領され、初戦からホワイトベース隊を相手に奮戦します。

正規のパイロットではないにも関わらず、ブラウ・ブロの能力を存分に発揮してガンタンクを翻弄

さらに、ガンキャノンの両足を破壊するなどの戦果を上げます。

 

最終的には撃破されてしまうのですが、その戦闘でガンダムをオーバーヒート状態にまでさせます。

正式なパイロットとしてもっと早くから登場していれば、アムロも苦戦は免れない存在になっていた可能性が高いです。

ただ、登場回数と戦績がどちらも少なかったため、この順位とさせていただきました。

 

4位 ランバ・ラル

 

4位は「ランバ・ラル」です。

合計 22点

戦績:★★★★★

経験値:★★★★★★

知名度:★★★★★

成長度:★★

潜在能力:★★★★

 

歴戦をくぐり抜けた生粋の軍人であり、まだ成長途中とはいえ「あの人に勝ちたい」とアムロに言わしめた人物です。

劇中では語られていませんが、ランバ・ラルには「青い巨星」と言う通り名があります。(ちなみにシャアは「赤い彗星」です)

 

熟練のパイロットとしてMSの操縦技術も確かで、戦術にも長け、MS「グフ」に乗ってホワイトベース隊を幾度も窮地に陥れました。

相対したアムロも何度かピンチになっており、ランバ・ラルの実力の高さが伺えます。

ただ「ニュータイプ」ではなかったことと、すでに完成形のパイロットだったことが「それ以上の成長が期待できない」といの評価に繋がりました。

そして、ランバ・ラルの一番の不幸は”父親の経歴が故に、ザビ家が支配するジオン軍において冷遇されている”ことでは無いでしょうか?

 

その結果、本隊からまともな補給も受けられず、最終的にランバ・ラルはホワイトベース隊相手に「白兵戦」を強いられ、紆余曲折の末に自決してしまいます。

しかし、ランバ・ラルがアムロとホワイトベース隊のクルーに与えた影響は、計り知れないものがあると思います。

もし、ランバ・ラルがもっとザビ家に優遇されていれば、劇中以上の活躍ができたことは間違いないでしょう。

 

3位 ララァ・スン

 

3位は「ララァ・スン」です。

合計 24点

戦績:★★★★★

経験値:★★★

知名度:★★★★

成長度:★★★★★★

潜在能力:★★★★★★

 

ララァは、物語終盤で現れたニュータイプの少女です。

後のガンダムシリーズにおいても、アムロとシャアの間に存在し続ける”永遠のヒロイン”でもあります。

そして「ニュータイプ」としての能力だけなら、アムロをも凌ぐ可能性もある人物です。

 

パイロットとしての経験はアムロより浅いものの、シャアの護衛の元、自らはMA「エルメス」に搭乗し、そのニュータイプ能力で連邦軍の戦力を次々と撃退しました。

ララァが操る「ビット」から繰り出されるオールレンジ攻撃は、連邦にとっては圧倒的脅威です。

その戦果と実力は、連邦軍から「ソロモンの亡霊」として恐れられることになります。

 

そのままパイロットとして成長すれば、シャアやアムロと肩を並べる存在になっていたでしょう。

しかし、アムロの攻撃からシャアを庇う形で、惜しくも戦死してしまいます。

そして、この事実は後のアムロとシャアの関係性を決定づけることにも繋がっていくのです。

 

2位 シャア・アズナブル

 

2位は「シャア・アズナブル」です。

 

合計 25点

戦績:★★★★★

経験値:★★★★★

知名度:★★★★★★

成長度:★★★★

潜在能力:★★★★★

 

ガンダムの物語が始まった当初から「赤い彗星」の異名を持つジオン軍のエース・パイロットとして、連邦軍にもその名が知れ渡る存在でした。

アムロとは真逆に、軍人としてのエリート街道を歩んできたシャア。

正規の軍人となってからも、その戦果と実績でメキメキと頭角を現し、初登場の時点ではすでに「少佐」の階級に就いていました。

 

そんなシャアにとって、その人生を大きく変えた人物が2人います。

1人は、ガンダムのパイロットである「アムロ・レイ」。

彼との出会いは、パイロットとしての自身の経歴に大きな爪痕を残すことになります。

ガンダムにおいてのシャアとアムロは、パイロットとして”対比した存在”として描かれていました。

物語序盤こそアムロを圧倒していましたが、ストーリーが進むにつれ立場は逆転していき、終盤では遂に”勝てない相手”と自身で認識するほどです。

 

そして、もう1人は「ララァ・スン」。

彼女は「ニュータイプとしてのシャアを導いた」と言っても過言ではない存在です。

シャア自身も彼女を認め、その内に秘めた母性を求めていた描写もあります。

最終的には、アムロと相打ちの様な形で決着は着きます。

しかし、その後の作品においても、シャアにとってのアムロは”永遠のライバル”になるのでした。

 

1位 アムロ・レイ

 

1位は「アムロ・レイ」です。

合計 26点

戦績:★★★★★★

経験値:★★★★

知名度:★★★★

成長度:★★★★★★

潜在能力:★★★★★★

この結果には、誰も異論はないはずです。

”素人同然”から始まったアムロのパイロット人生ですが、初登場時は機械いじりが好きな、ただの内気な15歳の少年でした。

 

そんなアムロでしたが、偶然にも父テム・レイが開発に携わった「ガンダム」を見付けます。

マニュアルを見ながら初見で動かし、さらに2機のザクを撃破するという、初戦としては通常では考えられない結果を残しました。

この時のアムロはあくまでも「民間人」であり、訓練を受けた軍人ではありません。

 

その後も、特に訓練学校等に行くわけでもなく、実戦のみで叩き上げていきます。

最終的には、あの「シャア・アズナブル」ですら”敵わない”と認めた超級のエース・パイロットへと成長しました。

物語序盤こそ、ガンダムの性能に助けられたことも多々ありました。

ただ終盤に差し掛かると、そのガンダムですらアムロの反応についてこれずに、オーバーヒートしてしまう事態となります。

 

幾人ものジオン軍のエース・パイロットを撃破

3分足らずで12機の「リック・ドム」を撃墜

そして「ララァ・スン」の搭乗するニュータイプ専用MA「エルメス」のビットを、動きの軌道を先読みして狙撃

などなど、アムロが見せた”神業”の数々は、伝説として語り継がれる事になります。

 

その1年にも満たない期間でのこの成長ぶりは、ガンダムシリーズ史上においても”稀有”としか言いようがありません。

 

 

【初代ガンダム】最強パイロットTOP10まとめ

 

まとめ
  • 10位 ハヤト・コバヤシ
  • 9位 カイ・シデン
  • 8位 スレッガー・ロウ
  • 7位 ククルス・ドアン
  • 6位 ガイア/オルテガ/マッシュ(黒い三連星)
  • 5位 シャリア・ブル
  • 4位 ランバ・ラル
  • 3位 ララァ・スン
  • 2位 シャア・アズナブル
  • 1位 アムロ・レイ

 

以上、初代ガンダムの最強パイロットランキングTOP10をご紹介しました!

個人的主観でのランキングとなりましたが、いかがだったでしょうか?

 

また【機動戦士ガンダム】には、TV本編に登場していない、様々なエース・パイロットも存在しています。

そちらのパイロットたちも、またの機会にご紹介させてもらえば嬉しいです!

最後までお読み下さり、誠にありがとうございました^ ^