コナン-グロいランキングTOP20!トラウマ回やサイコパス回についても

公開日: 2024年10月1日 | 最終更新日: 2024年10月1日

 

名探偵コナン】では殺人事件が多く扱われています。

中にはあまりにも恐ろしい死体の描写もあり、トラウマとなる回も……

今回はそんなグロいトラウマ回独断と偏見でランク付けしてみました!

この記事を見て分かること
  • グロい死体が登場する回
  • サイコパスな犯人が登場する回
  • 初期の「コナン」はトラウマ回ばかりなのか

 

※本記事には原作のネタバレが含まれていますのでご注意ください。

 

 

 

グロいランキングTOP20

 

20位 :バスルーム密室事件
19位 日記が奏でる秘密
18位 :青の古城探索事件
17位 :毛利小五郎のニセ者
16位 :盗賊団謎の洋館事件
15位 :幽霊屋敷の真実
14位 :県警の黒い闇
13位 :疑惑の辛口カレー
12位 :消えた死体殺人事件
11位 :闇の男爵殺人事件
10位 :資産家令嬢殺人事件
9位 :歩美ちゃん誘拐事件
8位 :幽霊屋敷殺人事件
7位 :名陶芸家殺人事件
6位 :最後の上映殺人事件
5位 :赤い女の惨劇
4位 :山荘包帯男殺人事件
3位 :図書館殺人事件
2位 :美術館オーナー殺人事件
1位 :追い詰められた名探偵!連続2大殺人事件(2)

 

20位 : バスルーム密室事件

 

20位は原作20巻に収録された「バスルーム密室事件」です。

見どころ:血染めの風呂場、尋常じゃないガムテープの目張り、姉妹のドデカ感情
グロさ:★☆☆☆☆
トラウマ:★☆☆☆☆

 

このエピソードは原作が100巻を超えてもまだ鮮明に覚えていました。

お姉ちゃんと付き合っていた「彼氏」が妹を好きになった挙句、結婚しようとしたことによって起こった悲劇ですね。

大人になってから読み返すと、「彼氏」のクズさが鼻につきます。
妹も「自分は姉に殺されるんだろうな」って確信したうえで、自分を殺す姉の命を気遣うことまでしてますし、どういう気持ちだったんでしょう? ……

 

そんな人間関係のグロさもさることながら、殺害現場の状況もなかなかグロいんです。

目張りのガムテープの異様さ浴槽の血の描写など……後述する「青の古城探索事件」の非日常さとは異なり、このエピソードには日常と地続きの恐怖感がありますね。

 

 

19位 : 日記が奏でる秘密

 

19位は原作69-70巻に収録された「日記が奏でる秘密」です。

見どころ:日記の不気味さ
グロさ:★☆☆☆☆
トラウマ:★★☆☆☆

 

コナンくんら少年探偵団が立ち寄った洋館には、意味ありげな日記帳が置いてありました。

それを読んでみると、どうやら現在進行形で日記の主が子供を誘拐しているようで、しかも「子供は殺されているかもしれない」ということがわかります。

コナンくんたちは、無事に子供を救出できるか?という内容の回。

 

真相がわかった状態で読み返すと、日記はあくまで犯人の苦悩の羅列と偶然の産物であることがわかるのですが、初見だとこの日記が本当に怖いんですよね。

べったり赤いシミがついたページに「ボウヤすまなかった許してくれ」とだけ書かれているところなんて、思わずヒッ……と声が出ました。

雨の日の洋館という舞台設定と、ときおり姿を見せる「謎の影」が作中の雰囲気を盛り立てていて、子供の頃に読んでいたらこの回もかなりのトラウマになっていたと思います。

 

18位 : 青の古城探索事件

 

18位20-21巻に収録された、「青の古城探索事件」。

見どころ:次々と襲われいなくなる味方、謎のミイラ
グロさ:★★☆☆☆
トラウマ:★★★★☆

 

トラウマ回としてあまりにも有名ですね。

古城の閉塞感や、一人、また一人と消えていく少年探偵団の面々や、老婆(に整形した犯人)との追いかけっこなど、何度読み返してもハラハラする要素が満載です。

 

ただ、この事件の殺人はすべて過去に行われたものであり、死体として出てくるのはミイラのみ。

現在進行形で殺された人間が魅せるグロさはないこと、そして有名回なので何度も見返しているうちに怖さがちょっとだけ緩和した(笑)ことを踏まえてこの順位にしました。

めちゃくちゃ怖いんですけどね!

 

 

17位 : 毛利小五郎のニセ者

 

17位31巻に収録された「毛利小五郎のニセ者」です。

見どころ:アタッシュケースの中身
グロさ:★★★☆☆
トラウマ:★★★☆☆

 

この回は「毛利小五郎」のニセモノが出てくるトンチキ回……と思いきや

このニセ小五郎の首吊り死体といい、死体のそばにおかれたアタッシュケースの中身といい、結構なトラウマを与えてくれました。

アタッシュケースの中身は、古新聞……だったのですが、そこに黒い糸のようなものが挟まっていて……

それを取り出してよく見ると、黒く長い人の髪の毛だった、という。

 

「なぜ濡れた髪の毛が新聞の間に?」というところからまた推理が進んでいくのですが、読んだ当時ここが子供ながらに本っ当に怖くて、いまでもトラウマの回です。

黒髪ロングの女性は美しさの象徴ともいえますが、髪の毛単体になると途端に不気味化しますね。

髪も爪も みな宝物のように 美しく飾り立てるのに なぜ自らの体から切り離されただけで 汚く不気味なものとなってしまうのだろう 答えは 簡単 それらは全て 自らの死した姿に ほかならないからだ」と「BLEACH」29巻の巻頭ポエムでも書かれていますが、切り落とされた髪の毛は死を彷彿とさせるものなのかもしれませんね。

 

16位 : 盗賊団謎の洋館事件

 

16位17巻に収録された「盗賊団謎の洋館事件」です。

見どころ:洋館全体の不穏さ、不気味なカラクリ
グロさ:★★☆☆☆
トラウマ:★★★☆☆

 

時計職人の祖父が残した洋館の謎を解いてくれ、という依頼で洋館にやってきた毛利探偵一行。

ゴブリンの時計など不思議かつ不気味なカラクリと、誰かがこの洋館に監禁されている!と気づいた時の不穏さが最高な回です。

コナンくんが「壁の穴を覗いたら中から覗き返された」というシーンはアニメだとなお一層のこと、恐ろしさが増してますね。

 

これ、アニメスタッフもノリノリでホラー回にしようとしたんじゃないでしょうか。

近年でこそ「またコナンが変なことやってるwww」みたいな論調もありますが、初期の「コナン」は本当に怖かったんですよね……。

親のいない日に留守番しながら1人で観たときなんか最悪でした。

SNSですぐに感想をつぶやける現代とは違い、当時は恐怖を共有できる相手もおらず、ひとりで震えるしかなった思い出がよみがえります……。

 

15位 : 幽霊屋敷の真実

 

15位35巻に収録された「幽霊屋敷の真実」です。

見どころ:アパートで起こる怪奇現象
グロさ:★★☆☆☆
トラウマ:★★☆☆☆

 

怪奇現象については、種を明かされてしまえば「なーんだ」、となりますが、原作でもアニメでも演出が良く、ついビビってしまいます。

アパートの大家でもある爺さん(婆さんに見える)も不気味さに拍車をかけていますね。

 

また、冒頭で「4年前にアパート近くの公園で焼かれて死んだ若い女性」について言及されるのですが、そのコマで描かれた焼死体が思いのほかグロくてウッとなります

さらに言うと、その事件の犯人が4年間ずっと公園近くのアパートに住み続けていたというのがまた怖いです。
犯人、どういう神経してるんだよ……。

終盤からオチにかけてのせいでギャグっぽく処理されてしまった回ですが、読み返すとやっぱり怖かったです……。

 

14位 : 県警の黒い闇

 

14位86-87巻収録の「県警の黒い闇」です。

見どころ:近年では珍しいほどのグロ展開
グロさ:★★★★☆
トラウマ:★★☆☆☆

 

優秀な警察官が揃っている長野県警がメインの回だと、それにふさわしくシリアスで骨太な展開になることが多いですね。

川に浮かぶ生首身元が判別できないほど焼かれた胴体DNAをごまかすためだけに切断された指、……どれもグロかった……。

刑事たちの目の前で死んだように見せかけるトリック(※)を使った犯人も、一歩間違ったら本当に死ぬというギリギリまで体を張ってました。

※刑事たちの目の前で死んだように見せかけるトリック……車につながったロープを首にかけ、車が崖下に落下したときの勢いで首が切断されたようにみせかけるトリック

 

86-87巻と比較的最近の巻数でありながら、「コナン」超初期(10巻くらいまで)にあった尖ったグロさがありました。

 

13位 : 疑惑の辛口カレー

 

13位40巻に収録された、「疑惑の辛口カレー」です。

見どころ:カレー
グロさ:★★☆☆☆
トラウマ:★★★★☆

 

子供のころ、これを読んだあとしばらくカレーを食べるのが嫌になりました

永久歯(歯根つき)の混入しているカレーって……死体とはまた違ったキツいグロさがあると思います。

むしろ、死体は葬式以外であまり見ることはありませんが、歯とカレーは日常的に目にしていますから、こっちのほうが嫌悪感という意味では上かもしれません……

日常との地続きさを感じてイヤ~な気持ちになるんですよね。

 

この事件はもう、被害者の倫理観が破綻していたことが原因なんでしょうけども、犯行に使われたトリックもまあまあ陰湿なもので、この父にしてこの子(犯人)ありか……という気にもなってしまいます。

前述の「県警の黒い闇」などの派手さはないわりに、人間の心の弱いところや暗いところを煮詰めたような、誰も幸せにならないエピソードでした。

 

12位 : 消えた死体殺人事件

 

12位6巻収録の「消えた死体殺人事件」です。

見どころ:原作とアニメで異なる動機、猫ちゃんは無事
グロさ:★★★☆☆
トラウマ:★★☆☆☆

 

猫探しを依頼された少年探偵団が町中を探し回ったところ、ある家の窓から血まみれの猫ちゃんが出てきて……という回。

※猫ちゃん自体は無傷です

猫ちゃんもそうですが、少年探偵団が窓から浴室の死体を目撃したシーンのインパクトもなかなか強いですね。

あと、原作では犯人の動機は「自分の弱みを握って金を無心する兄が嫌になって殺した」ということでしたが、なぜかアニメでは「かつては立派だった兄が堕落したことに耐え切れず、今の兄を殺して自分が兄になり替わろうとした」という改変をされています。

 

しかも、真相を暴かれたからとコナンくんを殺そうとする始末……。ここらへん、後述の「館長」に通じるものがあります。

アニメだと犯人のサイコパス度が上がるため、よりトラウマになりやすかったかもしれません。

 

11位 : 闇の男爵殺人事件

 

原作8巻収録の「闇の男爵ナイトバロン殺人事件」が11位です。

見どころ:串刺しになった「闇の男爵」
グロさ:★★★★☆
トラウマ:★★★☆☆

 

このころの「コナン」、まだ絵柄に丸みがあって全体的にかわいらしい感じなのに、死体のグロさがアンバランスで本当に怖いんですよね。

この回では「闇の男爵」がホテルから転落して、銅像の槍で串刺しになるシーンがあるんですが、もうグロいのなんの

そのうえ……これは「コナン」を1巻から順番通りに読んでいた読者しか感じないことかもしれませんが……「闇の男爵」ってコナンくんの実父・工藤優作(世界的な小説家)が作ったキャラクターなんですよ。

原作5-6巻に収録された「江戸川コナン誘拐事件」では、優作本人が「闇の男爵」に扮しています。

 

なので読者には、優作=「闇の男爵」という印象があったんですよね。

この事件の被害者は無理やり扮装させられていただけですが――その「闇の男爵」が、串刺し。

きつい絵面でしたねえ……。

 

10位 : 資産家令嬢殺人事件

 

10位9-10巻に収録された「資産家令嬢殺人事件」です。

見どころ:コナン名物クズ令嬢
グロさ:★★★☆☆
トラウマ:★★★☆☆

 

「コナン」では園子ちゃんや紅葉ちゃんなどの主要キャラクター以外のお金持ち女性は、ほぼほぼ性格が悪く高飛車に描かれます。

このエピソードで出てくる「ご令嬢」も、自分の誕生日パーティーで結婚相手を探し、帰ろうとした花婿候補に対して「帰ったら今後あなたの会社との取引は断つ」と言い放ったり、高慢なところが見られました。

しかも2年前には、自分を助けに来てくれた女性から救命具を奪った挙句に見殺しにしていました。

犯人は2年前の意趣返しと言わんばかりに被害者たちを溺死させるのですが……水死体となった「ご令嬢」らの顔が本当に怖い。。。

 

この事件、9-10巻という初期なだけあって、まだ死体の目が開いているんですよね。

近年の「コナン」では目を閉じた死体が多いのですが、死体の目が開いてるだけで怖さ・グロさが段違いなんだということが、見比べてみるとよくわかります。

 

9位 : 歩美ちゃん誘拐事件

 

9位9巻収録の「歩美ちゃん誘拐事件」です。

見どころ:生首に怯えるころの歩美ちゃん
グロさ:★★★★☆
トラウマ:★★★☆☆

 

歩美ちゃんは「コナン」でよく誘拐されますが(コナンくんも)、その元祖がこの回だったのではないでしょうか。

ネタバレをしてしまうと、この回では歩美ちゃんは誘拐されたのではなく、かくれんぼで隠れるために勝手に車のトランクにもぐりこんだんですよね。

車が動き出したことに気づいたから、運転席に声をかけようとしたけれど、どうも会話がおかしい。
しかも、トランクの中に生首……!?

……と怯える歩美ちゃんですが、運転席と助手席に座ってるこわもての男性らは「劇団員」で、会話は「台詞の読み合せ」、生首は「芝居道具」だった、というオチでした。

 

しかしながら……この作り物の生首が、ガチで怖い&グロい!

オチは微笑ましいものですが、作中は本当に運転席の男性らが誘拐犯だと思っているし、歩美ちゃんもこの生首みたいになったらどうしよう!?とハラハラしてしまいました。

 

8位 : 幽霊屋敷殺人事件

 

8位は「幽霊屋敷殺人事件」です。

え、さっきもそんな名前の事件がなかった?と思われた方、ありがとうございます。

しかしながら先ほど紹介したのは「幽霊屋敷の真実」で、今回のは2巻収録の「幽霊屋敷殺人事件」。

 

ややこしいネーミングですが、どっちも原作回です。

見どころ:初期コナン真骨頂ホラー表現
グロさ:★★☆☆☆
トラウマ:★★★★☆

 

5年前に主人が何者かに殺害されて以降「恐怖の館」と呼ばれるようになった洋館が舞台

夫が亡くなったあと妻と息子は引っ越しているから洋館には誰もいないはずなのに、人の気配がする……なぜ!?というストーリー。

少年探偵団が巻き込まれた事件であるところも、正体不明のXから隠れながら真相を探るところも、「青の古城探索事件」を彷彿とさせますね。

 

ただし、この事件では父を殺したことを悔いて自首しようとする息子と、息子を逮捕されたくない一心で「時効」まで息子を地下室の檻に閉じ込めようとしている母(※当時は殺人に事項があった)……という、いびつな家族関係が描かれています。

動機だけでいうなら、あくまで「宝」目当てだった「青の古城」よりも、ずっとおぞましい事件だったと言えるのではないでしょうか。

子供のときの感想は「ああ怖かった」で終わった気がしますが、大人になった今になって読み返したら、しばらく放心状態になってしまいました。

親の愛ってなんなんでしょうね。

 

7位 : 名陶芸家殺人事件

 

7位16-17巻で描かれた「名陶芸家殺人事件」です。

見どころ:首吊り死体
グロさ:★★★★☆
トラウマ:★★★★☆

 

この回なんかやたらめったら記憶に残ってるんだよなあ、怖かったよなあ、と思って読み返したら、本当に怖くていったん本を閉じました

酔うと陽気になっちゃう素朴なオバちゃん(人間国宝の息子の嫁)がこんな姿に。。。。

首吊りばっかり記憶に残ってましたが、読み返すと頭から流血もしていて思ってたよりグロい死体でしたね。

 

めちゃくちゃ私事ですが、当時「るろうに剣心」も嗜んでいた子供だったので、鵜堂刃衛の「窒息死は汚く醜い 死体が涎糞尿を垂れ流す」というセリフを覚えていたため、なお一層ダメージを受けた記憶があります。

あとこのオバちゃん、右脚もぱっくり切れてて、そこも痛そうで嫌でした……

死体に対して痛そうとは?という感じですが、首吊りの経験はなくとも裂傷の経験はあるので、そっちに感情移入しちゃったんでしょうね。

本当にトラウマ回です。。。

 

6位 : 最後の上映殺人事件

 

原作23巻収録の「最後の上映殺人事件」が6位です。

見どころ:「映画館での迷惑行為はご遠慮ください」と言わんばかりの内容
グロさ:★★★☆☆
トラウマ:★★★★☆

 

私は映画が好きなので、このサブスク全盛の時代でもよく映画館にも足を運びます。

しかし、映画館で観る映画って、良くも悪くも同じ回を見る客層に印象が左右されちゃうんですよね。

後ろの人に席を蹴られたり、おしゃべりされたり、スマホのライトが見えたりすると、映画の内容が良くてもウーン。。。と思っちゃいます。

そんなわけで、映画館で「タバコを吸う」「チンピラを雇って喧嘩させる」「客にイチャモンをつける」など、ライン超えの迷惑行為をしていた今回の被害者には、一切の同情がありません……

 

が、グロいもんはグロいのでこの順位です。

グロくないですか、この演出!?

映画を見ている途中に、スクリーンに首吊り死体が投影されるなんてトラウマ以外の何物でもないでしょ!

被害者がクズ過ぎたため犯人の気持ちもわからなくもないのですが、こんな殺し方……他のお客さんに迷惑だろ!?と思わざるを得ません。

映画が好きだからこそ、この回のトラウマ度は高いです。

 

5位 : 赤女の悲劇

 

5位82巻収録の「赤女の悲劇」です。

見どころ:近年では珍しいホラー描写
グロさ:★★★★☆
トラウマ:★★★★★

 

アニメだと「赤い女の惨劇」と微妙にタイトルが違ってますね。

まあ……この回のトラウマ度を思えば、確かに「悲劇」よりも、「惨劇」のほうがふさわしいかも……?

事件そのものは理科の実験という感じで、まあグロいはグロいし、気づかなかったとはいえ死体とトマトの沈んだ湯船に手を突っ込んだ蘭ちゃんも気の毒だな、という感じだったんですが……

本当の恐怖は、事件が解決した後にやってきたんですよね。

 

――そもそも、赤女とは?↓

赤女とは
  • 15年前、不倫相手と貸別荘でイチャイチャしていた旦那を、別荘に乗り込んできた妻が包丁で殺害
  • 当時、妻は白いレインコートを着ていたが、レインコートが旦那の血で真っ赤になったあとも執拗に刺し続けた
  • 警察が駆け付け、妻は逃亡
  • 山の中を逃亡した妻は、底なし沼にはまって死亡するが、死体が上がってこなかったため誰にも気づかれなかった

 

……と、不倫クソ旦那を殺したあと、自らも沼に落ちて死んでしまった「赤女」ですが、その場には旦那と妻のほかにもう一人、「旦那の浮気相手」がいました。

「浮気相手」は、不倫とはいえ、愛した男性を目の前で殺され、「赤女」への復讐に燃えていました。15年間ずっと、もう相手が死亡しているとも知らずに……

――事件解決後、トリックは解明したものの、どうしてもつじつまが合わないことがある……と悩む一同。

そこに乱入する、謎の女(浮気相手)。

 

4位 : 山荘包帯男殺人事件

 

第4位はお待たせました、5巻収録の「山荘包帯男殺人事件」です。

見どころ:デブの偽装の仕方、生首の運搬方法
グロさ:★★★★★
トラウマ:★★★★★

 

動機は恋人が自殺に追い込まれたことへの復讐……という、「コナン」の中では割と横道なものなのですが、。

いかんせん殺し方、そしてアリバイ工作のやり方がグロいことで有名ですね。

  • 「殺し方」斧で全身をバラバラにする
  • 「アリバイ工作」→本当は痩せているが、普段は服の下に詰め物をして太ったふりをしている。犯行時は詰め物と交換した、被害者の首を服の下に隠すことで運搬

 

トリックの胆である「実は痩せている」ことをうっかり目撃してしまった(と犯人は思っている)蘭ちゃんが、二度も襲われたりなどすることも踏まえて、読者・視聴者の間で根強いトラウマと化した回です。

犯人が扮した「包帯男」の見た目の異様さ、被害者の死体のグロテスクさ、アリバイ工作のサイコパスさ……どれをとっても無二の回でした。

 

3位 : 図書館殺人事件

 

第3位はみんな大好き、「津川館長」が出てくる「図書館殺人事件」です。10巻収録。

見どころ:館長
グロさ:★★★★★
トラウマ:★★★★★

 

津川館長、その存在感が大きすぎるあまりグッズ化までされているんですが……原作を読み返すとガチの凶悪犯でビビります。

館長の罪状
  • 図書館を利用し麻薬を密輸し売りさばく
  • 麻薬取引に気づいた職員を惨殺
  • 少年探偵団らを殺害しようとする

 

これらの罪状に加え、館長が少年探偵団を探すときの「ヌッ」とか「ゴゴゴゴゴゴゴ」とかの、コナンらしからぬ効果音がまた怖いんですよね。

「青の古城」も「幽霊屋敷殺人事件」もそうでしたが、少年探偵団による、相手のホームでの鬼ごっこ/かくれんぼ回って本当にドキドキしますね……

 

2位 : 美術館オーナー殺人事件

 

第2位4巻収録の「美術館オーナー殺人事件」です。

この事件もまた、館長が犯人なのですが、被害者が嫌なやつすぎてこっちの「館長」にはまだしも同情してしまいますね。

それに、老人と言って差し支えない見た目の館長が、決して軽くないであろう甲冑を着たうえであの殺し方をするのは、もはや見事というほかないです。

……まあ、この回をはじめて観たときはとてもそんなことを思う余裕はなく、ひたすら怖くて怖くてたまりませんでしたが。。。

見どころ:規制が緩かった時代のグロ死体
グロさ:★★★★★
トラウマ:★★★★★

 

被害者は美術品を「カビの生えたガラクタ」と言い放つ、とても感じの悪い美術館オーナーです。

容疑者となったのは、オーナーと同じく美術品に対し価値を感じていないのか、展示品を素手で触ったり落としたりする職員でした。そんなやつクビにしたらいいのに

こんなやつらに囲まれた館長の心境たるや……とも思いますが、殺し方が本当にグロい!

 

館長は被害者の喉元を長剣で刺したうえ、そのまま死体を壁に張り付けました

死体は両目をかっ開いており、口も大きく開けられていて、しかし両手足はだらんと垂れ下がっていて……もう本当に怖い。

免疫のない令和の子供に見せたらダメかも。。

 

1位 : 追い詰められた名探偵!連続2大殺人事件(2)

 

そして「包帯男」と「館長」を押さえた第1位は……

14巻収録の「追い詰められた名探偵!連続2大殺人事件(2)」です……!

見どころ:井戸から出てきた被害者の死体の恐ろしさ
グロさ:★★★★★
トラウマ:★★★★★★★

 

デブ偽装犯人や図書館のほうの館長は、言うてもまだ恐怖の中にもどこかコミカルさもありましたが……この回は個人的に、ガチ恐怖100%です。

その理由は被害者の死体描写にあります。

画像検索するのが本当に、本当につらかった。。。

 

17位で紹介した「毛利小五郎のニセ者」では、アタッシュケースに入っていた「濡れた長い黒髪」が怖かったと書きました。

10位で紹介した「資産家令嬢殺人事件」では、「目が見開かれた水死体」が怖かったと書きました。

そしてこの「追い詰められた名探偵!連続2大殺人事件(2)」で出てくるのは、「井戸(水場)」から引き揚げられた「長い黒髪」「見開かれた目と口」の女性の死体でした。

 

しかも死因が刺殺のため「流血している」「逆さづり」というオマケつきです。

怖い要素が役満すぎます

個人的にはこの死に顔がトラウマの天元突破で、大人になった今でも夜の風呂で思い出したくないレベル。

本っ当に怖い……

 

 

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【名探偵コナン】トラウマシーンやサイコパス回まとめ

 

まとめ
  • ~10巻くらいの超初期の「コナン」の死体はグロいのがデフォと思ったほうがいい
  • ~30巻くらいの「コナン」のトラウマ率の高さはすごい
  • 80巻~にも時折エグい展開がある(特に長野県警回)

 

以上、独断と偏見で選んだ「コナンのグロいトラウマ回」TOP20でした!

いや~……この記事を書くために読み返すのがキツかったです!笑

子供のころ、アニメコナンの死体が映るシーンだけ目を閉じて、一緒に見ていた親に「もう怖いの終わった!?」と聞いてたなあとか思い出しました。

皆さんのご意見やご感想も、ぜひコメント欄にお寄せ下さいね♪

 

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