ダンダダン-シャコ星人のかっこいい変身能力は？元ネタや本名についても

今回は、ダンダダン シャコ星人の解説です。

シャコ星人は個人的にお気に入りということもあり、過去にアップしましたランキング形式の動画では常連キャラです。

なにが良いかと言えば、やっぱり「義理人情に厚い」というところです！

基本的に温和な性格ながら、守るべき者がいれば身を犠牲にしてでも助太刀する。

このシャコ星人の忠義さは、作中随一でしょう。

シャコ星人の初登場～活躍

上記がシャコ登場回（登場話数）となっています。

この間にも目覚ましい活躍や、恋愛エピソードもありますので以下で深掘りしていきます↓↓

初登場 （20話～）

セルポ星人のリベンジマッチでギグワーカーとして連れてこられていたのがシャコ星人です。

実際はドーバーデーモンですが、パンチの特性からシャコと呼ばれるようになります。

元ネタはこちら↓↓

作り出された虚空に海パンネクタイスタイルで突如として現れ、オカルンとアイラを襲います。

その後、合体しても倒されてしまったセルポはそのままシャコを置いて退散します。

残されたシャコは重傷を負いながらも「このまま帰るわけにはいかない」とモモたちの前に再度現れますが、そのまま力尽きて倒れてしまいます。

目を覚ますと、知らない天井。周囲を見渡すとモモらが様子を見守っており、よく見ればさっきのケガの手当てもしてくれているという状況。

しかも自分のためにカレーまで作ってくれているということまで分かり、シャコは嬉しさのあまり泣いてしまいます。

こんなちゃんと治療してくれて

こんなに優しくされたのははじめてでいス

そして、シャコは「もう二度とあなた達を傷つけたりしないでいス」と約束します。

そこからはまず腹ごしらえということで、星子がみんなにお寿司を振る舞いますが、

これに星子やターボババア・モモが激怒するなど、賑やかすぎる食事シーンが描かれました。

過去（ドーバーデーモン牛乳エピソード）

その後、落ち着いた際にシャコが自分語りを始めます。

シャコの民族は紛争地帯ということで自国に供給能力がなく、外に出て外貨を稼がなければ生きていけない環境にありました。

運良く民族的に体が強いという武器があり、それを活かしてボディガードのような仕事などはあったようです。

ただ、シャコ星人はその中でも弱い落ちこぼれの部類で、他の仲間たちのように仕事がありませんでした。

なので今回のセルポに引き連れられたように危険なアウトローの仕事を選ぶしかなかったのです。

そして、シャコがそこまで仕事で稼ぐ理由が息子の存在でした。

息子チキチータは体内の血液が尿や便で出てしまう病気で、毎日新しく血を取り込まなければ死んでしまうというギリギリの生活を送っていました。

この病気により奥さんは亡くなっており、なんとか残されたチキチータを救うためにもお金が必要だったのです。

私が弱いせいで妻を死なせ

あなた達を傷つけ

息子にも辛い思いをさせてます

ここで、シャコは後悔と重圧に耐えながら働くという父親像が見えてきます。

なんとかしてあげたいオカルンと、一時的に助けても根本的な解決にはならない意見のモモが口論を始めてしまい、シャコ自身も自分が真っ当に働くしかないと分かっていたので、ここまでよくしてもらった感謝を述べて立ち去ろうとします。

するとそれまで静かだった星子が急に「お前ぇの血よぉ　臭ぇんだよ」とエグい発言をします。

よくこのシリアスな状況で言えたなと感じましたが、これが核心をついた一言でした。

星子はシャコを手当てした包帯から懐かしい匂いを感じ、それが学校などで牛乳をぞうきんで拭いたときのあの独特の臭さだと気付きます。

そして、試しにシャコに牛乳を飲ませたところ

同じでいス!!

私達の血と同じでいス!!

まさかのシャコの民族の血液というのが、牛乳だったことがここで判明。

こうして牛乳さえあれば息子は助かると分かり、知り合いの酪農家から牛一頭をもらいそれをシャコにあげる形でこの牛乳話は解決します。

ただでさえ治療や食事を施してもらったのに、ずっと抱えてきた悩みまで解決してくれた星子たちには感謝しかなく、シャコは強い恩義を感じます。

そして、今後なにかあった時は必ず味方になるという約束をして宇宙船で帰っていきました。

邪視編 （47話～）

シャコは邪視編にて3回目の登場を果たします。

それも終盤のvs邪視のときに、宇宙船に乗って現れます。

状況は、邪視vsモモ・満次郎・鬼頭ナキチームが数的有利の1対3で戦うも劣勢となり、モモが限界を迎え能力が発動しなくなったときのことです。

その後は定番の綾瀬家にて食卓を囲み、解散するときにモモから「そういえばシャコの和名は？」と名前を聞かれ、ここで本名が明らかになります。

ペニーチンコスでいス

これを聞いたモモ・アイラ・オカルンは、何がなんでも名前を呼んでたまるかと「シャコ」呼びを徹底するのでした。

その後、ジジの中にいる邪視がたびたび現れては暴れてしまうということで、オカルンは「自分が強くなって邪視を抑える」と考えます。

そして、向かった先が酪農場。

そこではシャコが辺新（ペニー）という名で住み込みで働いていました。

シャコはオカルンから「ジブンを弟子にしてください」「パンチの打ち方を教えてください」と懇願されますが、「イヤでいス」と断固拒否。

「暴力はよくない」という理由からでしたが、自分も戦闘民族でバリバリ武闘派にも関わらずそこは考慮しないんかいというシャコの天然な姿が好きでした。笑

結果的に、ターボババアに連れられた音楽室の特訓にて強くなったオカルンはなんとか邪視を抑えることに成功。

ただその影響で綾瀬家が全壊してしまい、星子が金はないけど建て直すしかないだろと言っていたところで、シャコが再登場します。

心配したオカルンが帰りの足でシャコに相談したとのことで、恩返しをしたいシャコはルドリスに声をかけてくれていました。

しかし、これを知らない星子とモモは敷地内にいた謎の宇宙人だと勘違いし、思いっきり蹴りを入れてしまいます。

「ぶべら!!」と蹴り飛ばされたルドリスが怒りながら「トゥンムトゥンム!!」と言っているのを見て、シャコは「彼は美女に蹴られて光栄だと言っているでいス」と通訳をしてくれます。

絶対に違うと思いますが、モモに疑われながらもここは流されます。

そして、このルドリスは「建築のスペシャリスト」であり、ナノスキンを使用すれば家を建て直すなど造作もないとのこと。

ここで、シャコからナノスキンについて深く語られます。

こうして、ルドリスを筆頭に全員が家の修復作業を行っていき、夜通しかけ無事明朝に完成します。

星子に感謝されたシャコは「星子様のためならなんでもするでいス」と、改めて義に厚いキャラだなーと思っていたところ、ルドリスも「トゥンムトゥンム!!」と叫び出します。

通訳が得意なシャコが「ルドリスさんも美女を手伝えて光栄だと言ってまぁス」とまたまた適当な内容をぶっ込んできて、星子からも「お前言葉わかってねぇだろ」とさすがにツッコまれていました。

シャコにも適当な部分があったんですね。笑

ちなみにこの後、セルポ6郎から「全知全能の存在」「なかなか出会えることがない」というルドリスがどれだけすごい存在なのかという情報を知る一向でした。

クル編 （72話～）

バモラの言語が聞き取れなかったことで、オカルンらは同じ宇宙人のシャコに相談します。

すると、バモラを見て「何者でいスかこの人は」と一目で宇宙人だと分かったようでした。

そして「自分らとは全然違う」「一緒にしないでほしい」と珍しく否定的なことを言いつつも、翻訳機を出してくれて協力してくれます。

結果すべての言葉は分からなかったので、シャコが翻訳機を改良するという形で一旦話は終わります。

ここからの話が、個人的には1番好きです。

このクル編がシャコの良さが1番発揮されたと思うエピソードではないかなと思います。

クルが地球に襲来し、各地でモモやオカルン、ジジ・アイラが攻撃を受けます。

善戦しますが、勝てたのはモモ・セルポチームのみでありオカルンやジジアイラチームは敗北します。

中でもオカルンのダメージがひどく、命の危機という状態。

これを助けてくれたのがシャコでした。

その後は、クルの2度目の襲撃に備えるために「特訓編」へと移り、シャコは主にアイラと手合わせする形でパワーアップしていきます。

そうして準備を整えていたところに再度クルの襲撃という状況となり、ここから激戦となっていきます。

初めはチーム戦で戦っていましたが、次第に戦況が変化しシャコは当初から戦っていたカマキリ型のスーツを使用するクルとタイマンになりました。

陸上戦でかなり苦戦を強いられていたこともあり、シャコは水中戦に持ち込もうとします。

ただ、相手もタガメのような水中フォームへと変形したことでアドバンテージが取れなくなり、ここでも劣勢となっていきます。

相手の猛攻を耐えながら、もう限界か..

と思いきや、実はシャコは起死回生の一撃を狙っていました。

自分のパンチが当たる近距離にまで追い込み、ここで初めて一撃を入れます。

クルのスーツが内部から崩壊するほどの威力で相手は何をされたのか分からないまま、シャコの解説を聞くことになります。

私は変身すると24倍強くなって

その上で水中だと パンチ力が10倍上がりまあス

なので240倍強くなりまあス

「あり得ないバカみたいな計算式でハッタリだ」と認めようとしないクルに対して、シャコは問答無用で240倍の力を乗せた必殺技「ジャットパンチ」をお見舞い。

これがクリーンヒットし、相手は水中で爆散するのでした。

このシャコの戦闘シーンは、過去にアップした「ベストバウト」でランクインさせるほど個人的に好きな名シーンなので、ぜひ見て頂きたいです！

こうしてタイマンに勝利したシャコは再びモモらの戦場へ戻り、みんなで共闘しバモラを助け出すことに成功しました。

そして、このクル編が終わり後のオンブスマン、メルヘンカルタではシャコの登場はありません。

ただ、また必ず登場するキャラなので、次回も楽しみにしたいと思います！

恋愛

シャコの義理人情の厚さや、かわいらしくて天然な性格、戦えばけっこう強いというキャラ性はみんなから愛されています。

病気で奥さんをなくし、息子チキチータのために働く父親像もすごく素敵です。

そんなシャコにも、好意を寄せてくれる女性の存在がありました。

名前は明かされていませんが、同じ酪農場で働く綺麗な女性で、いつもチキチータの面倒を見てくれていました。

シャコのことはどこまで知っているのかは分かりませんが、特訓で傷ついて帰ってくるシャコを見て想いを告げます。

怖いんです　辺新さんに何かあったら　私…

シャコの事情を察しながらも、その想いからつい深くを聞いてしまうこの女性。

想いを告げるときには赤面していたことからも、間違いなくシャコに惚れているでしょう。

実際、シャコがモモたちとの特訓のために早起きをして家を出るところを呼び止められました。

その時間、なんと「真夜中3時20分」。

女性が来ているベンチコートを見ても、真冬でかなり寒い中待っていたことが分かります。

仕事そっちのけで、毎夜コッソリ家を出ては傷だらけで帰ってくる謎の男・辺新を放ってはおけないようです。

シャコも、この女性を心配させまいとこのように応えます。

大丈夫でいス　絶対に帰ってくるでいス

「父子家庭であることを知りながら、チキチータの面倒を見続けてくれ、しかも仲がよい」というまさに、今後の恋模様が気になるところですが、シャコの気持ちはどうなのでしょうか？

亡くしてしまった奥さんのこと。

チキチータが懐いている良き女性。

という葛藤をしているのかもしれません。

どちらにせよ、この女性とシャコの関係が分かるシーンをもっと見てみたいですね。

さらに身内っぽくなれば、星子がお母さん、この女性がお姉さんというキャラも確立されていきそうですしね。

今後の展開にも期待です。

70%OFFでダンダダンを安く読む方法

[ダンダダン]1巻読みました。 女子高生＋オカルトオタクVS幽霊&宇宙人のオカルトバトルアクションラブコメ青春全部盛りマンガ。 幽霊にとりつかれたり宇宙人にさらわれたり、えげつない状況なのにどこかアホらしい。だけど構図とテンポは最高。 とにかく主役二人の問答が微笑ましい。面白い。 pic.twitter.com/VIXsiWwgvK

— つじくん(マンガ大好き芸人) (@kodona32) August 17, 2021

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【ダンダダン】シャコ星人についてまとめ

さて、ここまでシャコ星人の登場や活躍・過去や恋愛事情を解説してきました。

ルドリスやセルポとも仲が良く、人類と宇宙人の架け橋になってくれる存在がこのシャコ星人だと感じます。

「受けた恩は返し続ける」という、義理の男・シャコの活躍はまだまだ続きそうです！