【リリーのすべて】の物語の中で、主人公・アイナーが鼻血を出してしまうシーンがあります。
アイナーが、妻・ゲルダと一緒にパーティへ参加した時のことです。
ゲルダのいたずら心で、アイナーが女装させられました。
そこで、アイナーはとある男性と知り合います。
ゲルダが目を離した少しの間で、その2人はトークが盛り上がりました。
このタイミングでアイナーは鼻血を流します。
なぜ、アイナーは鼻血を出してしまったのでしょうか?
今回は【リリーのすべて】に登場するアイナーについてお話します↓↓
★この記事を見ることで、アイナーが鼻血を出した理由が分かります!
目次
【リリーのすべて】アイナーの鼻血の理由は?
公開中の『リリーのすべて』。実話ベースなので本来笑ってはいけないのだけど、ベン・ウィショーが女装のエディ・レッドメインにグイグイ迫る(そしてエディも満更ではない)シーンは試写室で大笑いしてしまった。そういうのが好きな方は是非! pic.twitter.com/g8IezYUE5n
— 長谷川町蔵 (@machizo3000) March 25, 2016
アイナーが初めて女装したまま、ゲルダに連れられて舞踏会へ行きます。
冒頭でお話した通り、アイナーが鼻血を出すシーンがありますが、特にその理由は分かりませんでした。
何故なのか、非常に気になりますよね?
ここでは、アイナーの行動ととに見ていきましょう↓↓
ゲルダの案でアイナーは女装をして舞踏会へ行く
アイナーとゲルダは、お互いに画家でした。
ゲルダが描く予定だったモデルが来れなかったことで、アイナーに代わりをお願いします。
そして絵を描いた後に、ゲルダの出来心でアイナーは女装したまま「リリー」として舞踏会へ行きました。
そこで、リリーは男性のヘンリクと意気投合します。
現実的には、意気投合するのは自然なことですが、問題はアイナーが女装をしているということ。
ヘンリクがリリーを女性として勘違いしているのか、女装をしたアイナーだと理解しているのか分かりませんでした。
そしてこの展開は、ゲルダにも予想できなかったことでした。
自分の夫が別の男性と良い雰囲気になっているので、複雑な心境でしょう。
ゲルダがショックを受けた表情や空気感がすごく繊細に描かれていて、見ているこちらも気まずかったことを覚えています。
ヘンリクに誘われ流れのままキスをしてしまう
アイナーとヘンリクの良い雰囲気を見て、混乱したゲルダ。
さらに、ゲルダは驚きの光景を目にします。
なんと、ヘンリクに誘われたアイナーはキスをしてしまったのです!
「配偶者がいるから」とか「自分は男性だから」など、アイナーの中でも葛藤があったと思います。
しかし、アイナーは女性の「リリー」になりきろうとしていました。
「抗うことのできない運命」と言えば、分かりやすいかもしれません。
自分はこれまで男として生き、妻・ゲルダを愛してきました。
ただ今は、女性としての自分に目覚め、男性のヘンリクとキスをしたのです。
アイナー自身も、自分に何が起きているのか混乱していたと思います。
男性に異性として見られること、そういった視線を向けられることは初めてだったのです。
喜んでいいのか、拒んだ方がいいのか、かなり迷ったのだと感じました。
キスシーンをゲルダに見られていることに気付いたアイナーは鼻血を出す
流れのまま、ヘンリクとキスをしてしまったアイナー。
そして、その現場を妻・ゲルダに発見されてしまいます。
先ほども解説した通り、アイナーは混乱の中、配偶者であるゲルダ本人にバレてしまったのです。
その瞬間、アイナーは鼻血を出します。
アイナーとしては、魅力ある相手と恋仲になることは、別におかしなことではないと感じていました。
そして、この時点ではゲルダもアイナー自身も「リリー」になっていることに慣れていません。
なので、2人とも何が起きているのか理解できなかったのです。
自身の正直な嬉しい気持ちとゲルダにばれた混乱から鼻血が出たと考察
アイナーとヘンリクのキスシーンは、本当に葛藤だったと思います。
アイナー視点だと、このような気持ちが働くでしょう↓↓
●キスされたということは「女性として」「リリーとして」魅力があった
●素直に嬉しい気持ち
●キスをしてしまったことによる、ゲルダに対する罪悪感
●妻ゲルダに見られてしまった羞恥心
アイナーは様々な感情との間で板挟みになり、混乱から鼻血が出てしまったのでしょう。
単に「嬉しくてのぼせた」という、単純な理由ではなかったと感じます。
普段経験しないことだからこそ、メンタル面にも強くストレスがかかります。
「鼻血」という表現方法で、アイナーの限界値を示したのでしょう!
【リリーのすべて】についてまとめ
朝起きて隣にこんな人いたらもう鼻血もん。笑←
リリーのすべての時のエディはほんまに美しすぎる😭#エディレッドメイン #EddieRedmayne #リリーのすべて pic.twitter.com/jrUwh6BIcI
— まどちゃん (@eddie_madochan) January 3, 2019
まとめ
●ゲルダの出来心で、アイナーは女装をして舞踏会へ行く
●パーティで出会った男性ヘンリクに誘われて、流れのままリリーとしてキスをしてしまう
●キスシーンをゲルダに見られたタイミングで、アイナーは鼻血を出す
●キスされた嬉しい気持ちと、ゲルダにバレた混乱から、感情の限界により鼻血が出たと考察
以上、【リリーのすべて】のアイナーについてお話しました!
女性としての初キスシーンにより、アイナーとゲルダの人生に大きな影響を与えました。
もし「自分のパートナーが同じことになったら?」と考えると、かなり驚きます。
相手が選んだ道ですが、すぐに決められることではありません。
リリーとしての人格が目覚めた後も、どんどん気持ちが確立されていきます。
アイナーの場合、確立というよりは「元に戻っていく」「あるべき姿に戻っていく」のだろうと感じました。
自身の気持ちと葛藤するリリーを、ぜひ見てみて下さい^ ^
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