月刊少年ガンガンで現在連載中の作品【黄泉のツガイ】。
こちらは、あの「鋼の錬金術師」の作者・荒川弘さんによる最新作で、黄泉のツガイにもその面影が出てきます。
作中では主人公・ユルや、その双子の妹であるアサなど個性的なキャラが多く登場します。
そんな兄妹の絆が描かれる作品でありながら、いきなり序盤からアサにいろいろと怪しいところを感じました。
実はアサには、ユルも知らない秘密があるようです。
単行本も3巻と、まだまだ開始直後ですが「その正体が気になる」というファンも多いです。
今回は、そんなアサがいったい何者なのかを考察していきましょう↓↓
※現在発売されているコミックス3巻までの内容となります
目次
アサの正体は何者?
黄泉のツガイ2巻まで読み終わった!
めちゃくちゃおもしろいやん!!! pic.twitter.com/p7jW3klhuF— いなけん (@ina_ken_18) April 18, 2023
黄泉のツガイに登場するキャラクター、アサ。
最初の舞台となる東村で「夜と昼を分かつ双子」として生まれます。
その後、兄・ユルは村を自由に行き来して、妹のアサだけは村内の洞窟の中で隔離されていました。
第1話から違和感の多いシーンですが、ここからさらなる謎が襲い掛かるのです。
そんなアサには謎な部分が多く、作品の中でも気になる部分ですね!
この謎多き少女・アサの正体について、分かる範囲で見ていきましょう↓↓
正体① アサは村の内外に計2人存在する
主人公であるユルの双子の妹、アサ。
実はそのアサは、2人存在しています。
ユルが暮らしていた村の奥にある座敷牢に、幽閉されているアサ。
さらに、村の外にもう1人アサと名乗る少女がいます。
幽閉されているアサは、真っ黒な長髪に和服を身にまとい、おとなしいイメージのある少女です。
対して村の外にいるアサは、幽閉されているアサとおなじく、黒の長髪でワイシャツと黒いパンツ、黒いコートを身にまとい、目つきは少々きつめです。
そんなアサの1番の特徴として、右目側に黒い眼帯をしています。
正体② 東村の襲撃犯が本物で牢屋の女は偽物 (偽アサ)
村の外にいたアサは仲間たちとともに、ユルのいる村を襲撃してきます。
このアサこそがユルの本当の妹で、幽閉されているアサはある事情により村にいた偽物だったのです。
アサは幽閉されている偽アサを発見すると「悪趣味だ」と言いながら、牢屋ごと彼女の命を奪ってしまいます。
その後、アサは仲間と合流したところをユルに見つかり、弓矢を突きつけられながら尋問されます。
その時、幽閉されていたアサは「村の一部の人たちが作り出した偽物である」と明かしました。
幽閉されていたアサは、村の人たちがユルまで村から出ていかないようにと用意した『作り物のアサ』だったのです。
ユルと全く同じ血の匂いがするといい、アサが本物であるような発言をユルのツガイがしています。
正体③ 子供を狙わないなど優しい一面がある
アサとその仲間たちは村を襲撃した際、大人や歳を召した者を中心に命を奪っていました。
ただ、アサは子供にだけは攻撃をしませんでした。
座敷牢を襲撃後、仲間のところに合流する際、アサは息子と傷ついた母の親子を目にしますが命を奪うことはせずに見逃しています。
仲間がユルに矢を打ち込まれたときも、ユルを追いかけずに仲間の傷のほうを気にかけ離れることはありませんでした。
他にも、ユルのことを本当に心配しており、ユルの無事を確認できた時、涙を流してしまうほど安堵した様子が描かれています。
ここから、アサは襲撃犯の1人ではありますが、優しい性格であることには変わりないように感じます。
でなければ、その子どもだけではなく東村も全滅させていたことでしょう。
正体④ 兄・ユルが大好きなブラコン
そして、アサには結構な頻度で兄・ユルのことが異常に好きである描写があります。
いわゆる「ブラコン」のような言動です。
ユルの村を襲撃後、アサは1度自分の屋敷に戻りました。
そんなアサを探し、アサの仲間とともにユルが屋敷にやってきます。
兄が屋敷に来ることを知り、出迎えたアサのユルに対する第一声は「兄様!!死んでない!?生きてる!?」でした。
その後も、何かにつけて「ぎゅってしていい?」と言ってしまう始末。
屋敷が賊に襲撃された際、ユルが弓を使って襲撃者の1人を仕留めた時の強さに感激していました。
屋敷が襲撃された後、一旦落ちつ屋敷にいる人たち全員で食事をしているときも、ユルが食事をしているだけで感激の涙を流します。
仲間がその様子に、若干引いていたのは言うまでもありません。
他にも、ユルとの別れ際にスマホで写真を撮っていますが、他の人が入り込んでいるところを即削除しています。
わたし自身は事情の関係もあり、このような態度になるのも微笑ましく思います^ ^
正体⑤ 1度死亡している
仲間思いで、兄であるユルのことを大切に思っているアサですが、実は1度命を落としているのです。
ユルとアサは特殊な力を持っており、命を狙われています。
そのため体調不調で入院していたアサは、東村と呼ばれるユルがいた村の刺客に命を奪われてしまいます。
命を落としたアサは、黄泉の国の手前の不思議な世界を見ました。
アサは真っ先にユルの心配をし兄が命を落としていないかが気になり「ここでは死ねない」と決意し、生きることを選びます。
そのときにある力を得て、生き返ることが出来ました。
アサの命を奪った刺客たちは、生き返ったアサにより逆に命を奪われることとなります。
もちろんアサ本人も、こうしなければ生きながらえないと判断したための行動だったのでしょう。
正体⑥ 「解」の能力を持つ
村に昔から伝わる「封」と「解」の力。
2つの力をユルとアサがそれぞれ持っていることにより、命を狙われています。
解の力はアサが宿しており、その力を求めて刺客に一度命を奪われてしまう。
黄泉の国の手前である不思議な世界にきたアサは、その世界にいる「解」と言われる覆面の存在にある提案をされます。
「生き延びたいなら吾を受け入れろ」と。
「命を断ちたいならその場から落ちればいい」と。
アサは兄の身を案じており「自分が助けにいかなければならない」と生きることを決めます。
そして解の力を手にいれ、生き返ることが出来ました。
解の力は、世のあらゆるものを強制的に『とく』ことが出来る能力です。
強力な結界も、ツガイの契約なども無理やり解除出来てしまうものなので、十分に驚異的な能力でしょう。
正体⑦ おはぎ・だいふくというツガイを持つ
そして、アサには「おはぎ」と「だいふく」というツガイがいます。
このツガイは元々、屋敷を襲撃してきたツガイ使いのものでした。
ですが、おはぎとだいふくの能力を知ったアサは、解の力を使って契約を解除してしまいます。
初めはこの2体に名前はなく、元々のツガイ使いも「家畜のようなもの、名前を付けて馴れ合いなんてしない」と発言していました。
そのため、おはぎとだいふくはきちんと向き合ってくれるアサには懐き、側にいることを望みます。
アサと仲間たちは、おはぎとだいふくのことを「陰陽ちゃん」とも呼んでいます。
由来としてこの2体が、勾玉のような白黒の模様がそれぞれに描かれているためでしょう。
「おはぎ」と「だいふく」と名付けたのは、元々のツガイ使い。
男性なのですが彼は甘いものが好きで、色味が似ていたのが理由と思われます。
二体の名前を聞いたとき、アサはとてもほほえましい表情で彼を見ていました。
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【黄泉のツガイ】アサの正体についてまとめ
「黄泉のツガイ」3巻。怪奇と謎とが交錯する伝奇アクション。兄様が兄様ならアサちゃんもアサちゃんですね。どっちも覚悟が決まってる!誰と誰がどうなっていくのかまだまだわかりませんが、それはさておきやべぇのは出てくる。#黄泉のツガイ pic.twitter.com/8Kya45GWyA
— ムトmotu (@mutomotu) February 19, 2023
アサの正体について
- 正体① アサは村の内外に計2人存在する
- 正体② 東村の襲撃犯が本物で牢屋の女は偽物
- 正体③ 子供を狙わないなど優しい一面がある
- 正体④ 兄・ユルが大好きなブラコン
- 正体⑤ 1度死亡している
- 正体⑥ 「解」の能力を持つ
- 正体⑦ おはぎ・だいふくというツガイを持つ
ここまで黄泉のツガイに登場する主人公ユル・妹、アサの正体について見てきました。
ダークファンタジーな作品なのもあり、キャラクターの過去が複雑なものが多いように感じます。
3巻の時点では、まだまだ明かされていない設定や情報もあり、これからの展開が楽しみな作品です!
アサのユルに対する態度と、他の人に対する態度の差も、読んでいて面白いのでぜひ一度手にしてみてください^ ^
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