【よふかしのうた】には、吸血鬼が登場します。
よくある吸血鬼というのは、このようなイメージではないでしょうか?
- 人間の血を吸って殺す
- 人間の血を吸って眷属にする
- 犬歯がキバのように発達している
- 十字架が苦手
- にんにくが苦手
- 日の光が苦手
など、意外と挙げだしたら色々と出てきますね!
よふかしのうたでも、これが当てはまっているのもあれば、違うのもあります。
特に「十字架が苦手」「にんにくが苦手」などは、一切出てきません。笑
しかし、逆に一般的な吸血鬼が苦手としないようなものが、キーアイテムになったりもしています。
それは「吸血鬼の殺し方」にも大きく関係する重要な内容です。
この話が出てきてから、一気にハラハラしたストーリー展開にもなったような気がします。
では、吸血鬼とは殺すことができるのでしょうか?
今回は、よふかしのうたの「吸血鬼の殺し方」についてお話します↓↓
- 吸血鬼を「殺す方法」
- 「弱点」や「10年ルール」について
目次
よふかしのうたで吸血鬼の殺し方は?
コトヤマ『よふかしのうた』9巻
探偵vs吸血鬼。なぜ探偵は吸血鬼を追うのか。アニメ化も決まりますます目が離せない。ハロウィン。 pic.twitter.com/htArZWwEdX— ほたる@読む (@Crowd_Firefly) November 18, 2021
冒頭では、吸血鬼の殺し方について触れました。
この話が登場したのは「吸血鬼 vs 探偵編」で大きく取り上げられましたね!
その発端となったのは、吸血鬼の存在を知りながら、強い殺意に芽生えている探偵「鶯アンコ」の存在です。
彼女は学生時代に、元々ナズナの友達だった「目代キョウコ」でした。
鶯アンコは、いわば探偵用のハンドルネームと言ったところです。
吸血鬼によって家族をバラバラにされたという苦い過去を持ち「誰もいない夜」を作るために、吸血鬼の存在を世間に公表しようとしていました。
結果的には、誰も殺さずに自分だけが死のうとしていましたが、問題はそこではありません。
「吸血鬼を殺す術を知っている」というのが問題なのです。
探偵が使用した方法は、驚くべきものでした。
一体、どのような方法で吸血鬼を殺そうとしたのか?
早速、解説していきます↓↓
吸血鬼の弱点は「3つ」存在する
まず、吸血鬼には「弱点」が存在します。
それは「物」「日光」「血」の3つです!
「日光」や「血」はなんとなく分かりそうですが、最初の「物」というのは謎ですよね?
実はよふかしのうたでは、この「物」というのが1番キーアイテムになります。
それほど、吸血鬼の弱点として効果を発揮するのでした。
では、前置きはここまでにして、1つずつ詳しく見ていきましょう↓↓
殺し方①「人間時代の思い入れが強かった物」
まずは、吸血鬼の殺し方で1番効果があるのが「人間時代に思い入れが強かった物」です。
根本的に、人間から吸血鬼になった場合「人間だった頃の記憶が消えていく」という習性があります。
なので、吸血鬼は「人間時代の記憶=不要」とも考えられます。
そんな忘れていた不要なものを、再び手にした場合どうなるでしょうか?
吸血鬼の場合、拒絶反応が強すぎて「死に至る」こともあるのです。
例えば、桔梗セリの眷属となった秋山こと「あっくん」は、探偵にメガネをかけられて苦しんでいました。
これは、あっくんが人間時代に愛用していたメガネだったものです。
まだ、眷属になって日が浅く人間の記憶も残っていたため、気分が悪くなる程度で済みました。
ただ、これが吸血鬼になって長い期間忘れていた場合は、もっとひどい反応となります。
探偵がまだ学生だった頃、父親が吸血鬼に恋をして眷属になりました。
結果、父親は母親を吸い殺し、目代も殺されそうになります。
その時、偶然にも父親の思い入れが強かった「ジッポライター」が弱点となり消滅しました。
この出来事を探偵は覚えていたので「吸血鬼を殺す」と自信満々だった訳なのです。
このように、人間時代に思い入れが強かった物は「弱点」となりえます。
なので、みんな早めに処分をしたりと対策を行なっていたのです。
殺し方②「日の光」
続いて、吸血鬼の苦手な「日の光」についてです。
吸血鬼は、基本的に夜しか行動できません。
ナズナも夕方に日傘をさすなどして、日光を浴びないよう工夫をしていました。
今のところ、直接的な死の原因とはなっていませんが、苦手であることには変わりありません。
コウもナズナと夜の動物園に行った時に、周りがあまり見えないせいか「次はもっと明るい時に・・」と言いそうになります。
しかし、吸血鬼のナズナにとって日光が指す日中は、弱点以外のなにものでもありません。
それを途中で気づいたコウは「何でもない」と言い直していました。
まだニュアンスの段階ですが、夜に近い夕方であればまだ大丈夫なのだと思います。
逆に、朝日や真昼は消滅してしまうかもしれないほどの、驚異がありそうです。
ちなみにですが「朝=朝井 アキラ」「昼=夕 マヒル」「夜=夜守 コウ」と友達3人の名前から分かれているみたいです!
殺し方③「血を飲まない10年ルール」
学校の七不思議編で、コウ・アキラ・マヒルが夜の教室に侵入した時のことです。
そこに、かつてその学校で教師をしていたという男性がいました。
男は吸血鬼になって以来「10年間ずっと血を飲んでいない」という状態でした。
ちょうど10年を迎える段階で、コウたち人間が教室内に入ってきてしまったので理性が吹っ飛んでしまいます。
実は、吸血鬼は血を我慢し続けると「死を迎える」という習性も持っていました。
これこそが「10年ルール」です。
自ら眷属となって喜ぶ吸血鬼もいれば、自分が人間ではなくなったことにショックを受ける者もいます。
この男は、自分が吸血鬼だと信じたくないがために、ずっと人間の血を我慢してきました。
しかし、吸血鬼である以上「血」というのは、生命維持に必要です。
血を飲んで吸血鬼として生きるか、血を飲まずに人間として死ぬか。。
男は、この2択に10年間ずっと苦しんできました。
結果的に、探偵から指輪(人間時代に思い入れの強かった物)を手渡されて、消滅していきます。
探偵は、この男を吸血鬼とは言わずに「名誉人間」と評していました。
【よふかしのうた】吸血鬼の殺し方まとめ
「吸血鬼って知ってるかい?」#よふかしのうた pic.twitter.com/KNqTPXOOtJ
— 鈴鹿乃 (@Pon_UnsungHero) October 26, 2020
吸血鬼の殺し方について
- 吸血鬼の弱点は「3つ」存在する
- 殺し方①「人間時代の思い入れが強かった物」
- 殺し方②「日の光」
- 殺し方③「血を飲まない10年ルール」
以上、吸血鬼の殺し方についてでした。
これからも、他に殺し方などが出てきそうな気がします!
日光についても詳しく触れられていませんし、吸血鬼と言えばの「十字架」や「にんにく」も未登場です。
恋愛モノでありながら、バトルモノでもあるので「吸血鬼の死」については、また描かれることでしょう。
その時に、探偵編よりもさらなる驚異が襲ってくることが予想されます。
新たな敵は「人間」なのか「吸血鬼」なのか?
今からでも、今後の展開が楽しみですね^ ^