よふかしのうたのナズナの正体や過去は?カブラとの関係についても

公開日: 2022年5月27日 | 最終更新日: 2022年6月30日

 

よふかしのうた】には、数多くの魅力あるキャラたちが登場します。

人間側なら主人公のコウや、その友だちのアキラやマヒルなどがそうですね!

吸血鬼側でも、ナズナやセリなど魅力あるキャラが多いです。

 

中でも、やっぱりナズナはどこかミステリアスで不思議な魅力を持ちます。

そんなナズナは、物語の途中まで「正体」や「過去」について語られることはありませんでした。

実際にその内容を知ると、余計にナズナの魅力が増したように感じます。

 

では、ナズナとはどういうキャラなのでしょうか?

今回は、よふかしのうたに登場する七草ナズナについてお話します↓↓

この記事を見て分かること
  • ナズナの「正体」や「過去
  • 本田カブラとの関係性」について

 

 

よふかしのうたのナズナの正体や過去は?

 

ナズナは序盤から登場する吸血鬼ですが、あまり情報が出なかった不思議なキャラです。

コウも吸血鬼になるために、ナズナのことを好きにならなければいけません。

しかし、彼女の情報が少なすぎて、コウも私たち読者も「ナズナ=謎」という印象でした。

 

そんなナズナに関する情報が、ついに解禁です!

早速、見ていきましょう↓↓

 

ナズナの正体は吸血鬼と人間のハーフ

まず、ナズナは「吸血鬼+人間」との間に生まれたハーフです。

これまでの話の中で「眷属にする」という内容はありましたが「結婚して出産する」という吸血鬼の存在は描かれていませんでした。

吸血鬼は子孫繁栄のために眷属を作るので、実際にはわざわざ自らが子を産む必要はないです。

ナズナ曰く「まぐわう」状態にならなければ、妊娠することもなく出産することもありません。

 

しかし、ナズナの場合はハーフなので実際に母親が存在します。

こちらは、後ほどご紹介する「カブラの見出し」にて解説しますね!

 

 

誰かに恋をしたのではなく生まれつきの吸血鬼

コウは、ナズナを好きになる上で1つだけ気になること・・・・・・がありました。

それは、ナズナが誰かに恋をして吸血鬼化したということです。

コウは、ナズナも元人間だと考えており、その親吸血鬼の存在を気にしていました。

いわば、今付き合っている彼女の「元カレは誰なのか知りたい」という、少年のあるあるエピソードです。

 

ただ、これは先ほどのお話から答えは出ています。

ナズナは「生まれつきの吸血鬼」のため、誰にも恋はしていません

なので、元人間ということもありません。

これを聞いたコウも安堵の表情を浮かべていましたね^ ^

 

親に捨てられた過去を持つ

そして、今のナズナを見てわかる通り、1人で暮らしています。

自分を産んでくれた吸血鬼の母親や、人間の父親のことは全く記憶にありません。

それは、ナズナがまだ産まれて間もない頃に「捨てられたから」です。

 

なぜ、両親はナズナを育てなかったのか?

わざわざ捨てる必要があったのか?

 

これには疑問が残りますが、現在のナズナは特に気にしている様子もありません。

詳しい真相は闇の中と思いきや、実はそのことを深く知っている人物がいました。

それこそが、同じ吸血鬼の「本田カブラ」です!

 

では、ここからはナズナとカブラの関係性についても見ていきましょう↓↓

 

 

カブラとの関係についても

 

先ほどは、ナズナの正体や過去についてお話してきました。

そして、彼女の出生の秘密を唯一知る人物「本田カブラ」についても触れました。

なぜ、カブラはナズナの幼少期を知っているのでしょうか?

 

実は、これにはカブラ自身の人間時代が大きく関係していました。

そこから、どのようにナズナと関係してくるのか?

詳しく、解説します↓↓

 

 

ナズナの育ての親は本田カブラ

まず、ナズナが産まれてから育てたのは、紛れもなく「本田カブラ」です。

先ほど、ナズナが親に捨てられたという話をしました。

産まれたばかりの吸血鬼は、赤ん坊のような見た目ではなく女子高生ぐらいのビジュアルです。

 

しかし、その頭の中身は赤ん坊と同等で、自分で何もすることができません。

なので、ナズナが産まれてから色々な世話を行なってきたのがカブラです。

 

吸血鬼は、人間の食べ物や飲み物でも食事は可能ですが、種としての本能から「血」を飲まなくてはいけません。

10年もの間「血を飲まないと死ぬ」という縛りもあるため、誰かが育ての親としてナズナを大きくさせる必要がありました。

 

カブラの親吸血鬼がナズナの母親だった

では、なぜカブラが見る必要があったのか?

それは、まだ人間だった頃のカブラのエピソードが関係しています↓↓

 

カブラは生まれつき病弱で、外を歩くこともままならないほどでした。

入退院を繰り返し、いつしか大人になっていきます。

自分が信頼していた親や友達にも疎ましく思われるようになり、生きる価値を見出せずにいました。

そんなカブラが入院していた病院に勤めていたのが「七草ハル」です。

これこそが、ナズナの母親である吸血鬼だったのです。

 

ハルは、ナースとしてカブラを励まし続け、ずっと元気づけました。

カブラも次第にハルに対して、感謝以上の感情を持つようになります。

病弱な人間のままでいるより、吸血鬼として元気に過ごしてほしい」というハルの気持ちを汲み、カブラも眷属になることを決意します。

 

初めは、吸血鬼同士2人で夜の街に繰り出し、飲み歩いたりして楽しんでいました。

しかし、突然ハルから「人間に好きな人ができた」「子供もできた」「代わりに育ててほしい」と伝えられるカブラ。

自身が尊敬し、愛した人がたった1人の人間の男に取られたと感じ、虚しくなります。

 

その後、ハルはナズナを出産してから体調を崩し、血も飲まずにいたこともあり死亡してしまいます。

もしかしたら、吸血鬼であることが嫌になり、人間になろうとしたのかもしれません。

後に、その夫となる人間から全ての事情を聞いたカブラは、ナズナがいる場所へと赴きます。

 

そこで見たのは、目を覚ましたばかりのハルにそっくりなナズナでした。

これが、カブラとハルのエピソードです。

 

今も親代わりとして娘のように接している

カブラはナズナに対して、愛情よりも「憎い相手」として見るのが妥当でしょう。

大好きだったハルが、得体の知れない人間と結婚し、残した忌まわしき子供だからです。

しかし、ハルのためにとナズナを育てる中で、カブラにも心の変化がありました。

今は亡きハルの面影を、ナズナに見るようになり「私もハルさんのようになれるかな」とカブラも少しずつ愛情を注ぐようになったのです。

 

それはナズナに対する愛情ではなく、ハルに対する愛情だというのは自分が1番よく分かっていました。

しかし、それでも今ではナズナを気にかけるなど「親代わりとして娘のように育てている」のです。

少し変わった愛情ですが、ナズナとカブラの素敵な関係性でした。

 

【よふかしのうた】ナズナの正体や過去まとめ

 

まとめ

ナズナの正体や過去について

  • ナズナの正体は「吸血鬼と人間のハーフ
  • 誰かに恋をしたのではなく「生まれつきの吸血鬼
  • 親に捨てられた」過去を持つ

 

カブラとの関係について

  • ナズナの「育ての親は本田カブラ
  • カブラの親吸血鬼が「ナズナの母親」だった
  • 今も親代わりとして「娘のように」接している

 

以上、ナズナの正体や過去についてでした。

愛情を超えた、カブラとの関係性が素敵でしたね!

このエピソードを知ってからは、普段冷たいカブラのことも好きになりそうです。笑

 

ナズナの髪の毛を結んであげたり、交友関係を深く聞き出そうとしたりと、普段から気にかけるカブラはまさしく母親です。

たまに、ナズナの髪の毛をハルに似せてみたりと、まだまだハルさん離れはできていないようです。笑

そんなナズナとカブラの仲も、今後はより深くなっていくことでしょう^ ^

 

 

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