ヴィジランテとヒロアカの繋がりは?時系列についても

『ヴィジランテ』は、『僕のヒーローアカデミア』のスピンオフ作品です。

長く連載が続いていた『ヒロアカ』もついに最終回を迎えましたが、そんなヒロアカの世界をより理解できるような設定と世界観となっています。

また、『ヴィジランテ』も2025年4月にアニメ化が決まっており、今後ますます注目が集まっていくことでしょう!

 

この作品で描かれているのは、『ヒロアカ』の中であまり深く掘り下げられなかったキャラクター達の過去が中心となっています。

そこで、今回はそんな『ヴィジランテ』が『ヒロアカ』の世界にどのように繋がっているのかについて、解説していきます。

この記事を見て分かること
  • 『ヴィジランテ』と『ヒロアカ』の繋がりについて
  • 『ヴィジランテ』の世界観や時系列について
  • 『ヴィジランテ』に登場するキャラについて

 

 

 

ヴィジランテの活動が本編へ繋がる

 

『ヴィジランテ』でのキャラの活動が、『ヒロアカ』本編へと繋がっていきます。

どういった点で繋がりを持っているのか、いくつか解説していきますね。

簡単なあらすじもご紹介していきますのでネタバレが苦手な方はご注意ください。

 

『ヒロアカ』が好きだけどまだ『ヴィジランテ』は見ていないという方はもちろん、『ヒロアカ』も『ヴィジランテ』も気になっているけど見ていないという方にも、是非この記事を読んで参考にしていただければと思います。

 

繋がり① キャラ

まずは二つの作品に登場するキャラクターについてです。

『ヴィジランテ』の主人公は、大学一年生のコーイチという少年になります。
 
ヒーローになりたいと思っていましたがヒーロー科に落ちてしまい、仕方なく一般の大学へ入学することになりました。
 
気持ちを切り替えたコーイチはキラキラした大学デビューを目指しますが、失敗してしまい友達はできません。
 
 
そしてコンビニバイトを続ける毎日に飽き飽きしていた時、当時なりたかった憧れのヒーローになりきろうと考えます。
 
「親切マン」となり「個性」を使用して人助けをして生活してました。
 
  
もう1人の重要人物としては、無免許、無個性でヒーロー活動をしているクライムファイター。
 
コーイチからは「師匠」と呼ばれいます。
 
手段を問わないことから、不良の間では”怪人ゲンコツジジイ”と噂されている危ない人物です。
 
街の治安を守っている反面、トリガーの使用者と闇取引をしている悪人など様々な繋がりがあり悪を捌いています。
 
かなり合理的な性格で、表の顔として黒岩武司の名を名乗りNPOにも在籍しています。
 
 
そんなヴィジランテの主要キャラたちは、ヒロアカの主人公デクに共通する部分が見られるのです。

 

 

繋がり② 世界観

繋がりの2つ目としては、世界線が繋がっているということです。
  
デク達が雄英高校に入学する世界観より以前の、相澤先生やオールマイト、塚内警部など過去が描かれます
 
ヴィジランテでは、発展した都市と廃れた旧市街が入り混じる東京都鳴羽田市が舞台です。
 
 
主人公のコーイチは、不良に喧嘩を売られたことがきっかけとなり、鉄拳掃除人「ナックルダスター」と初対面します。
 
ナックルダスターは鳴羽田で悪人を捌きながら、個性の能力を爆発的にあげるトリガーという悪の根源を断とうと活動していました。
 
そしてコーイチは、ナックルダスターに個性の能力を認められて自分の変わりになるヒーローとしてヴィジランテの活動に誘われることとなるのです。

 

繋がり③  関係性

繋がりの3つ目としては、それぞれのキャラクター達の関係性についてです。

ヴィジランテとヒロアカの特徴として、主人公2人には深い関係があるところに注目です!

デクとコーイチは物語の中で関りを持つことはありませんが、ヒーローに対して同じような志を持っており2人は共通する点があります。

 

また、デクは無個性からオールマイトに憧れて力を継承することでヒーローを志しました。

それに対しコーイチは、目立たない個性を持ちつつもヒーロー科に通うことができずヒーローの夢を諦めました。

一見2人の歩んでいく道は全く違うように見えますが、2人のヒーローとなり誰かを助けられるほどの強さを求めている点は共通しているのです。

『ヒロアカ』では個性が全てでありヒーローとしてのポテンシャルを示していましたが、『ヴィジランテ』では個性に関係なく自分の力を尽くして人々を助けるのがヒーローたりうるようです。

 

 

時系列はヒロアカ本編の数年前

 

先ほども少し触れましたが、『ヴィジランテ』の時系列は『ヒロアカ』の数年前が描かれています。

そこでどのようなキャラが、登場してくるのか解説していきます。

ヒロアカのファンの方にはぜひ注目してもらいたいポイントです!

 

 

オールマイトが全盛期

まず、ヴィジランテの世界では、オールマイトが全盛期の頃を描いています
 
ヒロアカでのオールマイトはかつてNo1ヒーローでしたが、ヴィランとの戦いで能力をほとんど失っており、ヒーローとしてではなく教師兼デクの師匠になっています。
 
それと比較しヴィジランテでは、オールマイトがヒーロー現役であり、あらゆるところでヒーローとして人々を助けている姿が見られますよ。

ちなみに、作中でのナックルダスターとの関りはありませんが、オールマイトが力を与えられた男として描かれているとすれば、ナックルダスターは奪われた男として対比される存在として描かれていることがわかります。

 
 
これは、2人の「私が来た」と「俺がいる」といった決めセリフでも表現されているのです。

 

相澤消太の過去も描かれる

またヴィジランテに登場するヒロアカのキャラは、オールマイトだけではありません。

雄英高校でデク達の担任として登場した、相澤消太の過去も描かれています。

ヴィジランテの時間軸では、まだ先生にはなっておらず鳴羽田を中心にヒーローとして人助けをしていました。

相澤先生はナックルダスターと面識を持っており、個性の違法使用者として対峙していましたが、無個性であることを知り見逃すという場面があります。

 

またヴィジランテの活動をするコーイチをプロヒーローとしては容認していませんが、個人的に気には入っており、ピンチの時には助けに入ったりしていました。

また高校時代の過去編が長く描かれたり、塚内警部と一緒に登場し、主要キャラの1人と言っても過言ではありません。

 

【ヴィジランテ】ヒロアカとの繋がりや時系列まとめ

 

今回の記事で『ヴィジランテ』の『ヒロアカ』との繋がりや時系列についてまとめていきました。

まとめ
  • ヴィジランテとヒロアカはキャラや世界観が繋がっている
  • ヴィジランテはヒロアカ本編の数年前が描かれている
  • ヴィジランテではオールマイトや相澤先生の過去が描かれる

 

ヒロアカ本編では描かれなかったキャラの過去や秘密がヴィジランテでは沢山描かれています。

世界観の繋がっている2作品ですので、ヴィジランテを見てからもう一度ヒロアカを見返すことで、新しい発見や気づきがあるかもしれませんね。

是非、ヒロアカファンの皆様には読んでいただき、両作品の繋がりをより深く理解することで楽しんでいただきたいですね。