2024年に最新作が公開されることもあり、今注目集めている【スパイダーマン】。
今回は、スパイダーマンシリーズの中で、スパイダーマンが黒くなった理由についてご説明したいと思います!
スパイダーマンが黒くなるのは、2007年に公開されたシリーズ3作目『スパイダーマン3』となります。
ここでは、こちらの映画をもとにご紹介していきます↓↓
- スパイダーマンが「黒くなった理由」
- 黒くなった「経緯」と「過程」
- 「ブラックスパイダーマン」について
- 「シンビオート」について
目次
スパイダーマンはなぜ黒くなった?
スパイダーマン3
サム・ライミ監督のスパイダーマン第3作目
ヒーローの光と闇がよく描かれた作品でグリーンゴブリン、サンドマン、ヴェノム、ブラックスパイダーマンといった出てくるキャラがどれも魅力的でとても楽しめる作品です。 pic.twitter.com/9OYkGhXP3y
— JOKER (@JOKER363757841) May 17, 2020
スパイダーマンシリーズは20年近く続き、作品もたくさん公開されています。
主人公の設定も変わっていますが、スパイダーマンのキャラビジュアルに大きな変化はなく、赤と青のボディースーツが特徴的ですよね。
しかし、皆さんは黒いスパイダーマンがいることをご存知でしょうか?
ファンの方はもちろんご存知でしょうが、あまり知らない方も「一度見たことがある」という方は少なくないのでは?
一体、なぜスパイダーマンは黒くなったのでしょうか?
その詳細をご説明していきます!
黒くなった理由は寄生生物「シンビオート」
ライミ版のシンビオートの質感めっちゃ好き pic.twitter.com/XRRd0yYmcw
— 親愛なる人参 (@carrot_spider) November 7, 2023
スパイダーマンが黒くなったのは、単純にボディスーツを変えたから、というわけではありません!
その原因は、実は宇宙からきた寄生生物である「シンビオート」なのです。
シンビオートは隕石によって到来した地球外生命、つまりエイリアンなのですね。
そんなシンビオートは、スパイダーマンであるピーターの部屋に潜り込み、ピーターに寄生するタイミングを見計らっていたのです。
経緯① ピーターの負の感情に寄生された (外見の変化)
スパイダーマン3
確かに詰め込みすぎではあるがその分アクションも多くハリーやベンおじさんの件にも決着がついており見所たくさん
いつ見てもノリノリ煽らーの黒ピーターははっちゃけてておもろいしブラックスパイダーマン初登場のシーンは最高にかっこいい
グウェン役のブライスは今の方が好きだな pic.twitter.com/I7wIbkIW5N— らすか (@SidEFg6xD6BsnFr) March 20, 2018
まず、スパイダーマンが黒くなった過程の1つとして、ピーターの心が揺れていたことが挙げられます。
その心の揺れとは、彼自身に根ざしていた復讐心でした。
本当の父親のように慕っていた叔父ベンを殺害した犯人が、実は脱獄囚であるマルコが変身したサンドマンだと聞かされたピーター。
その時の心の動揺、つまり復讐心を嗅ぎ分けるように、シンビオートが近づいてきたのです。
そして、ピーターはシンビオートに寄生されてしまったのですね。
経緯② 能力と凶暴性の向上(心の変化)
NWHで、サンドマンが黒スーツのピーターをすぐスパイダーマンって認識してたけど
これ過去に1回、黒いスパイダーマンと戦ったことあるからか。 pic.twitter.com/rEwq8QaTUp— てつや🇺🇸 (@movie_501) March 25, 2022
シンビオートに寄生されることによって、宿主は超人的な力を得ることができます。
それはスパイダーマンも同様で、基礎能力の増幅、ウェブシューターという蜘蛛糸を製成するアイテムなしで蜘蛛糸を出すなど、それまでより飛躍的に能力が向上したのです。
そのため、スパイダーマンも最初はシンビオートを重宝し、黒い姿になっていたのですね。
シンビオートは宿主との同調率が上がるほど、その能力を発揮していくという特徴を持っていました。
ただ、シンビオートの特性は能力の向上だけではありません。
凶暴性や凶悪性という性質を持っており、その性質が宿主と同調することで能力がさらに向上するというものだったのです。
スパイダーマンが黒くなり、より能力を発揮する過程で、ピーターはシンビオートと同調していってしまいました。
その同調が最高潮まで達したのは、ベンの仇であるサンドマンとの対決でしょう。
ピーターはサンドマンとの対決の際に復讐心を高め、その感情がシンビオートによって増幅されたことにより、凄惨な戦い方をすることになったのです。
ヒーローとして悪役を倒すのではなく、執拗に痛めつけてサンドマンを殺してしまったのですね。
この時すでに、シンビオートの同調は高まっており、心身ともにスパイダーマンが黒くなりつつあったことが表れています。
そんな状態のスパイダーマンに、己を顧みる機会を与えたのは、ピーターの叔母のメイでした。
彼女は復讐心の恐ろしさについて、ピーターに諭したのです。
人の命は「生きるに値する・値しない」などという表現で語ってはいけないこと、復讐心はその心持つ人を蝕んでいくものだということ。
メイによるピータへの言葉は、この作品の中でも最も重要なメッセージでもありますね。
黒いスーツを着たピーターはブラックスパイダーマンと呼ばれた
シンビオートの黒いスーツを着るようになったスパイダーマンは、通称「ブラックスパイダーマン」と呼ばれています。
しかし、ヒーローとして活躍するスパイダーマンの裏側で、確実にシンビオートはピーターへの同調を深めていました。
先ほども述べたように、ブラックスパイダーマンになったピーターは、知らず知らずのうちに横暴な態度を取るようになるのですね。
その末には、ヒーローらしからぬ戦いを行ったり、普段のピーターなら絶対にしないような行動もとってしまうようになるのです。
まさに、見た目も心も「ブラックスパイダーマン」になっていく様子が描かれたのですね。
シンビオートは結果的にヴェノムやカーネイジを生み出した
『ヴェノム』
7/6(土)よる8:00⇒https://t.co/yGJRhfyfaSスパイダーマンをブラックスパイダーマンに変えてしまった、黒い共生生命体 #ヴェノム。本作はそんなヴェノムのルーツである共生生物“シンビオート”が、地球で新たに起こす騒動をスリリング&ユーモラスに描写🕸️🕷️#wowow pic.twitter.com/xTh6agS8bf
— WOWOW総合 (@WOWOW_SOGO) July 3, 2019
結果として、スパイダーマンはシンビオートの凶暴性と、それが宿主の性格をも蝕んでいくものだと悟り、シンビオートを脱ぎ捨てます。
教会の鐘の音でシンビオートが弱った際に、シンビオートを捨てたのですね。
捨てられたシンビオート側からすると、どうやらスパイダーマンの行動は「裏切り」として見えたようで、その後シンビオートはスパイダーマンへの怒りを抱くようになります。
シンビオートはその後、同じく教会にいたエディというスパイダーマンに恨みを持つ男性に寄生。
新たなダークヒーロー、ヴェノムが誕生したのです。
シンビオートはスパイダーマンの能力を引き継いだままエディに寄生したので、ヴェノムもまた、スパイダーマンの能力を持っている強敵となりました。
さらに、シンビオートは実は分裂も可能。
捕まって投獄されていたエディが、脱獄を図った際に、分裂したシンビオートの子どものようなものが、獄中にいた凶悪殺人犯に寄生。
これがカーネイジと呼ばれるキャラです。
このように、シンビオートはスパイダーマンから捨てられた後は、様々な人間に寄生してヴェノムやカーネイジなどを生み出したのです。
【スパイダーマン】黒くなった理由まとめ
◤◢ ブラックスパイダーマン ◤◢
ヴェノムは『#スパイダーマン3』にも登場しています!
隕石から現れた宇宙生物・シンビオート☄
ピーターは寄生され「ブラックスパイダーマン」に💥
スーツも心も黒くなったが、何とか離別。
しかしエディに憑依し、「ヴェノム」に変化…❗️#ヴェノムおさらい pic.twitter.com/ELDRs3yW3m— ソニー・ピクチャーズ (@SonyPicturesJP) December 2, 2021
以上、スパイダーマンが黒くなった理由でした! 皆さんいかがでしたでしょうか? まだスパイダーマンのことをよく知らないという方は、新作が公開される前にぜひご覧ください! スパイダーマンは金曜ロードショーでも放送されるので、見逃している方はチェックしてみてくださいね。 → その他のスパイダーマンの記事もすごく読まれています