最遊記の死亡キャラ一覧をまとめ!味方や敵など主要人物をご紹介

公開日: 2022年1月15日 | 最終更新日: 2022年1月16日

 

最遊記】は、中国の物語「西遊記」をモチーフにした作品です。

アレンジが加えられ「最も遊ぶ西遊記」という意味を持っています。

 

妖怪と人間が共存している桃源郷が舞台になっており、平和に暮らしていた世界に異変が訪れます。

なんと突然、妖怪たちが凶暴化し人間を襲うようになってしまいました。

その原因を断つために、旅に出た三蔵一行の物語。

 

妖怪、人間と対峙していくので多くのものが命を落としていきます。

仲間をかばい、亡くなっていく者。

悪に染まり、戦いにの果てに亡くなる者。

 

など、様々な死に様があります。

なんでこのキャラが亡くなってしまうのか!?」と悲しくなることもしばしば、、、

そんなキャラたちも、最遊記の魅力といっても過言ではないでしょう!

 

では、どんなキャラが死んでいったのか?

 

今回は、最遊記の「死亡キャラ」についてお話しします。

この記事を見て分かること
  • 最遊記で死亡した「味方キャラ
  • 最遊記で死亡した「敵キャラ

 

※雑魚キャラが多いため、主要なキャラだけに厳選していますのでご了承ください。

※ちなみにですが、ヘイゼル=グロースは、含めていません

(漫画版では亡くなりかけるも生存しているため)

 

 

 

最遊記の死亡キャラ一覧をまとめ

 

冒頭で、最遊記の死亡キャラについて触れました。

このキャラも、あのキャラも死亡しているよ?」という声もあるかもしれません。

しかし、その中でも個人的に印象が強いキャラに厳選しています。

 

その上で、楽しんで頂ければ嬉しいです^ ^

では早速、見ていきましょう!

 

六道(朱泱)

 

お経を唱え、突然現れ妖怪を倒した「六道」。

この世の妖怪は、1匹残らず俺が滅する

 

そういう六道の顔を見た三蔵は驚きます。

なんと、六道はかつて寺で共に生活をしていた「朱泱しゅうえい」でした。

10年前、三蔵が寺を去った後に「魔天経文」を奪いにきた妖怪たちに、寺が襲われたことがありました。

そこで、みんなを守るために「禁断の手」と言われている呪符「阿頼耶あらやの呪」を使います。

 

自らに呪いをかけ、強大な法力を手にし妖怪を倒した朱泱。

しかしその代償は大きく、妖怪の魂を喰らわないと激痛に襲われてしまう体になってしまいます。

そうして、取り憑かれた魂の亡者「六道」を名乗るようになりました。

 

全ての妖怪が喰らう対象なので、悟空たちも例外ではありません。

そんな時、三蔵に「札に支配されたのはお前の弱さだ」と言われ呪符が暴走。

回想シーン

ーー昔、友人もいない三蔵に師匠以外で親しくしていたのが朱泱でした。

回想シーンで三蔵が朱泱に数珠を渡すやり取りが描かれています。

「俺、誰かに物あげたことないから超レアだぜ」

「さんきゅ」

 

その数珠が暴走によって壊れてしまいます。

完全に呪符に飲み込まれる前に、六道は自分に三蔵の銃を向け撃たせます。

そんな六道の顔は、どこか笑顔に見えました。

三蔵一行の噂を聞いた六道は「全てを終わりにしてほしくて、三蔵の前に現れたのかな?」と思ってしまいます。

 

 

清一色(チンインソー)

 

街で易者として出会った「清一色」。

清一色は、百眼魔王の息子でした。

さらには、八戒の昔の名前である「猪悟能」を知っていました。

 

名前の由来は麻雀の役の1つからきており、実際の能力も麻雀牌を使用しています。

八戒の因縁の相手であり、清一色は「八戒が壊れていく姿を見たい」という精神性でした。

1度、八戒に殺されますが、自身を式神化させることで仮の命を得て生き長らえます。

悟能に興味を持ち、全てを奪って壊したいがために。

 

そして八戒を壊すため、三蔵たちを狙い貶めようとしていきます。

それを跳ね除け、八戒の手で清一色を倒します。

手がどんなに紅く染まろうと血は洗い流せる。そうやって生きて行くんです。」と、昔自虐的だった八戒はもういませんでした。

 

清一色を倒したことで憑き物が落ちたようにスッキリし、自分のために生きてみたいと思える程成長した八戒。

この内容は3,4巻で見れるのでおすすめです!

 

清一色は、八戒に「清一色は僕の影だったのかもしれない」と言わしめた存在でした。

 

花喃

 

八戒がまだ「猪悟能」だった頃、花喃という女性と街で暮らしていました。

そこに「女狩り」百眼魔王の一族が来て、悟能が留守の間にやってきてしまいます。

そこで街の人間たちは、なんと花喃を身代わりに差し出したのです。

 

彼女を助けるため、百眼魔王一族の元へ行き1人残らず殺した悟能。

ですが、花喃の元へ辿り着いた時には魔王の子供を孕んでいました。

彼女は悟能から刀を取り、目の前で自害してしまいました。

 

そこに現れたのが、先ほどご紹介した清一色

千の妖怪の血を浴びたら妖怪になれる。

妖怪世界にはそんな言い伝えがあり、せっかくだから試してみようと自分の血を悟能に浴びせます。

これにより悟能は「妖怪」となってしまいました。

 

 

銀閣・金閣(ぎんかく・きんかく)

 

街に着いた三蔵たち。

悟浄が買い出しに言っている時、男たちに絡まれている人を見つけます。

その絡まれていたのは、可愛い男の子でした。

 

少し2人で話している時、三蔵たちの愚痴を言った悟浄。

いざ買い物から戻ると三蔵たちが倒れていて、そこにはさっき助けた男の子「金閣」がいました。

これでお兄ちゃんのキライな人たちいなくなったね。助けてくれたお礼だよ

 

三蔵が目を覚まし、金閣を追い払いますが八戒と悟空は目を覚ましません。

どうやら、金閣が使った道具が魂を吸い取ったようでした。

金閣を探すために、三蔵と悟浄の2人は動き出します。

 

吸い取られた道具に中で金閣の双子の弟「銀閣」に出会い2人はお願いされます。

兄を救ってください」と。

 

金閣・銀閣は、過去に2人がさまよっていたところ、ある人に助けられました。

2人はその人のことを「神様」と呼び慕っていましたが、次第に怖くなりついには逃げようとします。

しかし、そこで銀閣は化け物にされてしまいます。

銀閣を元に戻すため、金閣は「いい事」をするように、悪い人たちは殺すよう洗脳されていました。

 

最終的に三蔵たちは道具を壊し、悟空と八戒の魂が戻ります。

化け物になった銀閣をかばっていた金閣は「そいつは銀閣じゃない。ほんとの銀閣はもういないんだ」と泣き叫びました。

そんな悲しみに暮れる次の瞬間、金閣を誰かが撃ち抜いたのです。

それが「カミサマ」だったのです。

 

金閣に昔の自分を重ねて見ていた悟浄が「何もわかんねぇバカ正直なガキつかまえて、何人殺しさせてんだよ」と、怒ります。

素直で兄弟想いな2人が仲良くくれせる世界であったなら、どれだけ良かったでしょう…。

 

カミサマ

 

金閣たちを洗脳し、最終的に殺した「カミサマ」。

姿を消したカミサマを探す三蔵一行。

捜索中にふと森の中に鳥居が現れ、そこでカミサマを発見します。

 

そこで戦闘になるも、想像以上に強かったカミサマ。

なんと、戦いの際に経文を奪われてしまいます。

深傷を負った三蔵一行はジープに助けてもらい、その場を後にして逃げ切りました。

 

弱虫ー!!弱虫ー!!」と、カミサマが笑いながら言っていました。

重傷を負った三蔵は、4日間目を覚ましません。

悟空は誰とも口をきかず、ご飯も治療もさせません。

それでも負けたままではいられません。

経文を取り戻すため、勝つために再びカミサマの元へ向かいます。(今度は連携プレーフクロだたきで)

 

そこで三蔵は、カミサマの正体は「烏哭三蔵法師の弟子」だったことを思い出します。

実は、2人は10年前にすでに会っていました。

烏哭三蔵法師は三蔵の任から降りたため、自分は本物の三蔵法師だと言い張るカミサマ。

「法衣」も「法力」も「城」ももらったカミサマでしたが、法名と経文だけは与えてくれなかった烏哭。

 

戦いの末、三蔵が「魔戒天浄」を唱え、反撃し経文を取り返します。

その瞬間、城は崩れ始め「先生と俺との約束。俺が負けるまでのゲームなんだ」とセリフするカミサマ。

 

そんな中でも助けようとする悟浄の手を払い「俺はここで待っているんだ」と崩れる城の中で1人残りました。

そこに、かつての師匠・烏哭が現れ「死にたくないよ」と伝えるカミサマ。

最後は、崩れる城と共に沈み、カミサマは死んでいきます。

 

この戦いで、三蔵たちは連携プレーの大切さを知ることができました。

 

哪吒(なたく)

 

金眼を持つ異端児「悟空」と、殺人マシン「哪吒」は天界人たちから恐れられていました。

しかし、そんな2人はすぐに仲良くなり、哪吒と悟空は初めて会った時にまた遊ぶ約束をします。

その間、哪吒は「牛魔王討伐」を任され大怪我をして帰ってきました。

 

哪吒が怪我をして、気を失っている間ずっと待っていた悟空。

目を覚ました哪吒は、悟空から「哪吒に会いにきたんだ」と言われ、嬉しそうに微笑みます。

お互い同世代と話すことが滅多になかったので、すぐに仲良くなりました。

 

ですが、哪吒の父親である李塔天は言うことの聞かないものたちを邪魔に思い、悟空を殺せと命じます。

哪吒は「父親の命令」と「悟空との友情」の間で戸惑うも、最終的には悟空を守るため自ら命を絶ちます。

 

悟空の腕を握り「こっちだって。そこの木の上の方に鳥の巣があるんだ。見えるだろう?」と、2人で遊ぶことを夢見ながら亡くなっていくのでした。

 

倦簾(けんれん)

 

何かと問題児の西方軍・倦簾大将

倦簾は、悟空の面倒見役の金蝉こんぜんや、元帥である天蓬てんぽうと友人で、この3人は天界上層部に疑問を抱いているメンバーです。

特に倦簾は、まだ幼い哪吒を「闘神太子」として、使うのを快く思っていませんでした。

 

なので、哪吒が父・李塔天から「悟空を殺せ」と命令され襲いかかる際も、この3人はすぐに止めに入ります。

しかし、この行為が謀反人として判断され「倦簾・天蓬・金蝉」は、天界から追われる立場になってしまいます。

 

天帝城の地下に逃げ出口を目指しますが、そこで見つけたのは異形の物「作られた生物たち・哪吒太子になりそこなった者たち」でした。

そこで、襲ってくる異形の者たち。

皆を逃すために「天蓬、またあとでな」と伝え、囮になった倦簾。

 

最期は、腹を引き裂かれ、血まみれにされ動くこともできないまま、悲惨な死を迎えてしまいます。

 

天蓬(てんぽう)

 

先ほどご紹介した倦簾と同様に、天界に追われる人となった天蓬

出口で待ち構える追手に対してたった1人で囮となり、単身で飛び込んでいきます。

悟空を守るため、何としてでも進むために「斬り、斬られながら」前進していきます。

 

しかし、最期は腹を深く斬られ、血まみれで死を迎えてしまうのです。

 

金蝉(こんぜん)

 

倦簾・天蓬2人が、身を挺して導いてくれた出口に辿り着いた

門を開けようとしますが、パスワードが李塔天に変えられているため開きません。

 

そこで李塔天と戦闘いになり、金蝉は腹を刺されます。

金蝉もただやられる訳ではなく、李塔天の右腕を切り落とし、なんとか門を開けることに成功しました。

 

しかし、その途中で李塔天に閉門スイッチを押され、2人は急いで走ります。

金蝉は門が閉じないように体を挟み、骨を砕かれながらも悟空を逃がします。

前に悟空に言われた言葉「太陽みてぇだ」という言葉を残して。

こうして、金蝉も悟空を守り死んでいきます。

 

外伝に出てくる「倦簾は沙悟浄に」「天蓬は猪八戒に」「金蝉は玄奘三蔵に」どこか似ています。

3人が登場する外伝を見ると、より本編が面白くなるのでぜひ見てみて下さい!

 

光明三蔵

 

光明三蔵法師は、玄奘三蔵の本名「江流」の名付け親です。

三つ編みか、ポニーテールがトレードマークの型破りな僧侶。

 

江流が12歳の時、その法名を与えました。

しかし、その日の夜に妖怪たちに襲われ、江流をかばい亡くなります。

 

三蔵法師が経文を想見にかけるのは、全ての業を背負う意志の現れ。

あなたが自分を見失わない限り、その重ささえも受け入れられるはず。あとは任せましたよ。

そう言い残し、後の三蔵を生かしたのです。

 

ガト

 

西の大陸からやってきた「ヘイゼル=グロース」。

そのお付きにいるのが「ガト」です。

ヘイゼルは「死んだ妖怪の魂を吸い取り、亡くなった人間に移し蘇生させる」ことのできる変わった力の持ち主でした。

 

ある街で三蔵たちと出会い、妖怪を倒すため共闘することもありました。

しかし、そんなヘイゼルたちに違和感を感じる三蔵たち。

 

ヘイゼルたちと共に行動していた時、天竺で人体実験をしている異端の烏哭うこく三蔵法師が目の前に現れます。

そこで、ガトについての情報が明かされました↓↓

  • ガトが「トカチャ族」の猟銃使いの青年であること
  • 妖怪と共存関係を築いていたが襲われ、その時ヘイゼル司教と出会ったこと
  • 敵対するも身を挺して妖怪を庇い、ヘイゼル司教がその手で誤って殺害してしまった唯一の人間であること

上記の内容が、烏哭三蔵から明かされます。

その後、ヘイゼルの蘇生術によって屍人として再生し、従者となりました。

 

そんな烏哭は、無天経文で攻撃してきます。

ガトは、この謎の男・烏哭に立ち向かうも、腕を消されてしまいます。

さらに、ヘイゼルに攻撃が当たらないように庇ったことで、今度は下半身を消されてしまいます。

 

魂のストックがないヘイゼルは、烏哭を殺し魂を取ろうとしました。

しかし、ガトが止めに入り「もう十分生かされた。俺から解放されていいんだ。」と伝えます。

死んだらあかん。」と命令するヘイゼルに対して、ガトは「命令ならこうだろう。生きなはれ」。

そう言い残し、体が崩れていきました。

 

最期まで、優しい男でした。

 

 

【最遊記】死亡キャラまとめ

 

まとめ

主要な死亡キャラ

  • 六道(朱泱)
  • 清一色(チンインソー)
  • 花喃
  • 銀閣・金閣(ぎんかく・きんかく)
  • カミサマ
  • 哪吒(なたく)
  • 倦簾(けんれん)
  • 天蓬(てんぽう)
  • 金蝉(こんぜん)
  • 光明三蔵
  • ガト

 

以上、最遊記の死亡キャラについてでした。

それぞれのキャラクターの話が、三蔵たちの過去の描写が入ってくることが多いです。

「どうしてこんなに肩入れするのか?」

「なぜ、こんなに怒っているのか?」

が分かります。

 

それぞれが「過去を克服するために必要だったのでは?」と感じています。

悲しい気持ちになることも多いですが、ぜひ感情移入しながら見てもらえたらと思います^ ^

 

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