大人ジブリとも言われる紅の豚ですが、ただのイケオジが豚になったストーリーではありません。
宮崎駿監督のメッセージが、ふんだんに隠されています。
では、宮崎駿監督が伝えたかったメッセージとは何なのか?
この記事では、紅の豚のメッセージ性を考察していきたいと思います↓↓
目次
紅の豚が伝えたいことは?
https://twitter.com/letsswimupwards/status/1482238127838171143
ジブリ作品からは、それぞれメッセージが伝わってきます。
- 夢を諦めないこと
- 強く生きること
- 家族の大切さ
- 自然との協調性
などなど
大人ジブリの紅の豚では、大人さながらな悩みや、恋愛を絡ませて面白く表現されています。
子供の頃見てあまり感じなかった人にこそ、大人になってからしみじみと感じるものがあるかもしれません。
色々な意味があると思いますが、いくつか考察してみました↓↓
考察① 社会に流されずに生きることの大切さ
#無関係な2枚の画像にストーリー性を出す#紅の豚
ポルコ 何だあいつは?俺の仲間か? pic.twitter.com/bLU2pQajhi— アンビシャスヨッシー (@4qC7urncwxMx4Bn) September 12, 2023
1つ目のメッセージ性は「社会に流されないこと」です。
今でこそ、個性や特性、性などの自由が認められるようになり、以前よりは生きやすくなってきた人は数多いと思います。
働き方の自由なども加わってきて、いろんな職種が出来ました。
ですが、紅の豚が放映され始めた時期は、まだまだ社会という型に入っていなれば、出る杭は打たれるように非難されてしまう世の中でした。
その中で、ポルコは豚となり、人間とは違う生き方をしています。
政府から戦う要請が出ても拒み、人を傷つけたりしない生き方を選んでいます。
みんながみんなやってるから自分もやらなくては、ではなく、自分はどうしたいか、を大事にしているのだと思います。
自分はじぶん、ということを主張しているのかととらえられます。
考察② 自分なりのこだわりや芯を持つことが重要
2つ目が「自分の意志を持つこと」です。
今現在も同じかもしれませんが、自分の言いたいことを言えなくて苦しい、相手に合わせることが無難、などと思っている人は多いと思います。
荒波を立てるくらいなら、自分の意見を言うのが恥ずかしい、と思う人は多いかもしれません。
確かに協調性も大事で、みんながみんな、意見がまとまらなければ大変な時もあります。
それでも、その中でも、自分は自分だからと強い芯を持つことが本当に大切だと思います。
考察③ 成果や功績など見えているものが全てではない
3つ目が「数字に踊らされない」ということです。
ポルコのようにエースになって成果や功績を上げていたとしても、幸せとは限りません。
現にポルコは地位も名誉もあったはずなのに、仲間を失い、守れずに、華やかな舞台から自分から降りてきています。
どんなに幸せそうに見える人でも、その人の心の奥底の闇はその人にしか分からないものなのです。
この世の中は、成果や功績で人を見られがちですが、本当に大切な事は何かを考えさせられたと思います。
勉強ができないからダメと押し付けられるより、その他にもっといい所はないのか、目先を変えてみると、気づきは多いでしょう。
メッセージ性から学ぶことは?
https://twitter.com/M198yen/status/1681283211794743297
現在、学生とは違い社会の荒波に揉まれている人にこそ、響くメッセージかもしれません。
毎日なんとなく、波風立てず、平穏な日常を過ごしたい、と社会に流されていくのではなく、NOと言えることの強さ、協調性を持ちながらも、自分の中の流されない芯を持つことが大切だということを伝えている気がします。
結果や、功績だけで人を判断してしまい、大切な中身がすり落ちているのかもしれません。
結果や功績も時には大切ですが、その道中でどうしたか、その人の本質とは、1度踏みとどまって考えてみるのもいいかもしれません。
そんな紅の豚から伝わるメッセージにも、受けてとしての視点からフォーカスしていきます↓↓
逃げたところでまた新たな面倒ごとが発生するだけ
本日の朝のおえかきちゃれんじ🎨
紅の豚よりジーナです🍷✨#REALITY#REALITYで描いてみた#REALITYイラスト pic.twitter.com/NjfMVZIVzg— ウィルッポイ (@willppoi5) September 16, 2023
問題から逃げて、パッと見その問題が解決されたかのように感じるかもしれませんが、本質は解決されないままなのです。
ポルコも、ジーナを傷つけないためにとずっと逃げていたのかもしれません。
しかし、カーチスにジーナの事を言われ、腹がくくれたのかもしれません。
さらに、ポルコは豚になったことで国から言われている戦争から逃げ続けています。
この事も、きっと根本の解決には至ってはいないのでしょう。
逃げることで、人を傷つけることもあるし、優しさだと思って距離を置いていても、それが相手を悲しませることがある、という事を教わった気がします。
子供なら、何も考えずに好きなことは好き、と伝えられるのかもしれませんが、大人になった今、後先を考えてしまい、好きなものを好き、と言えない人が多いのかもしれません。
本心から逃げても、結局本心に苦しまされるだけならば、その結果が悲しいものになったとしても素直になるべきなのだと思います。
人はいつか必ず死が訪れてしまうので、今を大切に、後悔のない生き方をしていきたいものです。
孤独ではなく周囲に大切な人がいることの喜び
あの日の全てが
空しいものだと…それは誰にも言えない
今でも同じように
見果てぬ夢を描いて走り続けているよね
…どこかで…#時には昔の話を#加藤登紀子 #紅の豚 pic.twitter.com/ATRAgTcbNs
— Choker Joker (@chokerjokers) September 9, 2023
ポルコは豚になってから、無人島のような隠家で、音楽をききながら悠々自適に暮らしていました。
毎日社会に揉まれながら家事に育児に仕事に、自由のない中生きている私にとっては、かなり羨ましい生活だな、と思えます。
ですが、ポルコは1人きりなのです。
私には、仲間や家族が常にそばにいます。
ポルコもやはり寂しいと感じるからこそ、ジーナの営む店にご飯を食べに出かけるのだと思います。
そこでは、昔の仲間に会うかもしれません。
なのに街に繰り出し、実際「また戦わないか」と誘われたりもしていました。
本当に1人きりがいいのなら、人がいるような所には出かけないはずですし、誰も自分の事を知らない土地で、賞金稼ぎをすればいいのです。
ですが、やはり寂しい、という人間の気持ちは、豚になったとしても消えないものなのだと思います。
どんなに大変な毎日でも、自由のない日々であっても、周囲に大事な人がいるからこそ、頑張れるものだと思います。
紅の豚を実質無料(0円)で見る方法
参照元 : スタジオジブリ STUDIO GHIBLI 公式サイト
サイトURL : https://www.ghibli.jp/works/porco/#frame
最後に、紅の豚を実質0円で見る方法をご紹介します。
ジブリと言えば、毎年金曜ロードショーでテレビ放送されていますが、全27作品ある中でどれが見られるかは分かりません。
- 君たちはどう生きるか
- アーヤと魔女
- レッドタートル ある島の物語
- 思い出のマーニー
- かぐや姫の物語
- 風立ちぬ
- コクリコ坂から
- 借りぐらしのアリエッティ
- 崖の上のポニョ
- ゲド戦記
- ハウルの動く城
- 猫の恩返し
- ギブリーズ episode2
- 千と千尋の神隠し
- ホーホケキョ となりの山田くん
- もののけ姫
- 耳をすませば
- On Your Mark
- 平成狸合戦ぽんぽこ
- 海がきこえる
- 紅の豚
- おもひでぽろぽろ
- 魔女の宅急便
- となりのトトロ
- 火垂るの墓
- 天空の城ラピュタ
- 風の谷のナウシカ
さらに、動画配信サービスでも配信されていないため「家で録画をしていないと見れない」という激レアなものへと変わっているのが現状です。
では、どうしたら見れるのか?
それが「TSUTAYA DISCAS」のサービス利用することです。
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※今借りている作品を返却しないと、次便の発送手続きができないことだけ注意
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【紅の豚】作品が伝えたいことの考察まとめ
たぶんポルコは豚になったんじゃなくて、豚に見える魔法をかけたんじゃないかな。
そしてジーナのような偏見のない人間だけが彼の素顔を見ることができるのかも。
(フィオは微睡の中だったからこそ一瞬見ることができた。カーチスは殴り合ってスッキリしたから見れた)#紅の豚 pic.twitter.com/I0XzKV3sPe— イリス@食欲の秋 (@xnc2MDvodJ9FIFV) January 14, 2022
- 社会に流されない強さ
- 自分の芯を持つこと
- 周りに大切な人がいることの喜び
とてつもなく深い内容になりましたが、生きるとはなんなのか、自分の信念や、社会に流されない強さ、逃げても意味がないことなどを教えられた気がします。
あまり深く考えて見ていなかった紅の豚ですが、こんなにも隠された伝えたい深いメッセージがあるだなんて、驚きでした。
ジブリには一つ一つ視聴者に向けられたメッセージが隠されているので、それを知った上で見返してみると、より面白く感じるかもしれませんね。
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