ダンダダンの坂田金太はかっこいい?嫌いという意見についても

公開日: 2024年10月12日 | 最終更新日: 2024年10月18日

 

今回はダンダダン、坂田金太の解説です。

邪視編が終わり、その後の学校にて金太は初登場しました。

なにかと色々とこじらせているキャラ性で、出てきた時には正直「とっつきにくそう」「微妙なキャラ出てきたな〜」と思っていました。

そんな自分に喝を入れたいぐらいその後の金太は大活躍し、今ではオカルンら仲良しグループに欠かせない存在だといえます!

なんせ、

金の玉を拾って霊感を持つようになった訳でもなく
オカルンの一クラスメイトにも関わらず虚空に入れたり
全知全能のルドリスから譲り受けたナノスキンを自在に操れる
など、キャラの中でも1人だけおかしい立ち位置ですからね!

初めはメンバーの中でも取り柄がなかったそんな金太ですが、どんな風に活躍をしていったのか?

 

この金太について初登場から作中での活躍、さらに過去までも網羅的にまとめていきたいと思います!

早速見ていきましょう↓↓

この記事を見て分かること
  • 坂田金太のかっこいいところ
  • 坂田金太の嫌われる点

 

 

 

 

坂田金太はかっこいい裏主人公

 

結論から言えば、金太はかっこいいです。

登場時こそ微妙な感じで、現代人と同じく「承認欲求の塊」のようなキャラです。

・初登場ではモモにモテたい
・怪獣スーツから出てきたバモラがオカルンを強者と認めキスをした時には、それが許せずずっと「倒したのは俺」というアピールをし続ける
・セリフの節々にウンチクが多く、博識自慢をする

 

 

など、正直目につくところは多いです。

ただの厨二病キャラかなーと思いきや、金太の本心が分かるエピソードがありました。

個人的には、それが99話からのハナシだと思います。

 

かっこいいシーン(99話 おれのターン)

バモラが学校に来るようになり平和な日常が続いていたころ、実は金太の知らないところでオカルンらはクルの襲撃を受けていました。

クルによって仲間たちが怪我をして学校を休んでいた時、金太は誰もこない状況に疑問を抱きます。

そして、金太はここで気付くのです。

ここ数日間だけでもあのグループがいかに刺激的で、楽しかったかということを!

 

みんながいない学校では眼帯と包帯を装備しても誰からも突っ込まれず、

テストで自分より点の低い人を見つけて鼻で笑っても、サッカーの授業で知識をひけらかしても、下校中にクラスの男女カップルがイチャイチャしてるのを目撃しても、何にも面白くありません。

金太はあのナノスキンを駆使してみんなと一緒に戦った日々が脳裏にこびりついて離れず、気付けば綾瀬家にまで寄り道をしていました。

そこで綾瀬家しかりグレートキンタしかりナノスキンで形作られていたものがそっくりそのままなくなっていたことに気付きます。

モモやオカルンたちがまた別の場所で何かと戦っているということを知り、金太は「そこに呼ばれなかった自分=必要とされていない」ということだと結論付けます。

仲間になれたと思っていたのは自分だけで、実はあいつらはそんなこと1mmも感じていなかったという現実に触れ、またいつもの退屈な日常に戻る寂しさを噛みしめます。

 

諦めて帰ろうとしたとき、ふと柱に貼られたメモ書きを発見。

そこには「助けに来て!! 東京タワー」と書かれていました。

心の整理が追いつかない金太は一瞬焦りますが、すぐさま乗り物など移動手段を探そうと気持ちを切り替えます。

自転車などがどこにも見当たりませんでしたが、ナノスキンのことを思い出しおそるおそる柱に向けて手を伸ばし頭の中でイメージを膨らませます。

すると柱が形を変えていき想像した通りのバイクへと変形します。

メモ書きやナノスキンが残されていたことで希望が湧いてきた金太は、心から嬉しくなり涙を流しながら「よおおし!!待ってろ!!今オレが行くから!!」と東京タワーへ向かうのでした。

 

 

裏主人公のようなブレない心の持ち主

ここが、すごく金太のキャラ性を物語っていると感じます。

これまでにもおふざけのシーンで泣いたような描写はありますが、たった1人だけで本心から泣いたのはこれが初でしょう。

それぐらい頼られたことが嬉しく「認めてもらえた」という結果に、本当に感激したんだと思います。

そして、この金太の気持ちが分かるエピソードが寄生型宇宙人との戦いです。

コックピットをつぶされそうになった時に、よく見ると金太の肩には金属片のようなモノが刺さっており「あ゛あ!! いたいいたい!!」と悲鳴をあげ、泣いていることが分かります。

 

さすがに、相手もこのしぶとさに「なぜ諦めねえ テメエは何で戦うんだ?」と金太に問います。

「誇れるものが 何もない」

「カッコつけて、自分より低い奴を探して でもオレ自身何もできなくて」と、これまで余裕を演じてきた裏には、自分のみじめさがあったからだと告白。

そんな自分でも、好きなものがある!!と。

それが「ロボットと美少女」の2つでした。

 

過去

実は、金太は過去にロボットのプラモデルを買ってバカにされた経験がありました。

「子供っぽくね さすがにそういう歳じゃないだろ」と後ろ指を指されます。

それでも「俺はロボットが好きだあ!! 好きなんだからいいだろがい!!」と突っ張ってきました。

 

あり得ない現実とは分かっていても、金太はロボットに乗れる日を信じて常に準備も怠りません。

休日には激しめのジェットコースターに乗り、ロボット酔いの対策も万全でした。

初めに巨大化したバモラを倒した時にも、モモとアイラが乗り物酔いで吐きにいくシーンがありましたが、金太だけは全く大丈夫でそれよりもロボットに乗れた嬉しさから号泣するというシーンが描かれていました。

 

金太は、ただのロボットオタクではなく「好きなモノのためなら、周りの目は気にせずにいつでも突っ走ることができる主人公の素養を持つキャラ」だったのです!

「怖ぇからって投げ出して逃げたら オレは一生後悔することになるだろがい!!」

大好きなロボットにバモラという美少女と乗れているこの目の前の状況で「逃げ出す訳がないだろ」とクルに言い放ちます。

金太は他人に認めてもらいたい高い承認欲求の持ち主ですが、認められるほどの「容姿・性格・頭脳・運動神経」などがないことは重々承知です。

 

自我を保っていられるのは「ロボットと美少女」を大好きでいられる自分。

この自分が好きだからであり、それを捨ててしまえば「自分じゃなくなってしまう」ということをしっかりと自己分析できるキャラでした。

なので余計に認めてもらえることの喜びを知っていますし、誰かの役に立ちたいという想いも人一倍あるのです。

いくら助けに来てと言われても、普通だったら謎の宇宙人と戦いにいく方が怖いですよね。。

 

それを、嬉し泣きしながら「待ってろ、今オレが行くから」と言えますか!?

これが坂田金太なんですよね。

命の危険よりも、痛くて怪我をしていても「心のあり方」を何よりも重視する、まさに主人公適性のあるかっこいい男でした。

 

登場回

第64話 モテる秘訣はなんだ

64話にて、自分の席で本を読んでいるオカルンに声をかけたのが金太でした。

「シャアが来る」の歌を口ずさみながら、自分と同じく冴えないオカルンがなぜモモと仲良くできるのか気になって仕方がなかった様子。

そんな中、当人のモモが隣のクラスからやって来て例の金の玉の話をオカルンとしている姿を見た金太は、なにを思ったのか「モテる秘訣は下ネタだ」と決めつけます。

そして「オカルンと仲良くしてあげてね」と言われデレまくり赤面します。

 

ただ何度も何度も遊びにくるモモをよく思っていなかったのが、このクラスの学級委員長である佐脇凛。

オカルンがモモにいじめられていると勘違いし、委員長として守ってあげようと喧嘩腰になり次第に言い合いが始まってしまいます。

オカルンは焦ってるし、なんとかこの状況を打破しようと考えた金太は早速モテる秘訣を試してみようと、タイミングを見計らい「テンガロン◯ンコ キン◯マケルナ」とぶっ込みます。

「テメェ死にてぇのか」とモモに言われ、その場をおさめることに成功したのです。

 

 

活躍

65話 見えないじゃんよ

その後、金太は「なぜ高倉くんの下ネタは良くてボクの下ネタは死に値するのか」不思議でたまりませんでした。

モモとイチャイチャするために、なんとしてもナチュラルに下ネタをふりまく技術を得ようとオカルンを尾行します。

このときオカルンとモモは金の玉を回収するべく、現場に来ていました。

そうですバモラがメインのクル編です。

このシーンは前にアップしたバモラの動画にて解説していますのでここでは割愛しますが、なんとそこで金太も巻き込まれて襲われることになります。

ただ、ここでバモラの透明化に苦戦していたオカルンらに金太が助言をしたことがきっかけで倒すことに成功。

 

68話 金太のイメージ〜
70話 怪獣の倒し方はこれじゃんよ

一応は、モモに少しだけ認めてもらうことができた金太でしたが、その後は暴走したバモラから逃げるのに遅かったり、ジジに汗をかけて邪視にするなど足手まといな部分が多かったです。

追われに追われて綾瀬家に到着したとき、これまでの仮を取り戻すチャンスが到来。

巨大化したバモラに対抗するために、持ち前のイメージ力でナノスキンを使用して巨大大仏型ロボ「グレートキンタ菩薩ゼータバージョン」を作り出したのです!
※大仏をイメージしたのはモモです

 

それでもバモラに押されて踏み潰されそうになった時、金太が覚醒。

やっとわかったよ こいつよ動かし方が

破損した箇所がみるみる再生し、先ほどのゼータよりも強そうな新しい姿「坂田・ジ・エンド・オブ・ジョイトイペガサス金太」へと変形したのです。

いわばオレはロボットそのもの

いや、ロボットはオレだ!!

 

最後こそモモやアイラの能力でパワーボムを決めて倒しましたが、そうなったのも金太の活躍があったからこそです。

そんなふざけた金太ですが、アニメやロボットに対しては博学でバモラスーツの内側に搭載されている光学迷彩機能を発見したり、電池となる玉の用途や構造などを的確にアドバイスするシーンも描かれました。

そして金太もグループの一員となり、みんながバモラとの仲が深まった頃、あの宇宙人が襲撃をしてきます。

 

114話 しぶとい野郎

クルの襲撃によりみんなボロボロな中、金太は遅れて戦場に向かいます。

その時には寄生型の宇宙人によりバモラスーツが暴走させられており、バモラも捕えられるという緊急事態でした。

バモラのピンチにモモが叫び、アイラが助けようとしますがクルの雑兵たちに阻まれ助け出すことができない中、到達した金太がそのまま突っ込み敵を蹴散らします。

 

さらに、そこでバモラが巨大化したスーツの口から放り投げられ、落下するのを目撃。

落ちたら間違いなく死確定のところ、オカルンやモモたちがいる中で真っ先に反応したのが金太でした。

「オレのターン」と心で叫び、ナノスキンバイクを高出力にした爆風で宙へ飛び、バモラを助けようとします。

途中、クルの砲撃を受けバイクが大破しますが、生身で飛ばされている間もバモラの手を取るために腕を伸ばし続けます。

 

そして何とかバモラをしっかり掴むことに成功した金太は「バモラちゃんしっかりつかまって!!」と、手にしていたナノスキンを掲げます。

来い!! グレートキンタアア!!

すると、散り散りになっていたナノスキンがどんどんと集まり2人を包み込むほどに大きくなっていき、最後に腕を組んで立っていたのがグレートキンタでした。

バモラを助けただけではなく、テレビアニメのような魅せる登場の仕方にオカルン・モモ・シャコ・アイラは大興奮!

初めは「何しに来たんだ」とお荷物のように思われていましたが、この活躍で一気に応援モードとなり、ここに「グレートキンタvs寄生型バモラスーツ大虐殺モード」という構図となったのです。

 

そこから、金太が東京タワーを。

クルがスカイツリーをそれぞれ手にして、まさかのタワー同士でどつき合うという流れになります。

※虚空の中なので、器物破損にはなりません

「333m vs 634m」ということでこっちのが長いぜ~と余裕綽々のクルに対して、金太は「東京タワーの支柱は4本!! スカイツリーは3本!! こっちのが多いぜええ!!」とセリフし、

さらに「3 3 3 を足した9って数字は神聖な力が宿ってる つまり東京タワーは霊剣だぜえ!」とスカイツリーをバキバキに折るだけではなく相手も吹っ飛ばすほどの威力で打ち勝ったのです。

 

しかし、相手はまだピンピンしていて次第に劣勢になり、最終的にはコックピットごとえぐり取られて絶対絶命という大ピンチに。

容赦ないクルは金太とバモラが乗った部分をぐっちゃぐちゃにし「しぶとかったな」という雰囲気で勝ちを確信したその時、背後から金太の声がきこえます。

なんと、コックピットが掴まれたときにナノスキンでガンダムのコアファイターのような小型戦闘機で相手の死角を利用して抜け出していたのです。

 

背中にピタッとくっつかれ焦るクルに対して、金太は

「ムダだぜ!! 怪獣は絶対自分の背中を触れねえ!!」と言い放ち、ブーストをかけます。

そうして相手ごとはるか上空に舞い上がり、「スーツに攻撃を与えてもムダなら中の本体にダメージを与えるしかねえ!」と。

 

さらに「綾瀬姉さんが言ってたぜ!! 怪獣にはパワーボムだろがい!!」と。

そのまま今度は、超音速移動でソニックブームが発生するほどに回転しながら急速落下!

超電磁スピイイインン
パワアアアアアボムだろがいい!!

最後は、中身にダメージを与えて勝利をおさめたのです!

 

元ネタ

そこからも、さらにオマージュの連続

熱風正拳突き

→闘将ダイモスから「烈風正拳突き」

 

 

ボクがダンダムを一番うまく扱えるんだああ!!

→ガンダムからアムロの「僕が一番、ガンダムをうまく使えるんだ」

 

ハイパー強羅斬り

→ダンバインかビルバインでショウの「ハイパーオーラ斬り」

 

ダイダロス

→マクロスから「ダイダロス・アタック」

 

ロケットパンチ

→マジンガーZからそのまま「ロケットパンチ」

 

超電波竜巻、超電波スピン

→コンバトラーVから、それぞれ「超電磁タツマキと超電磁スピン」

 

その後

クル編が一旦終わりを迎え、その後のオンブスマン編、メルヘンカルタ編ではちょい役としてしか登場をしていない金太。

ただ、その中でも金太がモモに提案した「部活を作ったらどうだ」という意見は、今後も重要になってくるだろうと考えています。

オカルトを追求する「歴史文化研究部」という名で、しかも顧問が三丈目先生ということでサンジェルマン伯爵の目的が見えてくる重要なポイントになってくるのではないでしょうか。

 

実際にサンジェルマン伯爵は、こう口にしています↓↓

心霊 超能力 UFO 古代文明 異世界 この世界にはありとあらゆる謎が存在する
ボクはそのすべてを探求し解明したいが、そのためにはボクら人間の寿命はあまりにも短すぎる
そこで気づいた その目的を共有できる多くの人間と一緒にやったら早くないか

 

くしくも、金太の提案がラスボスチックなサンジェルマンの目的と一致した訳です。

全知全能のルドリスから譲り受けたナノスキンを自在に操れることからも、金太の今後の活躍に期待せずにはいられません。

 

金太は嫌いから入り好きになるクセのあるキャラ

 

実は、坂田金太を見たほとんどの人は「嫌い」と言います。

それは、言動がうざいからであり致し方ありません。

ただ、それも上記で解説した金太が活躍をするシーンを見れば「一周回って、好きになる」という方が多いです↓↓

 

 

 

 

好き嫌いは人それぞれですが、見れば見るほど好きになるというキャラでした。

クセのあるブルーチーズのような言われ方も、金太らしくて面白いですね!

 

 

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【ダンダダン】坂田金太についてまとめ

 

逃げ出したいという弱い心と向き合い、それでも自分の芯は曲げずに戦う金太はまさに裏主人公と言っても過言ではないでしょう。

このキャラ性に嫌悪感を抱く方もいらっしゃるとは思いますが、私は金太が大好きです!

 

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