1997年に公開された劇場版「名探偵コナン」の記念すべき第1作目、「時計じかけの摩天楼」。
黒ずくめの組織やFBI、公安警察など物語の重要人物達はまだ登場していないものの、爆弾を使用した派手な演出で話題となりました。
劇場版名探偵コナンではストーリーの面白さはもちろん有名ですが、タイトルがオシャレな事も毎回注目を集めています。
今回は、劇場版名探偵コナンの1作目、時計じかけの摩天楼のタイトルについて考察していきましょう。
目次
タイトルの意味は「爆弾が仕掛けられた高層ビル」
コナンの映画をひとつも見たことがないので、教養のために履修しようと思い立ち、まずは一作目の「時計じかけの摩天楼」を鑑賞。
コナンが犯人から聞き出した、爆弾が設置されている場所についてのヒント「木の下」の答えが「猫」だったことにたまげた…… pic.twitter.com/RNWCB4TdDH
— 日 (@kusakabe1986) May 1, 2024
この映画ではさまざまな場所に爆弾が仕掛けられ、主人公「江戸川コナン」が爆弾解除に翻弄しながら犯人を突き止める様子が描かれています。
そしてタイトルの「時計じかけ」、「摩天楼」という言葉から「爆弾」や「ビル」を連想できるため、映画を観ていない人でも爆弾が仕掛けられたビルが描かれると予想できますね。
ここからは、タイトルの言葉ひとつひとつについて深く掘り下げていきましょう。
考察① 時計じかけは「爆発までのタイムリミット」
『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』(1997)観た。コナンの映画第1作。連続爆弾魔との対決、『スピード』や『新幹線大爆破』みたいな爆弾、『ジャガーノート』から続く「赤と青どちらを切る!?」まで全部入りで、初試合で総力戦の趣があり「だからこそいまにまで続いたんやね…」とメタに感動…… pic.twitter.com/fxUkRv2UP6
— 稲庭淳 (@inaniwan) July 12, 2023
作中では時限爆弾が登場しており、設定された時間になると爆発してしまいます。
コナンは何とか爆発を止めようと犯人からの予告を元にあちこちの場所に走り回り、爆発から周りの人々を守りました。
爆発にはコナンと仲の良い少年探偵団の面々などメインキャラ達が巻き込まれており、常にタイムリミットが迫る緊迫したシーンが続きます。
このようなストーリーから、タイトルの「時計じかけ」には「爆発までのタイムリミット」という意味が込められていると予測できますね。
考察② 電車に仕掛けられた特殊な爆弾
名探偵コナン時計じかけの摩天楼見ました!
とても見やすくていい作品ですね!1番好きなところは、線路に爆弾しかけられてて指令長が運転士に指示するとことか切り替え成功してみんなで喜ぶシーンが好きw
みんなはどのシーンが好き?#初リプ大歓迎 #名探偵コナン #コナン好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/7HM2EzZPNs
— イブちゃん (@Yuki_Brave_love) June 18, 2023
時限爆弾はラジコンや小動物のケースなどさまざまな場所に取り付けられていました。
中でも印象深いものの1つとして、電車が時速60km以下になるか日没になると爆発するというシステムの爆弾が登場しています。
犯人からは東都環状線に爆弾を仕掛けた事と爆発する条件が伝えられたため電車内が捜索されますが、中々爆弾は発見されません。
最終的にコナンは電車ではなく線路に爆弾が仕掛けられており光が遮断される事で爆発する事を突き止めますが、これには作中の人物と共に映画を観た人達も騙された事でしょう。
ただのタイマー式爆弾だけではなく、特殊なシステムの爆弾も登場させる所がコナンの面白さの1つですね。
考察③ 摩天楼は「爆弾が仕掛けられた場所」(ビル)
『時計じかけの摩天楼』、当初は舞台が高層ビルだと考えておらず、10階建てのビルになるはずだったけど、青山先生の方から『摩天楼』というタイトルが出て、それに合わせてビルを高くした…と、こだま監督が過去にインタビューでお話しされてるけど、10階建ての米花シティービルって想像できない……。
— シカマスク🌟 (@aptx0915) February 5, 2021
「摩天楼」という言葉には、「天まで届くほどの高い建造物」という意味が込められています。
作中では建物だけではなくさまざまな場所に爆弾が仕掛けられており、犯人が壊したかったものを次々と破壊しようとしました。
タイトルにもなっている摩天楼こと高層ビルはクライマックスで登場しており、ストーリー上最も大事なシーンですね。
考察④ 最後の爆破予告は高層ビル
劇場版名探偵コナン「時計じかけの摩天楼」で工藤新一君の誕生日の2時間前に米花シティービルが爆破されて今日で23年になります #名探偵コナン pic.twitter.com/GLriNRHUn7
— オタコン(ˆωˆ)改二乙 (@404_m9) May 3, 2020
さまざまな爆破予告をしてきた犯人ですが、最後の爆破予告は米花シティービルという高層ビルです。
このビルには映画館があり「毛利蘭」が来ていたために、ビルのあちこちで起こる爆発に巻き込まれてしまいました。
コナンは蘭を助けるためにビルに登りますが、あともう少しの所で瓦礫に阻まれて蘭の側へ辿り着けません。
最終的にはコナンの力だけでは爆発を止める事はできませんでしたが、蘭が爆弾を解除するシーンは緊迫感がありクライマックスに相応しいシーンだと高評価でしたね。
そのためタイトルにはこのビルをメインとして摩天楼と名付けたのでしょう。
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【名探偵コナン】時計じかけの摩天楼のタイトルの意味まとめ
本日5月3日22時35分30秒に
「時計じかけの摩天楼」を再生すると5月4日0時丁度に
《ハッピーバースデー 新一》が流れます
#工藤新一誕生祭2024 #江戸川コナン誕生祭2024 pic.twitter.com/IXWdMFfBUw— こなぴくん🫧興行収入実況 (@CNP___boxoffice) May 3, 2024
- 「時計じかけ」は「爆発までのタイムリミット」
- 「摩天楼」は「背の高いビル」
- 物語の終盤で登場する時限爆弾が仕掛けられた高層ビルがメイン
劇場版名探偵コナン、時計じかけの摩天楼は主人公コナンや蘭などメインキャラのみが登場しており序盤らしさを味わう事ができるため、今でも人気作品の1つとなっています。
この映画がヒットした事から毎年公開となった劇場版名探偵コナンですが、毎回ド派手な爆発とイケメンキャラ達の登場で話題となっており、ファンとしても毎年が楽しみですね。
視聴者を騙すトリックや爆発のスケールは1作目から素晴らしいので、見返してみてはいかがでしょうか?
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