ダンダダンの感動シーン&泣ける感動回5選!号泣した名シーンや悲しき過去も

公開日: 2024年11月6日 | 最終更新日: 2024年11月6日

 

今回は、ダンダダンの感動シーンの解説です。

ダンダダンといえば、各エピソードで必ずと言っていいほど登場する大号泣シーン。

みなさんも、どこかの話で必ずウルッときているはず!

かくいう私も、全エピソードで泣いてきております!

そんな泣けるシーンの中から、感動ランキングTOP5と題して、ランク付けをしてみました。

※ネタバレを含みますのでご注意下さいませ

 

この記事を見て分かること
  • ダンダダンの心に残る感動エピソード5選
  • 各キャラクターの切ない過去と成長
  • 家族や絆をテーマにした感動的な物語展開

 

 

 

 

ダンダダンの感動シーンTOP5

  • 5位:邪視
  • 4位:佐脇凛
  • 3位:頭間雲児(ズマ)&ベガ
  • 2位:アクロバティックさらさら
  • 1位:バモラ

 

5位:邪視

邪視は生前の怨念が強すぎて怪異化した存在です。

舞台は大蛇信仰があった村。

そこに生まれついた少年が捕らえられ衰弱していくというところから物語は始まります。

この村の火山の噴火をおさめるために生贄として捧げる狂気じみた信仰は、200年続いていました。

 

まだまだ幼くこれから成長していくはずの少年は、訳が分からないまま獄中で過ごし、時折りその

隙間から見える村の子供の姿をうらやましそうに眺めていました。

時期がきた時、荒れ狂う山の前に括り付けられ噴火するマグマに焼かれながら「もっと遊びたかった」と少なすぎる人生を振り返り死んでいきます。

 

その後、次の生贄となる少年へと物語は切り替わります。

という流れで続いていくのですが、人間だった頃の邪視はすごく純粋な性格でした。

  • 村の子供たちが元気に踊る姿を見て、少しでも楽しい気分になろうと獄中で踊ってみる
  • 霊体となり少年から姿を見られて驚かれたとき、怖がらせないようにその踊りを披露して落ち着かせる
  • その少年が生贄となる際、逃がしてあげようと縛られている手からロープをほどいてあげようとする

 

など、自分の今置かれた状況はさて置いて、夢中で楽しもうとしたり、他人を助けようとするほどの優しさを持っていました。

 

自分のときには怪異とならなかったにも関わらず、別の生贄となる少年が同じ目にあったときに憎悪がどんどんと膨らみ異形の姿へと変貌。

そんな邪視だからこそ、この出来事は余計に悲しくなります。

正直、こんな無意味で理不尽な犠牲となった子供たちのことを考えると、悲しみを通り越して鬼頭家に対する苛立ちが勝ります。

確かに、この邪視の話はダンダダンの中でも悲惨なエピソードですが、感動要素よりも恐怖感が強めだったことから、控えめの5位にランクインさせました!

 

 

4位:佐脇凛

凛はドがつくほどの真面目ちゃんで、それが要因で悲しき過去を持っていました。

まだ小学生のときにすでに父親が他界しており、母親の手1つで育てられます。

お母さんは毎日仕事で忙しく、帰ってくるのも夜遅い日が続きます。

 

さらに父親の方のお婆ちゃんが要介護状態にあり、凛は炊事・洗濯などの家事を一手に担っていました。

学校では友達と歌やダンスをして仲良くしますが、一歩帰ればヤングケアラーとしてプライベートの時間があまりない幼少期を過ごします。

その中で、友達から休日のオーディションに誘われ約束するも、家庭の事情で参加できずに「裏切り者」と呼ばれてしまい不仲になってしまいます。

 

その後、オーディションの当日に誘ってくれていた友達を交通事故で亡くしてしまい、間接的にそうさせてしまったと凛はずっとトラウマを抱えながら生きていくことになりました。

金の玉を拾ったことでオンブスマンに憑りつかれ、オカルンに相談し星子が盛大に成仏させてくれることになり、そこで「あの時、どうすればよかったの」「どうしようもないじゃん!!」と泣き崩れます。

そこで、「お前が苦しむ必要はない」と、星子に言われます

「家族や友達のために文句一つ言わず努力してきて、ずっと頑張って来たんだろうが」

「なのにお前だけ苦しむなんてそんなのは間違ってんだよ!!」

 

“これまで誰にも言われなかった、ずっと言われたかった言葉”をかけられ、凛は大号泣しながら今までの理不尽への怒りも含め色々な感情をめぐらせます。

本来、こういった言葉をお母さんがかけてくれたら良かったのですが、余裕がないほどに忙しかったのでしょう。

その気持ちを押し込めてきた部分と、認められたときにぶわっと込み上げてきた涙から、凛の強い心と弱い部分が一気に出たような気がします。

 

そして、これを星子が言ったことに感動しました。

モモの両親について触れられていませんが、星子は祖母ですが母親のように育ててきました。

その中でモモに対して色々思うことがあったと思います。

 

ダンダダンは「母親」という存在を大きく描く作品なので、いかに母親の存在が偉大かを伝えてくれます。

そして、これを教えてくれる存在こそが星子なんだと思います。

凛と舞の友情エピソードが感動するのは本当ですが、それは裏で星子が持ち上げてくれているからとも感じます。

 

最後は星子のことばかりになってしまいましたが、この凛の過去エピソードで私が1番感動したのは凛がこれまでの頑張りを褒められたシーンでした。

苦い経験をしてきた凛ですが、まぁこうしてめげることもなくクラスの委員長をするなど責任感のある人間へと成長したのは、良い家庭環境や母親の存在もあったとは思うので結果的には良かったです。

もし自分が似た境遇にあったとしたら、擦れていたと思います。笑

こうした凛の健気さも含めて、舞との感動秘話や仲直りシーンにウルッときたので第4位としました。

 

3位:頭間雲児(ズマ)&ベガ

と、ズマ1人のランクインのようですが、ここではベガとセットで3位とさせて頂いております。

前回、人気ランキングと称して好きなキャラをランク付けした時にもズマwithベガとしてニコイチにしました。

それぐらい、この2人は切っても切れない関係です。

ズマは父親の過労死、弟の水難事故、母親の投身自◯によりまだ幼かったにも関わらず孤児と なりました。

その後、施設に預けられるもいじめに合い幼少期ながらに世界を憎むようになります。

 

そんなズマは当然のように不良となっていき、そのリーダーとしてカリスマ性を発揮します。

次第に素行不良がエスカレートしていき、最後は警官に暴行を加え逮捕されてしまいました。

しばらくの少年院の期間を経て出所をした際、自分を逮捕した警官が待っており、言われるがま ま一緒に生活をするように。

初めはもちろんぎこちなく接することしかできずに気まずさもありましたが、次第に仲が深まっていき最後はお互いなくてはならない存在として信頼が深まりました。

 

そして、メルヘンカルタ戦では致命傷を受けたズマに対してベガが蘇生措置を行なったこともあり生還するというシーンも描かれました。

母親や風太との関係性や家族の死別はもちろん悲しいですが、それを心から乗り越えることがで きたのは紛れもないベガのおかげです。

早くして父親を亡くしたズマですが、その代わりとなったのはベガでしょう。

悪いことは悪いと叱ってくれる本当の父親のような存在が、荒れてしまっていたズマを更生させました。

 

そんなベガが実は妻や子供を通り魔に○害されていて、ズマのように今でも世界を呪っていたりと か知ったりすると、こっちの2人の関係性の方が素敵すぎて泣けてきます。

ズマの家族のお墓をベガが用意して2人で墓参りをしたり、これまで喧嘩ばかりだった食事も 清々しい気持ちのまま「いただきます」をしたりと、たった1コマに色んな感情が詰まっていました。

深い絆で結ばれてきた経緯がすごくよく伝わる感動エピソードだったので、3位としました。

 

 

2位:アクロバティックさらさら

ダンダダンの感動シーンの初登場といえば、このアクさらではないでしょうか!?

初っ端のターボババア編が落ち着き、その後アイラという新キャラの登場により、また新しい展開にわくわくさせられる中で、次の怪異として現れたのがアクさらでしたよね。

「わたしのアイラ」と呼んでいるので親子関係なのかなーと想像を膨らませながら見ていると、そう呼ぶ理由が過去編にて明らかになりました。

人間時代のアクさらは、色んな仕事を掛け持ちしながら女手一つで子供を育てあげました。

金銭的に苦しかったものの、バレエを練習していた娘のためにドレスを買ってあげるなど、娘と一緒にいれることに幸せを感じながら過ごします。

 

しかし借金取りにより、家を荒らされ暴行を加えられただけではなく大事な娘を連れて行かれてしまいます。

雨の中必死に追いかけますが車には追いつくことができずに、激しく転倒して流血。

娘との楽しかった思い出を巡らせながら、最期はバレエダンスさながらに華麗な舞いで身投げするという悲しき過去を持っていました。

 

そして、この世に残した「私の子供」という未練だけを頼りに彷徨っているところに、アイラからお母さんと間違えて声をかけられたことで勘違いをし、そこから気付いてくれるまでずっと側にいることに決めます。

母を亡くしていたアイラの境遇もあり、こうして間接的に2人が交わることになっていくのでした。

このアクさらの過去エピソードは作中でもかなり印象的で、何度見ても泣ける内容となっています。

 

ただ、個人的にはその後の戦闘シーンで号泣をしました。

それは、アクさらの攻撃でアイラが死んでしまった際、自らオーラを分け与えることで命を吹き込むという方法を提案した時です。

それをオカルンたちに信用させるためにあえて自分のあごを引き裂いて、自己犠牲のもと助けようとしたのです。

そこからターボババアの解説により、アクさらは無に返り誰からも忘れられる存在になるということを知ります。

 

死の間際、これまで忘れていた本当の自分の娘のことを思い出し後悔しながら体を塵に変えていきます。

もう手遅れで見守るしかないという状況で、復活したアイラがアクさらに愛をもってハグをして「お母さん」と言います。

このアイラ1人の行為がアクさらの心に大きな影響を与えたのか、悪霊ではなくこの世に未練がなくなった1つの霊として、最後の最後で成仏する方向へと流れが変わったのです。

アイラがアクさらの気持ちに応えたかったのか、アクさらのことを亡くなった母親だと感じたのかそこは不明ですが、「母と娘」という似たシチュエーションの2人が影響し合うことでハッピーエンドを迎えられました。

 

そしてすでに涙がとまらないところに、アイラの「わすれない 絶対」という一言の後に「優しい世界へ 願わくば穏やかな再会を」と、追い打ちをかけられます。

生前のアクさらと娘が手を繋ぐシーンが1コマでドンと描かれ、ここで私の涙腺は崩壊しました。

この描写から「ちゃんと出会えたんだ」と、本当に心から安心しましたね。。

アクさらとアイラのこの親子のエピソードは、ダンダダンでも初めての感動秘話だったこともありインパクトが強すぎて、もはや殿堂入りにしたいぐらいです。

そんな、アクさらを第2位とさせて頂きました!

 

1位:バモラ

感動エピソードが多いダンダダンの中で、堂々の第1位はやっぱりこのバモラの過去です!

故郷をクルに襲撃され、シュメール一族のほとんどが捕縛または死亡しているというスタートで、バモラは孤児として戦場で育ちました。

拾ってくれた母親代わりのバンガや、同じく初老の女性・アジャやトメと一緒に戦場を駆け回りながら各地を転々とします。

その中でも、特にバンガからは自分を大事に思ってくれていることが伝わり、お母さんと呼び慕っていました。

バンガは照れもあり「お母さんって呼ぶなっつってんだろうが」とバモラに返しますが、バモラはどこ吹く風。

「お母さん こんなことがありました!」と笑う姿からは、戦争であることを忘れるぐらいの無邪気さを感じました。

 

それでもクルの侵略の手は休まることもなく、居住地を追われたりたまには攻勢にうって出たりするなどして、次第に疲弊していきます。

集団自決の選択に迫られるも、アジャやトメは最後まで足掻く決心をし、バモラもバンガにとどめをさされるなら本望と覚悟します。

バンガも半ば諦めていましたが「この手は誰かを殺めるためではない」と、料理人としての夢や誇りを忘れることができず、さらに可愛いバモラの姿を見ていてもうひと踏ん張りする決意を固めます。

 

そこからは一進一退あり、同族たちを救い出しクルに反旗を翻す中でバモラのピンチをバンガが2度も救い、やっとの思いで転送装置まで逃げることに成功。

ここからは私の感情もご一緒してお届けしていきます。

すでにこの時点で、私は感極まっており何がきても泣く準備はできていました。

しかし、いきなり来たのが定員は1人までという制限。

もちろんバンガはバモラだけを送り出すつもりだったので、アルマゲドンのように半ば強引に装置内へ突き飛ばします。

そしてワープまであと少しというこの時間を利用して、これまで教えてあげられなかったことをバモラに伝えます。

この記事を見て分かること
  • 強い男を見つけて結婚しろ
  • 子供を産んで幸せに暮らせ
  • そうして、シュメール人の血を繋いでくれ

 

バンガはバモラの幸せだけを願い、送り出そうとしていました。

号泣するバモラに対して、バンガはさらに続けます。

 

「お前よぉお母さんって言うのやめろって言ってんだろうがよぉ」

母性が爆発してよお 戦えなくなっちまうだろうが…

このときのバンガのくしゃっとして泣きじゃくる表情に、本当にやられました。

「母性が爆発する」という言い方がたまりませんよね。。しかもこれまで何度も言ってきた「お母さん呼びの禁止」が伏線となり、ここで絶大な効果を発揮させるという回収の仕方。

もう、ここで涙腺崩壊。

 

しかし、まだ終わってはくれません。

すでに転送が始まってバモラとバンガの座標が少しだけずれた描写の中で、「かわいくて かわいくて しかたねぇんだよ」とセリフではなく、この段階から頭の中で流れていくセリフへと表現方法が変わります。

そして、完全に見えなくなったときに「バモラ 愛してるぜ」と、悲しみをこらえながら見送ることに成功したバンガと、それを聞くことしかできないバモラの2人が最後両ひざをつき両手を壁につけているという同じ態勢で泣き崩れるシーンが描かれていました。

このシーンは「触れられないけど、少しでも近くに手を置きたい」という愛を感じ、いかにこれまでの生活が幸せだったかを語ってくれています。

血縁では本当の親子ではない2人でしたが、「親愛なるお母さん」「かわいい私の子」と心から思えている2人の姿が素敵すぎて、堂々の第1位とさせて頂きました!

 

 

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【ダンダダン】感動シーンや号泣名シーンまとめ

  • 5位:邪視
  • 4位:佐脇凛
  • 3位:頭間雲児(ズマ)&ベガ
  • 2位:アクロバティックさらさら
  • 1位:バモラ

 

さて、ここまで感動シーン5選をご紹介させて頂きましたが、みなさんのランキングと違いはありましたでしょうか?

1位2位は本当に迷ったのですが、バンガのあの「母性が爆発」というワードが強すぎてランキングトップに押し上げられましたね!

今後も新キャラの過去エピソードを楽しみにしながら、感動シーンがあれば新しいランキングも考えてみたいと思います^^

 

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