ウィンドブレーカーは東京リベンジャーズのパクリ?似てる共通点を解説

公開日: 2023年11月28日 | 最終更新日: 2024年5月18日

 

WIND BREAKERウィンドブレイカーは、にいさとるによってマガジンポケット(講談社)にて2021年1月から連載中の漫画です。

ウィンドブレーカーは2023年9月時点で、累計発行部数260万部を突破している超人気漫画です。

 

舞台は暴力や犯罪が日常的に繰り返されていたとある町。

そんな町と地域の人を、偏差値最底辺ケンカ最強の不良たちが守っています!

普通なら煙たがられそうな不良たちがなぜ、盾となって町と人を守っているのでしょうか?!

不良たちは、町の人たちからはヒーローのように称賛されています。

主人公の桜 遥(さくら はるか)を中心にヤンキー高校生たちが町と人を守ることで成長していく新感覚のヤンキー漫画!

 

なのですが…ウィンドブレーカーが、ある作品・・・・パクリではないか?とウワサされています。

その作品はアニメも実写映画も大ヒットした『東京リベンジャーズ』です。

なぜ、このようなウワサが出ているのでしょうか?

 

本当にウィンドブレーカーは東京リベンジャーズのパクリなのか?

どのような点からパクリ疑惑が出ているのか考察していきます!

この記事を見て分かること
  • ウィンドブレーカーの「パクリ疑惑」について
  • 東京リベンジャーズとの「共通点

 

 

 

 

ウィンブレは東京リベンジャーズのパクリ?

 

ネットでは、アニメ化が決定したウィンドブレーカーを楽しみに待っているという声が多く見られます。

ではなぜ、ウィンドブレーカーは東京リベンジャーズのパクリというウワサも出ているのでしょうか。

次に、ウィンドブレーカーと東京リベンジャーズのあらすじを簡単にまとめて比較していきます。

 

パクリじゃないが類似点が多いのも事実

以下、ウィンドブレーカーと東京リベンジャーズの簡単なあらすじです。

あらすじ

主人公の桜 遥(さくら はるか)が偏差値最底辺、喧嘩は最強の風鈴高校でトップになる野望を持って入学してくるところから物語は始まります。

幼い頃から自分の見た目を気味悪がられ他人と関わることに苦手意識を持っていた桜はただ喧嘩で強くいることのみを考えて生きてきました。

喧嘩ばかりの風鈴高校に行き、トップに立てば満たされると思っていたのに、出会ったのは桜の思っていたのと違う様子の風鈴高校の生徒たちでした。

彼らは喧嘩の強い不良たちにもかかわらず、なぜか地域住民から感謝されている存在で・・・。

 

桜は戸惑いながらも、「誰かを守るために喧嘩をする」というボウフウリン(町を守る風鈴高校の生徒たちグループの呼び名)に感銘を受けながら成長していくというストーリーです。

 

東京リベンジャーズ

主人公の花垣 武道はながき たけみちは、冴えない日々を送っているフリーター。

ふとタケミチは人生でゆいいつの恋人がいた中学時代を「あの頃が1番よかったな。」と、懐かしく思い出します。

しかし、ある日その元恋人の橘 日向(たちばな ひなた)が暴走族の抗争に巻き込まれて死亡したというニュースを見て青ざめます。

ショックを隠しきれないまま、電車に乗ろうとしたところで何者かに突き飛ばされ転落。

ダサい人生だったと死を覚悟したものの、気がつくと12年前(中学時代)にタイムリープしていました。

 

タケミチはタイムリープした現実に戸惑いながらもかつての恋人ヒナタを死なせないよう運命を変えることを決意します。

ただ、事態はそう簡単ではなく何度も何度もつらく苦しい思いをしながらタイムリープを繰り返しもがいていく、というストーリーです。

 

こうしてストーリーを並べてみると、あまり似てない気もしますね。 なぜ、ウィンドブレーカーは東京リベンジャーズのパクリとのウワサがあるのか?

ここからは、ファンの皆さんの声も聞きつつ検証していきます!

 

 

「似ている」という読者の声

 

 

 

 

 

SNS上の意見によると、設定が「ヤンキー」という時点で東京リベンジャーズを連想される方が多いようです。

また、ウィンドブレーカーにも東京リベンジャーズにも多くの個性的で魅力的なキャラクターが登場するので、「キャラかぶり?」を発見してツイートしたくなるという印象を受けます。

それだけ、2作品ともに注目されている人気漫画だと実感しました!

注目2作品ゆえに、どのような点がパクリだとウワサされているのかもう少し詳しく見ていきましょう!

 

 

似ている共通点を解説

 

ウィンドブレーカーがマガポケで連載をスタートさせたとき、ヤンキーものという点であの大人気作品『東京リベンジャーズ』を超える作品なのか?!とあっという間に話題になりました。

そこで多くの読者はウィンドブレーカーが「ヤンキーもの→東京リベンジャーズと同じだ!!おもしろいのか?!」と、頭に浮かんだのだろうと想像します。 そして、読み進めて連載が回を重ねていくうちに、いくつかの共通点を見つけていったという流れなのでしょう。

以下では、そう思われてしまう共通点にもフォーカスしていきます。

 

パクり要素① 不良漫画の設定や「ひよる」の表現

ウィンドブレーカー原作漫画第1巻の序盤、町で暴れているヤンキー集団の1人があるセリフを発します。

「ひよってんな。たかが4人増えただけだろうが!!」

これは、東京リベンジャーズの人気キャラクター「マイキー」を連想させる言葉です。

 

マイキーの「ひよってるやついる? いねえよなぁ!?」は、マイキーが東京卍會(東京リベンジャーズの物語の中心となる暴走族のグループ名)の総長であり、絶対的な存在であることを最大限現している名言です。

このセリフがウィンドブレーカーの序盤に出てきたことで「東京リベンジャーズマイキーだ!」と読者の頭の中によぎったことは間違いありません。

こちらほんのワンシーンなのですが、個人的にこのセリフを言った不良が若干マイキー風なのも引っ張られる要素かなと思います^^

 

 

パクり要素② 喧嘩っ早いのにヒーロー

ウィンドブレーカーの主人公の桜、東京リベンジャーズ主人公のタケミチはどちらも喧嘩っ早いところがあります。

桜もタケミチも自分の仲間がやられたり、自分が守らなければといけないという衝動にかられたらなりふり構わず飛び出してしまうのでしょう。

当初ウィンドブレーカーの桜はよそから来たということもあり仲間意識は持っていないのですが、物語が進むにつれ早い段階で仲間や町、地域住民を守るために惜しげもなく拳をふるいます。

東京リベンジャーズのタケミチは、同じ中学の仲良し5人組がやられたら喧嘩は強くないのに後先考えず突っ込んでいきます。

 

桜はボウフウリンの風鈴高校の仲間たちから、タケミチは仲良し5人組やその後深く関係を築いていくマイキーたちからヒーローだと言われます

喧嘩っ早くて仲間思いなのは、読者側も期待してしまう主人公の特徴なのかなと思いました!

 

パクり要素③ ヒロインの苗字が「橘」

ウィンドブレーカーに登場する数少ない女の子キャラ、たちばな ことは

物語の最初、桜と出会います。

16歳とは思えないほどしっかり者で料理も上手、発言もどこか大人のような落ち着いた雰囲気の女性。

橘 ことはは、度々ボウフウリンのメンバーが集まってくる寄り合い所のような喫茶ポトスで働いています。

 

東京リベンジャーズ最大のヒロインの名前は、日向ひなた

明るく優しく、ときに天然でかわいくて男子の理想を詰め込んだようなヒロインキャラです。

偶然にしてはできすぎていると思ってしまう、まさかのヒロインの苗字がカブってました!

ヒロインには橘姓がしっくり来るということなのでしょうか?

雰囲気、性格は真逆のような2人のヒロイン橘さんにも注目です!

 

パクり要素④ 喧嘩が弱い楡井秋彦がタケミチのよう

ウィンドブレーカー2話で、桜と同じ風鈴高校1年生の楡井 秋彦にれい あきひこというキャラクターが出てきます。

喫茶ポトスで桜と初対面を果たし、風鈴高校、ボウフウリンへの憧れを口にする楡井。

念願だった風鈴高校に入学することを心待ちにしている楡井は、正義感が強く自分もボウフウリンのように町の人を守りたいという気持ちを人一倍秘めている少年です。

ただ、正義感の強さとは裏腹に喧嘩の腕前はイマイチ。

助けたい思いは強いのに、うまくいかず理想と現実のギャップに悩んでいきます。

 

一方、東京リベンジャーズのタケミチも元々はちょっとグレている気の弱い中学生といった感じだったので、喧嘩はあまり強くありません

正義感もそこまで強くはなく、逃げ出せるものなら逃げ出したいと言わんばかりの弱虫キャラに見えました。

タイムリープを繰り返し、悲惨な現実と直面し周りの人たちから影響を受けどんどんたくましくなっていくタケミチ。

弱虫、泣き虫のヒーローとして成長していくタケミチの姿は応援したくなる主人公そのものでした!

このウィンドブレーカーの楡井と、東京リベンジャーズのタケミチは喧嘩は弱いけれど、回を追うごとに芯の強い正義感あふれる魅力的なキャラクターへと成長していく過程は似ているといえますね。

 

パクり要素⑤ 榊晴竜&雨竜が河田ナホヤ&ソウヤのような双子設定

ウィンドブレーカーと東京リベンジャーズにそれぞれ双子が登場します。

まずは、ウィンドブレーカーの「榊 晴竜さかき せいりゅう雨竜うりゅう」の兄弟。

容姿はそっくりで口元に微笑を浮かべているのが兄の晴竜、真一文字に口を結び無表情なのが弟の雨竜です。

ボウフウリン四天王、持国衆次席を任されています。

 

つまり、ボウフウリンの中でもかなり強いキャラクターの2人!

兄の晴竜はコミュニケーション能力高くこだわりも強い、弟の雨竜はどちらかというとこだわりがなく、兄に言われることに従っているという双子の関係性がうかがえます。

性格は2人とも比較的温厚な感じがしますね。

 

一方、東京リベンジャーズに出てくる河田ナホヤ&ソウヤ兄弟

こちらも容姿はそっくり、いつも口元が笑っているのが兄のナホヤ(通称スマイリー)、怒った顔をしているのが弟のソウヤ(通称アングリー)です。

見た目の印象とは異なり、スマイリーは顔は笑っているけど中身は鬼のように容赦なく、アングリーは怖い顔をしていながらきめ細やかな気遣いができます。

タケミチも、最初は見分けがつかないほどよく似ている双子でしたね。

 

このように、ウィンドブレーカー、東京リベンジャーズともに個性的な双子が登場します。

双子の存在により、さらに両作品似ているという印象が生まれたのかもしれません。

 

パクり要素⑥ 杉下京太郎と場地圭介

杉下と場地は、兄弟でも通るぐらいの激似キャラです。

2人の共通点として「黒髪で長髪」「細見で背が高い」「ぶっきらぼうな性格」「荒々しい気性」「あまり知的ではない」「でも仲間からは愛される」など、挙げればキリがないほどです。

語るよりも見た方が早いという典型的なかぶりキャラですね!

 

パクり要素⑦ 蘇枋隼飛と黒川イザナ

続いて、ウィンブレ蘇枋と東リベイザナです。

2人の第一印象と言えば、髪型とピアスではないでしょうか?

名前は分かりませんがセンター分けでサラっとなびかせるあの髪型に、耳の下まで下げるロングピアス。

蘇枋はタッセルのピアスをしており、イザナは十五夜を表す花札の「芒に月」(ぼうにつき)をモチーフにしているとされています。

普段はどちらも落ち着いた性格でありながら、どこか不気味な知性が感じられあまり掴めないキャラというのも酷似。

 

しかし、怒りで我を忘れたときにはもう手が付けられないほどの強さを誇るという点も似ていますね。

ちなみにですが、両者ともファンからめちゃくちゃ人気があるキャラです。

 

パクり要素⑧ 警察の影の薄さ

 

ウィンドブレーカーの世界では、ヤンキー高校生たちが自警団のように町を守っています。

「警察は何しているの?」と、ちょっと思ってしまいますよね^^;

町と地域住民を守るため、ボウフウリンのメンバーは自発的に見回りをし、必要があれば堂々と暴力をふるっています。

自分の町を常に見守ること、法律では解決できないことをウィンドブレーカーの高校生たちは行っています。

 

そして、東京リベンジャーズの世界でも、ブンブンとバイクを乗り回していても、誰かが刺されても基本警察は来ません^^;

自分たちの問題は自分たちで解決したいのか、もはや法律やルールはお構いなしで皆突っ走っていきます。

東京リベンジャーズのヒロイン橘 日向の弟、橘 直人たちばな なおとは職業が警察官であるにも関わらずほぼ機能していません。

ウィンドブレーカー、東京リベンジャーズともに頼りになる大人や警察がいたら物語が進まないのかもしれませんが、漫画を読んでいてどうしてもツッコミたくなる点がカブっていると感じました。

 

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【WIND BREAKER】東リベとの比較まとめ

 

まとめ

パクリ疑惑について

  • ウィンドブレーカーは東京リベンジャーズのパクリではないが似ている点もある
  • ヤンキー設定上すでにヒットした東京リベンジャーズに引っ張られる声が多い

=ウィンドブレーカーと東京リベンジャーズは以下のような共通点があり、パクリ疑惑のウワサがあると考えられます。

 

共通点

  • 不良漫画の設定や「ひよる」の表現
  • 喧嘩っ早いのにヒーロー
  • ヒロインの苗字が「橘」
  • 喧嘩が弱い楡井秋彦がタケミチのよう
  • 榊晴竜&雨竜が河田ナホヤ&ソウヤのような双子設定
  • 警察の影の薄さ

 

ただ、東京リベンジャーズが不良×ミステリーSF要素があるのに対して、ウィンドブレーカーは不良×ヒーロー、町と人を守るという内容です。

そのため、ウィンドブレーカーは東京リベンジャーズとは別の切り口で攻めている新感覚ヤンキー漫画だといえます!

ウィンドブレーカーに登場するキャラクターたちが町と人を守るために悪いやつらをこらしめるところはドキドキとワクワク、そして最後はスッキリ爽快な場面です。

こちらが映像で見られるのが本当に楽しみです!

 

ウィンドブレーカーと東京リベンジャーズの原作漫画を、比較しながら読み進めるのもおもしろいかもしれませんね!

ウィンドブレイカーの魅力あふれるキャラクターたちがアニメで見られるのは2024年4月からです。

放送スタートまで、あと少し!

楽しみに待ちにしましょう^^

 

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