さて、今回は大人気の【ドリフターズ】のキャラクターの中でも、最大の謎である黒王の正体を考察していきたいと思います!
この黒王は、原作でも序盤からラスボスとして君臨しています。
ボロボロのローブを着て、フードで顔が隠れているという風貌なので謎多きキャラです。
腕は出てきたりしますが、たくさんの傷跡があります。
その傷も正体に繋がっていくのでしょうか?
存在は分かるとのの、その正体が不明。
人なのか?違うのか?
それさえも、全て謎に包まれています。
ここからは、そんな黒王の正体について考察していきたいと思います。
一体、どんな偉人が出てくるのでしょうか・・
それでは早速始めましょう↓↓
目次
黒王の正体はキリスト(神武天皇)?
漫画のドリフターズの黒王ってキリストがミスリードなら誰だと思う? https://t.co/oKBjz9RSP5 / Photo: pic.twitter.com/UEBiuC4Tux
— luque (@mangakikou) September 30, 2016
黒王の正体の最有力候補は「キリスト」と言われています。
というのも、原作の中で黒王が「魔物の傷を癒してみたり」「石ころを穀物に変えたり」という描写がありました。
歴史の中でキリストが人々を治療したり、水をワインに変えたという伝説が残っていることから「キリスト=奇跡」と連想する方が多いからでしょう。
何より黒王の掌には傷があります。
(よく見ないと分かりにくいですが)
これは、キリストが最後に磔にされた時の傷跡と酷似しているようで、素直にキリストと考察しているファンも多いようです。
ここからは、このキリスト説について深堀りしていきす↓↓
イエスキリスト説① 手のひらの傷や生命増殖の治癒術
黒王の正体がキリストと予測されているのは、キリストが磔の時にできた掌の傷があったり、オークなどの自分の兵が傷ついた時に治してあげたりと、治癒能力のあったキリストに近い描写があります。
キリストは、奇跡と呼ばれる現象を数々起こしてきています。
悪霊を取り除いたりはもちろん、その中に「あらゆる病人・怪我人が癒やされる」とあります。
他にも、道の砂利が穀物になったりする描写もあります。
上記の理由から、キリストと考察される理由は「数々の奇跡を起こせる」という共通点が多いのかなと思います。
イエスキリスト説② 救世主の玄人
源義経によると黒王は「救世主の玄人」ということらしいです。
なぜ「救世主の玄人」と呼ばれているのでしょうか?
キリストであれば、義経も知っていても不思議じゃないと思いきや、義経の時代にはまだキリスト教は日本に伝わっていません。
救世主と言われながら、他の廃棄物たちと同様に人間を憎むだけでなく、同じ異世界から送り込まれた漂流者達には極めて強い殺意を抱いています。
追撃に手を抜かず、最大限の力で抹殺を図りつつ、その力を警戒する様子を見せる。
その一方で、自身の同胞という魔物にはとても優しく誠実に接している描写も。
「救える者は一人残らず救う」と言って、自身の負担も顧みずに能力を使い化物たちの傷を癒しており、
これが兵のモチベーションUPにも繋がっている様子です。
そういった意味で、魔物・廃棄物たちにとっては「救世主」ということなのでしょう。
イエスキリスト説③ 蜻蛉の形をした杖から神武天皇
「アロンの杖」とも考察されている、黒王の持っている杖。
蜻蛉の飾りがついていることから、神武天皇の杖ではないかとも言われています。
神武天皇を描いたとされている肖像画に、金の鳥と蜻蛉の杖が描かれています。
特徴的な杖を描いているので考察はしやすいですが、あまりに直結すぎてミスリード?とも・・・
また神武天皇はキリストの転生とも言われているので「キリスト=神武天皇=黒王」という説もあり得るでしょう。
黒王の軍団が進軍する際には「御親征」という掛け声で動いています。
この言葉も親王陛下のことを指しているのだとしたら神武天皇説がより有力になってくるかなと思います。
イエスキリスト説④ 地の塩 (ジルドレの死)
廃棄物の人たちは死んでしまうと、同量の塩になり崩れていきます。
ジルドレの死が印象的ですよね。
1つの疑問として「なぜ塩なのか・・」。
それはキリストに関係していて、実は旧約聖書のロトの妻が塩の柱となって死ぬところから取られている説が有力です。
黒王本人からも奇跡(異能)を使った後は体から塩の塊?結晶のようなものが落ちていました。
力を使うと塩のかけらが落ちていき、ある一定の量を超えてしまうと塩になり崩れてしまうようです。
となると、廃棄物はみんな塩から作られたのか?
肉体は無く、塩の体だからなかなか死なず、異能を使いすぎたら死んでいく・・というようです。
廃棄物が漂流物を意味もなく憎んでいるのは肉体を持っているから?と新しい考察も生まれてきますよね。
ヒトラー説① 近代戦術タンクデサントを知る人物
原作で光秀が言っていますが「でさんと」という言葉が出てきています。
この言葉は近代戦術を指しているとされており「タンクデサント」と言えば歩兵がタンク(戦車)に乗って移動したり、乗ったまま戦闘に入る戦術のことを言います。
黒王軍の戦い方なら、巨人デサント、竜デサント、ということです。(戦車がわりにしている)
そして、もしキリストであったなら、なぜこの戦い方を黒王は知っているのだろうか?というのが光秀の疑問です。
飛行機や戦車がきちんと役割を果たせるようになったのは、第一次世界大戦よりもう少し未来の話。
ラスプーチンやアナスタシアが生きていた時代では戦争に使われるようなものではありませんでした。
つまり、黒王はラスプーチンやアナスタシアよりも近代の人物である可能性が高いです。
となるとキリスト説は薄くなりますよね。
そこで黒王の正体として急浮上してきたのが「アドルフ・ヒトラー」になります!
ヒトラー説② 拒絶されたのはオルテ帝国のこと
このドリフターズの世界にある日、急に酒場に現れて人々を扇動しオルテ帝国を作ったと言われているヒトラー。
オルテ帝国を建国後、突然自殺した。とオルミーヌが語っていました。
ヒトラーが考えていた通りの国にはならなかったのかもしれません。
現代史でもヒトラーは自殺したとされていますが、こちらの世界でも国父と呼ばれるほどまでになったというのになぜ自殺したのでしょう。
黒王の登場シーンで「人々を救おうとしたが拒絶された」という説明がありました。
実はこれこそが、ヒトラーが作ったオルテ帝国のことだという可能性もあるのです。
また、サンジェルミ伯はあのちょび髭(ヒトラーのことを指していると思われる)は厄介だったとも言っておりました・・w
本当に自殺したのか暗殺されたのかは不明ですが、廃棄物としてこの世界にきて自殺後に執念や怨念を持ってしまい、黒王として転生したという説も考えられます。
廃棄物になる人物は殺害されたり、志半ばで倒れたりという何かしら恨みを抱いている傾向があります。
始めはヒトラーも漂流物の方で飛ばされたのかな・・
そこからオルテ王国の国父となり基礎を作り出したが、建国したものの何かに行き詰まり自殺。
その後、後悔や執念が残り廃棄物となってしまった。
一度オルテに現れているので、顔が割れているため隠しているとも考えられます。
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【ドリフターズ】黒王の正体の考察まとめ
「ドリフターズ」に出てくる黒王の正体ってもしかしてアドルフ・ヒトラーだったりするのか? 「ドリフターズ」に出てくる黒王の正体ってもしかしてアドルフ・ヒトラーだったりするのか? pic.twitter.com/uZvYvUNxah
— 話題の扉 (@volts_0730) January 1, 2017
さて今回はドリフターズ最大の謎の「黒王」その正体について考察してきました。
- 黒王の正体はキリスト説が最有力
- キリストと同じ奇跡を起こすことができる
- 神武天皇の肖像画に描かれている蜻蛉の杖と金色の鳥が描かれている
ので神武天皇説もある。 - デサントなど近代戦術も知っているため、キリストより未来人のヒトラー説
- ヒトラーは一度オルテ帝国を建国し国父となり自殺している
- 漂流物から廃棄物に転生?して黒王となった説
原作でも未だに正体は明らかになっていません。
数々のヒントが散りばめられている中で、黒王の正体は判明していくのでしょうか?
また、上記で考察している人物が該当するのか?!
歴史上の人物ではないのか?
すでにどこかで登場しているのか?
全てが謎です!
もうここからは、展開にワクワクしながら待っていたいと思います^ ^
今までひたすらに隠されてきた黒王の正体。
これから、どういう風に正体が明かされていくのでしょうか。
原作のペースは遅いですが、確実にストーリーは進んでいるので、近いうちに明らかになるでしょう!(いや、そろそろなってほしい)
もしかしたらアニメの2期が始まって、放送終了した時にそのままの勢いで正体が判明することもアリなのではないでしょうか!!
様々に考察してきましたが、平野先生がいい意味で裏切ってくれることを願っています!
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