ダンジョン飯-ファリンはかわいいのに嫌い？キメラ化後は死亡？

さて今回は大人気の「ダンジョン飯」の主人公ライオスの妹である、「ファリン」について掘り下げていこうと思います。

そんなファリンは魔術師（プリースト系）です。

重要なキャラと思いきや、まさかの単行本1巻で兄を庇い炎竜に食べられてしまうというスタートとなります。

ファリンを助けるために、ライオスたちは炎竜を倒す冒険へと旅を進めるのです。

そんな健気なファリンですが、意外とアンチもいるようです。

人気が出そうなキャラなだけに不思議に感じますが、一体なぜなのでしょうか？

さらに、ファリンはもうすでに死んでいるのかも気になるところですよね！

なので今回は、ファリンについて解説していきます↓↓

ファリンはかわいいのに嫌い？

ダン飯のファリン討伐作戦だ pic.twitter.com/d7I35DKjVQ

— KOWARE MILK-CHAN (@kowaremiku) September 10, 2023

アンチの意見の中で「かわいいけど嫌い」というのがあります。

なんで可愛い！という中で、嫌いになっちゃうのでしょうか。

外見も可愛らしくボブの髪型で目は視力が悪いので細めていることが多いが瞳を開くと可愛らしい金色の瞳をしています。

嫌われる要素は無さそうですが、あえていうなら天然系の性格と自己犠牲の姿勢かなと思います。

以下で、詳しく見ていきましょう↓↓

ファリンは可愛いのに嫌われている

冒頭でも触れましたが、実はファリンは「嫌われキャラ」なのです。

ごく一部だとは思いますが、そのような意見がありました。

ファリンは外見は可愛いし、性格も穏やかで優しい子です。

兄が炎竜に襲われそうになったところを身を挺して庇い、自分が食べられてしまいます。

そんなことまでできるファリンにも、なんとアンチ意見が出てしまいます。

「可愛いのと、性格が良すぎるのが問題なのでは？」とも感じました。

可愛くて性格も良く非の打ち所がないので、嫉妬心から嫌いってなってしまうのでしょう。

ここからは、まずファリンの可愛い要素を見ていきながら、嫌われる理由も合わせて見ていきましょう↓↓

可愛い要素① 優しい

まず、ファリンは優しい少女です。

ファリンは優しさから合理的な考えをする魔法学校に馴染めず、外のダンジョンの周りで自然授業をしていました。

そのため、生態系やモンスターのことに詳しくなり本などの知識より詳しく正しい事を知っていました。

そのため、元の性格もありますが必要以上の殺生は好まない感じです。

でも、兄と同じでモンスターには興味津々のようです。

可愛い要素② 外見とのギャップ

ぱっと見は、金髪ボブ・金眼・可愛らしいおとなしい魔術師。

しかし、その中身は兄に負けず劣らずの好奇心の塊です。

もし、ライオス達がモンスターを食べていたと話したら、目を輝かせ始めるはずです。

そして自分も「食べてみたい」と言い出すでしょう！

ファリンは1巻で食べられてしまってからは、ほとんど回想のみでしか登場しません。

多少アクティブな面が垣間見えていましたが、糸目の大人しい子という印象だったのが次第にガラッとイメージが変わりましたｗ

このギャップもファリンの魅力です。

嫌われる理由① いい子すぎる

ファリンのアンチの理由の中に「いい子すぎて嫌い」という意見があります。

兄思いで、仲間思いのファリン。

自分の身を犠牲にしてでも仲間を救う優しさを見せますが、その優しすぎるところが偽善者に感じられてしまうのでしょう。

そして、マルシルが走馬灯で見たファリンは「誰かを傷つけることになっても兄さんとファリンには生きていてほしい」と言ってます。

その発言で、実は自分の身内が助かれば何でも良いという闇を見せます。

そこで、本当は心からの行動ではないということが分かります。

そんな一面を覗かせているので「優等生っぽいから嫌だ」というアンチの意見が出て来たのではないかと思います。

嫌われる理由② お姫様ポジション

ファリンが第1巻で炎竜に食べられてしまってから、ライオス一行は一刻も早くファリンを助けるために、モンスターを食べながらでも進んでいこうと決意します。

いくら妹とはいえ、他の皆を犠牲にしてでも助けたいというのはダンジョンでパーティーを組んでいる以上は危険すぎるかなと思います。

ですが結局、皆はファリンを助けにいきますし、元パーティーのシュローもファリンに惚れていて自分の身を犠牲にしつつ助け出そうとしていました。

単行本ではファリンの魅力が伝えられてないまま食べられて、無条件に助け出されるのを待つお姫様状態になっています。

そんなファリンの特別待遇に、アンチが苛立ちを隠せないのも分かります。

キメラ化後は死亡？

ダンジョン飯のファリンw pic.twitter.com/VInXSkgIlV

— たかひろ (@i8HTYoeiGwdqidP) March 13, 2022

ファリンは、物語後半の単行本でライオス達に蘇生されます。

ですが、その時に頭部が人間の上半身、胸部が鳥、腹部から下が炎竜姿のキメラになってしまいます。

人間（ファリンの上半身）部分から胸にかけて白い羽毛で覆われており、炎竜の力なのか近眼は治り目を開いている事が多くなりました。

それだけでも悲惨なのに、ファリンはその後に死亡したという話まで出てきます。

一体、これは真実なのでしょうか？

キメラ化するまでの経緯

ファリンは炎竜に食べられた後にライオス達によって救出されますが、時は遅く炎竜の胃袋で消化されて白骨化してしまっていました。

諦めきれないライオスたちは、マルシルの黒魔術によってファリンを白骨化状態から蘇生します。

蘇生は成功しましたが、迷宮に囚われていた炎竜の魂と混ざってしまいました。

その後、狂乱の魔術師・シスルによって炎竜のキメラの姿にされてしまい従者として連れ去られてしまいます。

それ追って、ライオス達も迷宮の奥へと進んでいきます。

キメラの姿になったファリンは魔法の力も増強し、次々にカブルーのパーティーやライオスのパーティーを蹂躙していく敵キャラに変貌するのでした。

兄・ライオスに殺害され死亡

ファリンがキメラ化し、狂乱の魔術師・シスルにより連れ去られ、シスルの命により護衛につき、消えた国王のデルガルを捜索する命を受けます。

そこで、ファリンは敵対するライオスとカブルーパーティーを蹂躙。

その力は巨大で凄まじく、正面からは敵わないのでファリンの空腹を満たし酒で寝てしまう作戦へと変更します。

巨体を維持するには人間の上半身が邪魔になっているようで、生肉は受け付けないし、歯も顎も肉食獣には劣っている状態です。

そのため、十分に食事ができず飢えているはずだと考えます。

そこで、ライオス達は料理を作ることにしました。

ものすごい大きなうさぎ肉を使ったカレーを！

うさぎ肉を入手するのも大変で全滅しかけましたが、何とかパーティーの力を注いでカレーとビールを用意します。

そして、狙い通りカレーの匂いでファリンを誘き寄せて満腹にさせて眠らせることに成功。

眠ったファリンに近づきながら、ライオスは倒し方を模索します。

急所を狙おうとしますが、魔法を使えるファリンに反応されたらチャンスを失います。

そこでライオスが取った行動は、ファリンの上半身に狙いを定めて窒息死させることでした。

キメラ化しているとはいえ、妹を自分の手にかけないといけないなんて辛いはずですが、ライオスは昔ファリンを村に置いて出て行ってしまったことへの謝罪も込めて自分自身でファリンを殺したのです。

そして、死後は腐るのを防ぐために氷漬けにされた状態となります。

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以上、今回はファリンについて考察してきました。

兄と仲間を庇って食べられてしまったばかりでなく、ようやく生き返ったらキメラの姿にされて兄に殺されたりとなかなかしんどい人生を送っています。

蘇生したものの、キメラ状態になってしまったし、最後は兄の手にかけられて殺されます。

何とか元のファリンに戻そうと画策していますが、最新刊の12巻でもまだ元には戻っていません。

今後ファリンは元の姿に戻れるのでしょうか？

また、ライオス達と皆で平和に地上に戻って来れるのでしょうか。

連載は完結してしまいましたが、単行本は12月に発売予定なので楽しみにしていきたいと思っています^ ^