ウソップの嘘は本当に実現する？伏線回収や未回収の一覧まとめ

大秘宝「ワンピース」を求めて、10人くらいは仲間を集めたいという思いでフーシャ村を離れるルフィ。

剣士のゾロ、海賊のお宝を狙う泥棒専門のナミが仲間に加わったことで、新たな船を手に入れるために上陸したのが、東の海にあるシロップ村でした。

シロップ村に襲ってきた海賊事件を解決後に、狙撃手として仲間に加わった「ウソップ」。

父親ゆずりの狙撃の腕前もありますが、「嘘」をつく癖もあります。

この嘘ですが、初めこそ単なる口だけだと思っていましたが、実はこれが本当に叶ってきているのです。

なので今回は、ウソップがこれまでついた嘘が現実になったエピソードや回収されていない嘘についてご紹介していきます↓↓

ウソップの嘘は本当に実現する？

前回のアニメワンピース見直してて思ったけどさ、ウソップまた覇王色の嘘ついてるやん…過去にも覇王色のウソ付いてるけども、ウソップの嘘は後に現実になるっていう法則がある中でこれは…もしや…🧐 pic.twitter.com/wjh5cwvwzG

— u@ (@y_u_a_t_) January 22, 2023

「ウソップ」は、シャンクスが率いる赤髪海賊団の狙撃手を務める父・ヤソップと母・バンキーナの息子です。

麦わら海賊団に加入する前は、シロップ村で「海賊が来た！」と毎日のように嘘を叫んでいたウソップ。

村の人々も最初は、信じて海賊を追い払う準備をしていましたが、嘘と気づいて彼を相手にしなくなります。

ルフィたちが、シロップ村に上陸したころに、「嘘が本当に現実となり海賊が襲って来るという大事件」が起こってしまいました。

このように、ウソップの「嘘」は現実となっていく可能性があるのです！

ウソップの嘘は「伏線」という裏設定がある

「嘘とイソップ童話」から、ウソップという名前が付けられました。

また、シロップ村で起こった物語は、同じ嘘を繰り返し最後は狼に襲われてしまった「オオカミ少年」の作品が元になっているそうです。

シロップ村で起きた大事件以外でも、ウソップの嘘は伏線という形となって現実味を帯びる「裏設定」というのがファンの間で有名となっています。

すべてが本当に実現される訳ではない

グランドラインの危険な冒険の中で、口に出したことで本当になってしまうウソップの嘘。

事例が意外に多いことに、ウソップ本人はその事に全く気づいていません。

ただ、これは必ずしも本当に実現されるというものではないことも覚えておく必要があります。

でなければ、ウソップが「俺は最強」と言えば、あのシャンクスよりも強くなってしまいますからね。

ウソップが嘘をつく理由は「希望」や「願望」

シロップ村では、嘘つき少年として村人に呆れられていたウソップ。

嘘を口にするようになったきっかけは、父・ヤソップが海賊になったことや母・バンキーナが病気になってしまったことが理由です。

アニツリー

2022.08.21

麦わらの一味の過去は重い？メンバー全員のエピソードを解説

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ワンピースでは、麦わらの一味のメンバーにはある共通点があります。それは、みんな「つらい過去を乗り越えきた」ということです。正直ルフィたちメンバーのほとんどが...

父が海賊になり、村を離れた直後に母は病に倒れてしまいます。

病気で寝たきりになってしまった母に、早く良くなって欲しいという願望からヤソップの乗る船（海賊）が来た！と嘘を口に出すウソップ。

母がこのまま死んでしまうような言い方をした時には、ウソップは「どんな病気でも治してしまう伝説の薬が海のむこうにある」と嘘をついています。

何の根拠もありませんが、母に生きる希望を持たせるため嘘をついたのでしょう。

結果的には、母は亡くなってしまいますが病気に負けないように「元気づけたい」という両方の思う気持ちでいっぱいだったウソップでした。

伏線回収された嘘一覧

ここまで、ウソップが嘘をつく理由についてご紹介してきました。

ここからは、作中で伏線回収された嘘の一覧を詳しく解説していきます↓↓

「海賊が攻めてきたぞー」→クロ

ウソップの名セリフである「みんな大変だ！」「海賊が攻めてきたぞー！」は原作の23話で嘘をついています。

その後に、ルフィ、ゾロ、ナミがシロップ村に上陸。

村人はいつもの嘘と思い信じることはありませんでした。

この嘘が、ルフィたちを呼び寄せただけではなく、カヤの執事であるクラハドールとジャンゴがカヤを殺害して財産を奪う計画を立てている話をウソップとルフィに聞かれてしまいます。

クラハドールの正体は、元クロネコ海賊団の船長で世界政府に追われることにうんざりしていたという理由で、カヤの財産を狙っていました。

「おやつをくわねば死んでしまう病」→ビッグマム

「おやつをくわねば死んでしまう病」は、原作の23話で嘘をついています。

ウソップ海賊団の一人であるたまねぎが、バギー海賊団の旗がる船を発見。

この船は、ルフィたちがバギーから奪った船でした。

海賊が攻めてくることを知ったウソップは、おやつの時間とたまねぎたちに伝えて逃げようとします。

その後、言い訳するように「おやつをくわねば死んでしまう病」という嘘をつくウソップ。

この嘘が新世界に突入し、サンジ奪還編で現実になることに！ 旧四皇の一人であるビッグ・マム（リンリン）はお宝よりもお菓子が好物です。

サンジとプリンの結婚式でウエディングケーキを食べ損ねたことで、「食いわずらい」を起こしてしまいます。

おやつが食べれなくて死ぬ可能性は低いですが、お菓子をたべれない！のは一番の苦しみと言えるマムです。

そのため、周りの建物や人間たちを巻き込んで暴走破壊を繰り返します。

最終的には、サンジたちが作ったウエディングケーキをマムに食べさせたことで、暴走破壊を止めています。

「巨大な金魚のフンを大陸だと思って上陸しちまった」→島食い

「巨大な金魚のフンを大陸だと思って上陸しちまった」は、原作24話です。

この嘘をついたのは、病弱なカヤを元気づけようとして話しています。

嘘と知っていても、とても笑顔で笑うカヤ。

原作を読んでいるこちら側も、とても笑えてしまう内容です。

序盤では、カヤを元気づけようとした嘘（伏線）でしたが、リトルガーデン編で現実になります。

何もない島を食いつぶす超巨大な金魚が登場。

金魚の名は、島喰い その島の正体は、島喰いのフンだと判明しています。

「金魚を切り身にして小人の国へ運んだが いまだに喰いきれてない」→トンタッタ

「金魚を切り身にして小人の国へ運んだが いまだに喰いきれてない」も、原作24話です。

この嘘は、事前にお伝えした巨大な金魚のフンの続きの話です。

とても笑えるウソップの話から、カヤは巨大な金魚のその後について質問していました。

その質問に、金魚を切り身にして小人の国に運んだがいまだに喰いきれていないと発言するウソップ。

当時は単なる笑い話で終わると思っていましたが、新世界のドレスローザ編で現実に起こることに。

ドフラミンゴが支配するドレスローザ王国には、グリーンビットという地下があり、小人たちの国である「トンタッタ王国」があります。

身体はとても小さく弱く感じるトンタッタ。

見た目とは違い、近海にいる闘魚を捕まえる程の力をもっています。

作中では、闘魚はとても大きいサイズなので、王国に住む小人たち（全員）で食べても数が月は食料に困らないと説明するトンタッタ。

闘魚を捕まえたのが、トンタッタたちだと知ったウソップは小人族がとても強いこと、怪力をもっていることに驚いています。

「伝説のモグラ」→伝説の土番長

「伝説のモグラ」は、原作24話でカヤの執事を務めるクラハドールにウソップが口に出してしまった嘘です。

カヤの屋敷に潜入した時に、クラハドールに見つかってしまったことで「屋敷に伝説のモグラが入って行くのを目撃した」と嘘をいいます。

当然ですが、信じてもらえることはありませんでした。

グランドラインに突入して、アラバスタ編でクロコダイルの部下であるモグモグの実を食した「ミス・メリークリスマス」が登場したことで現実に。

また、空島編に登城したゲダツ様のその後が、扉絵で描かれています。

地上に落ちてしまったゲダツ様は、青海の番長になることを決意。

穴掘りをする日々をおくっていましたが、伝説の土番長という巨大モグラと遭遇してしまいます。

バトルが開始され、元エネルの部下だったゲダツ様の勝利。

伝説の土番長こと巨大モグラは、部下となり穴掘りをすすめていくことになります。

「島に入ってはいけない病」→スリラーバーク(ナミ＆チョッパー)

ウソップは都合が悪くなると、何とか病と嘘つく癖があります。

339話では、頭が3つある犬に追われてしまったことでスリラーバーグに上陸する麦わらの一味。

犬から逃れることができますが、ナミとチョッパーは島に上陸したことで、「島に入ってはいけない病」になったと仲間たちに伝えます。

「ケルベロスだ 追い払えっ」→スリラーバーク

「ケルベロスだ 追い払えっ」は原作40話でついた嘘です。

幼いころのウソップが、ウソップ海賊団を結成し、たまねぎ（近所のこども）に野良犬にむかって命令しています。

スリラーバーグ編で、ゾンビとなったケルベロスに遭遇することになってしまいました。

「冒険準備万端病」→スリラーバーク (ルフィ)

339話でナミとチョッパーが、島に入ってはいけない病になってしまったことを聞かされています。

ナミたちを心配するところか、虫網と虫かごを準備するルフィを見て「冒険準備万端病」と突っ込まれてしまったルフィです。

おれには8千人の部下がいる」→麦わら大船団 (継続中)

ウソップは、敵に追い込まれると「おれには8千人の部下がいる」という嘘をつきます。

小人の国では、ウソランドという嘘をついたことで小人族に信頼されているウソップ。

リトルガーデンで巨人族と因縁があることから、いずれは指揮をとる形になると予想します。

「ドラゴンだ 捕獲しろォー」→パンクハザード

「ドラゴンだ 捕獲しろォー」も、ウソップが幼いころに、たまねぎたちにトカゲにむかって命令した嘘です。

パンクハザード編で、現実となっています。

ワノ国の20年前から来たモモの助が、ベガパンクが制作した人造悪魔の実を果物と間違えて食べてしまったことから小さいピンク色のドラゴンになってしまいました。

他にも、ベガパンクが制作した火を吹くドラゴンに遭遇しているウソップです。

「後頭部に3,000万ベリー」→ウソップの懸賞金

ココヤシ村を支配していたアーロンをルフィが倒したことで、懸賞金がかけられてしまいます。

そして、アラバスタに向かう途中で、ウソップは「3千万ベリーは俺の後頭部にかかっている」と自慢しながらビビに大胆な嘘をつきます。

エニエスロビーを壊滅させたことや、そげキングと活躍したことで懸賞金が3,000万ベリーとなったウソップです。

「おれの覇気」→見聞色の覇気

第713話でウソップは「俺の覇気」と小人族（トンタッタ）に嘘をついています。

また、シュガーに攻撃を受けそうになっているルフィの気配を感じ取り姿も確認できるようになったウソップ。

仲間を守りたいという執念が、見聞色に目覚めるきっかけになったと言えるでしょう。

まだ未回収の嘘一覧

ここまで、回収された嘘の一覧についてご紹介してきました。

ここからは、まだ未回収の嘘の一覧を詳しくご紹介します。

「キャプテン・ウソップ」

原作23話で、ルフィたちにウソップは「キャプテン・ウソップ」という嘘をついて登場しています。

キャプテンとは、船長と言えるワード。

未回収ですが、8千人の部下を従えることができれば「キャプテン・ウソップ」を回収できると思います。

「逃げろ 八百屋星人だァ」

「逃げろ 八百屋星人だァ」は原作40話でウソップが口に出した未回収の嘘です。

未だに未回収になっていますが、エネルが月に行っていることを考えると八百屋星人も襲来する可能性があります。

「どんな病気でもなおしちゃう伝説の薬」

この「どんな病気でもなおしちゃう伝説の薬」という嘘は、病気で倒れた母・バンキーナを元気づけるためにウソップが口に出した嘘の言葉です。

伝説の薬は未だに見つかっていませんが、船医者であるチョッパーが万能薬になると発言したところが作中では描かれています。

もし、実現することができれば伝説の薬はチョッパーだったと回収できる日を願います。

「巨大コンドルに襲われた」

チョッパーたちがいる城にたどり着いたときに「巨大コンドルに襲われた」と嘘をついています。

城を目指しているときに、巨大コンドルに襲われるところは描かれていません。

この先のストーリーで、巨大コンドルが登場すれば回収できるでしょう。

「カームベルトで海王類と戦った」

作中では「カームベルトで海王類と戦った」と嘘をつくウソップ。

これも未回収です。

こちらの考えとしては、ウソップが海王類に命令して、カームベルトを破壊すると予想します。

「沈めた戦艦は数知れず」

原作184話で「沈めた戦艦は数知れず」と大ウソをつくウソップ。 

おそらく、最終戦または麦わら大船団などが軍艦を率いる戦いにて、狙撃によって実現するのでしょう。

キャプテン・ウソップの嘘が現実になれば回収されそうな気がします。

「これ以上歩いたら死んでしまう病」

原作211話のアラバスタ編で、ゾロに対して「これ以上歩いたら死んでしまう病」とセリフします。

歩けない程の重症だったため、本音が漏れたウソップでした。

「 レースに出てはいけない病」

原作306話でデービーバックファイト一回戦で言った嘘です。

フォクシーの部下になるのは不安と思い、小物海賊の仲間になりたくないことから「レースに出てはいけない病」と発言したのでしょう。

「全長100mある大怪獣パイユを仕留めた」

原作322話で、サンジが調理したジャガイモパイユを食べた時の嘘。

パイユを知らないチョッパーは、「全長100mある大怪獣パイユを仕留めた」というウソップに聞いていました。

そして、これはパイユという大海獣の尻尾の肉と答えるウソップでした。

「ワンピースについて知ったら死ぬ病」

原作507話で、ルフィが元ロジャー海賊団の副船長だったレイリーにワンピースについて聞こうとしたときの嘘。

ルフィはワンピースの秘密について聞こうとするウソップに、海賊をやめると言っています。

ラフテルに辿り着く前に、ワンピースがどんな大秘宝なのか？知ったら冒険する意味がありませんよね。

ルフィの言葉を聞いて、ウソップは慌てて「ワンピースについて知ったら死ぬ病」とセリフしていました。

「ガマの油」

原作909話で、トコに言った嘘です。

康イエが、オロチに殺されたときにトコがガマの油を塗れば傷が治ると信じていました。

その姿を見て、すまんと謝るウソップです。

「覇王色の覇気」

原作713話で、藤虎の能力で大地が揺れたときの嘘です。

この揺れで、小人たちが慌てる姿を見たことから「覇王色の覇気」と嘘をついていました。

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【ワンピース】ウソップの嘘についてまとめ

今ワンピース1から見直してて最近見たこのシーン好きです！
ウソップの嘘偽りない言葉素敵です！ pic.twitter.com/8u1baS1RFG

— 悠斗@DMP ω (@dmpharuto) May 17, 2023

以上、ウソップの嘘は本当に実現するまとめです。

紹介したウソップの嘘はほんの一部でしかありません。

また、最終章にむけてどんな嘘をつくのか？

とても楽しみなウソップですね^ ^