よふかしのうたの探偵の正体や名前は?先輩の目代キョウコなのか解説

公開日: 2022年5月28日 | 最終更新日: 2022年6月30日

 

よふかしのうた】では、探偵をしている「鶯餡子うぐいす あんこ」という女性キャラが登場します。

アンコは、コウの前に突然現れて自由気ままな行動から、彼を翻弄するキャラとして有名です!

ただ探偵とは言っても、浮気調査などの業務だけではなくとある仕事・・・・・も行なっています。

それこそが「吸血鬼殺し」です!

 

さらには、実はこの名前は「偽名」という話もあります。

では、このアンコとは一体何者なのか?

 

今回は、よふかしのうたに登場する探偵についてお話します↓↓

この記事を見て分かること
  • 探偵の「正体」や「名前
  • ナズナの先輩「目代キョウコ」について

 

 

よふかしのうたの探偵の正体や名前は?

 

冒頭では、探偵について触れました。

アンコは20代後半の独身で、いつもボサボサな髪の毛をしている女性です。

丸メガネにタバコを咥えながら、変わった服装をしています。

ぱっと見だらしない女性ですが、知的で運動神経が良いキャラです。

 

一見、謎が多いですが作中ではかなり重要人物です。

では、ここからはそんな探偵の正体についてご紹介します↓↓

 

探偵の正体は「復讐の鬼」

まず、アンコはただの探偵ではありません。

その正体は「吸血鬼に復讐心を燃やす人間」です。

吸血鬼に対して、ただの人間が太刀打ちできません。

 

しかし、アンコはたった1人だけで、吸血鬼を根絶やしにしようと画策する危険人物でもあります。

コウと出会った段階で、彼が「吸血鬼になりたい」と考えていることも突き止めていました。

さらに、コウが何人もの吸血鬼とやり取りをしているのも知っているなど、情報戦に長けています。

探偵になったのも、この復讐心が大きく関係しています。

 

 

本当の名前は「目代キョウコ」

そんな鶯アンコは偽名であり、本名は「目代キョウコ」と言います。

言わば、探偵用のハンドルネームが鶯アンコという訳です。

 

ちなみにですが「ウグイス」も「メジロ」も鳥の名前です。

どちらも春の鳥として有名で、似ていることからよく間違えられます。

目代という自分をひた隠しにし続け、鶯として新たな人生を歩んでいる生き様が示されているように感じます。

 

かつてはナズナと唯一友達だった女子高生

 

作中では、探偵の過去について触れられています。

吸血鬼の平田ニコが教えている学校には昔、目代キョウコという女子高生がいました。

さらに、そこの定時制に学校にナズナが通うことになります。

目代が下校するまで、ナズナが登校する時のタイミングでたまたま図書室で2人は出会いました。

 

おとなしい2人は似ているところもあり、意気投合します。

ナズナも目代のことを「先輩」と呼び、仲良くしていました。

そして、先輩であり親友となった目代に対して、ナズナは自ら吸血鬼であることを告げ「眷属」についても話します。

目代も驚くことなく、知的好奇心からその方法を聞くなど自然な会話をしていました。

 

人間として生きていても面白いことはない」と目代も考えていたため、吸血鬼になろうと考えます。

ナズナの初の眷属候補として、互いに信頼を預けあっていた友達こそが目代だったのです。

 

 

吸血鬼によって家族をバラバラにされた過去を持つ

 

そんな目代ですが、ナズナに吸血鬼にしてもらう約束をした夜に、予想外の出来事が起きます。

家族の仲がうまくいっていなかったにも関わらず、その日だけは両親が優しく接してくれたのです。

元々父親は仕事人間で、他に女を作って浮気をしていました。

逆に母親はそんな夫に愛想を尽かし、娘・キョウコに対しても無関心でした。

目代はこの家族バラバラの生活が嫌すぎて、ナズナに助けを求めて吸血鬼になろうと決意していたのです。

 

しかし、そんな夜に両親が改心をして「家族3人でこれからまた仲良くやっていこう」と持ちかけられます。

嬉しすぎた目代は束の間の幸せを噛み締めますが、この状況はすぐに崩れます。

実は、父親が恋をしていた相手星見キクこそ吸血鬼であり、知らない間に眷属にされていたのです。

これにより、父親は血を求めて母親にかぶり付き、絶命させます。

そして、自身も襲われそうになるも、思考を巡らせます。

 

父親は吸血鬼の症状が出たとき、無意識にライターを嫌がっていました。

これは、人間時代に「思い入れの強かった物」を嫌がるという、吸血鬼の性質でした。

これに気付いた目代は、父親にライターを押し付け消滅させることに成功します。

 

約束の時間になっても現れない目代を心配して、家に訪れたナズナはそこで凄惨な現場を目にしました。

死んでいる母親の横で、呆然自失として目代がジッポライターをカチカチと開いたり閉じたりしていたからです。

この出来事で「吸血鬼嫌い」になった目代は、急激に恨むようになります。

もちろん、ナズナに吸血鬼にしてもらうという約束は白紙となりました。

こうして、一晩にして目代の家族は吸血鬼によってバラバラに引き裂かれたのです。

 

最終目的は吸血鬼のいない「静かな夜」を作ること

その後、目代はナズナとも絶縁関係となります。

大人になり「探偵」として、通常業務をこなしつつ吸血鬼についても調べ出したのです。

目代が出した結論は「吸血鬼のいない静かな夜を作ること」でした。

 

ただ、これは直接的に吸血鬼を抹殺するということではありません。

さすがに人間がどうこうできる相手ではないですからね。

SNSやリアルを通じて、目代が声高らかに吸血鬼の存在を宣言しても「頭のおかしい人」として扱われるだけです。

 

なので、吸血鬼にちょっかいをかけて挑発し、怒ったところで自分を殺してもらおうとしていました。

そうすれば、それを見ていた人間が吸血鬼の存在を知り、夜誰も出歩くことはなくなるからです。

人間が外に出ない=吸血鬼も血を吸えない=10年ルールで吸血鬼は死に至る」という考えでした。

だから目代は、人が多くいる「ハロウィンの夜」に作戦を決行したのです。

 

しかし、10年間も人間が夜の街に繰り出さないという保証はどこにもなく、一時的なものでしかないと目代も分かっていました。

少しの間だけでも、吸血鬼のいない静かな夜を作りたくて、18~28歳という10年もの大切な期間を無駄にしてきたのです。

これこそが「探偵・鶯アンコ」もしくは「復讐の鬼・目代キョウコ」という女性でした。

 

 

【よふかしのうた】鶯アンコの正体や名前まとめ

 

まとめ

探偵の正体や名前について

  • 探偵の正体は「復讐の鬼
  • 本当の名前は「目代キョウコ
  •  かつてはナズナと唯一友達だった女子高生
  • 吸血鬼によって家族をバラバラにされた過去を持つ
  • 最終目的は吸血鬼のいない「静かな夜」を作ること

 

以上、よふかしのうたに登場する探偵についてでした。

不思議なキャラだけにその正体は謎に包まれていましたが、過去を見る限り誰よりも純粋な女性だったのです。

「家族」という居場所を守ろうと、愛を受けようと必死だったのかもしれません。

そんな大事な居場所が吸血鬼によってバラバラにされたので、復讐心に駆られるのも分かります。

 

探偵編が終了し、目代もナズナたち吸血鬼と和解

ただ、家族を狂わせた張本人・星見キクについてはまだ知りたいことがあるようです。

コウやナズナと一緒に、キクについて探る展開が待っています。

この話はどこに着地するのか?

今後のストーリー展開にも期待ですね^ ^

 

 

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