【よふかしのうた】には、数多くの魅力あるキャラたちが登場します。
人間側なら主人公のコウや、その友だちのアキラやマヒルなどがそうですね!
吸血鬼側でも、ナズナやセリなど魅力あるキャラが多いです。
中でも、やっぱりナズナはどこかミステリアスで不思議な魅力を持ちます。
そんなナズナは、物語の途中まで「正体」や「過去」について語られることはありませんでした。
実際にその内容を知ると、余計にナズナの魅力が増したように感じます。
では、ナズナとはどういうキャラなのでしょうか?
今回は、よふかしのうたに登場する七草ナズナについてお話します↓↓
- ナズナの「正体」や「過去」
- 「本田カブラとの関係性」について
目次
よふかしのうたのナズナの正体や過去は?
…… 本なんて読むのいつぶりだ?
案外おもろいんだなこれが. pic.twitter.com/FhK25DeHV6— 七草 ナズナ (@77_nazu) May 25, 2022
ナズナは序盤から登場する吸血鬼ですが、あまり情報が出なかった不思議なキャラです。
コウも吸血鬼になるために、ナズナのことを好きにならなければいけません。
しかし、彼女の情報が少なすぎて、コウも私たち読者も「ナズナ=謎」という印象でした。
そんなナズナに関する情報が、ついに解禁です!
早速、見ていきましょう↓↓
ナズナの正体は吸血鬼と人間のハーフ
まず、ナズナは「吸血鬼+人間」との間に生まれたハーフです。
これまでの話の中で「眷属にする」という内容はありましたが「結婚して出産する」という吸血鬼の存在は描かれていませんでした。
吸血鬼は子孫繁栄のために眷属を作るので、実際にはわざわざ自らが子を産む必要はないです。
ナズナ曰く「まぐわう」状態にならなければ、妊娠することもなく出産することもありません。
しかし、ナズナの場合はハーフなので実際に母親が存在します。
こちらは、後ほどご紹介する「カブラの見出し」にて解説しますね!
誰かに恋をしたのではなく生まれつきの吸血鬼
コウは、ナズナを好きになる上で1つだけ気になることがありました。
それは、ナズナが誰かに恋をして吸血鬼化したということです。
コウは、ナズナも元人間だと考えており、その親吸血鬼の存在を気にしていました。
いわば、今付き合っている彼女の「元カレは誰なのか知りたい」という、少年のあるあるエピソードです。
ただ、これは先ほどのお話から答えは出ています。
ナズナは「生まれつきの吸血鬼」のため、誰にも恋はしていません。
なので、元人間ということもありません。
これを聞いたコウも安堵の表情を浮かべていましたね^ ^
親に捨てられた過去を持つ
そして、今のナズナを見てわかる通り、1人で暮らしています。
自分を産んでくれた吸血鬼の母親や、人間の父親のことは全く記憶にありません。
それは、ナズナがまだ産まれて間もない頃に「捨てられたから」です。
なぜ、両親はナズナを育てなかったのか?
わざわざ捨てる必要があったのか?
これには疑問が残りますが、現在のナズナは特に気にしている様子もありません。
詳しい真相は闇の中と思いきや、実はそのことを深く知っている人物がいました。
それこそが、同じ吸血鬼の「本田カブラ」です!
では、ここからはナズナとカブラの関係性についても見ていきましょう↓↓
カブラとの関係についても
#よふかしのうた#yofukashi_graffiti
アニメほんと楽しみで動くカブラさんが早くみたい‼︎ pic.twitter.com/N6DIycOnVt— Mi (@9431116) May 15, 2022
先ほどは、ナズナの正体や過去についてお話してきました。
そして、彼女の出生の秘密を唯一知る人物「本田カブラ」についても触れました。
なぜ、カブラはナズナの幼少期を知っているのでしょうか?
実は、これにはカブラ自身の人間時代が大きく関係していました。
そこから、どのようにナズナと関係してくるのか?
詳しく、解説します↓↓
ナズナの育ての親は本田カブラ
まず、ナズナが産まれてから育てたのは、紛れもなく「本田カブラ」です。
先ほど、ナズナが親に捨てられたという話をしました。
産まれたばかりの吸血鬼は、赤ん坊のような見た目ではなく女子高生ぐらいのビジュアルです。
しかし、その頭の中身は赤ん坊と同等で、自分で何もすることができません。
なので、ナズナが産まれてから色々な世話を行なってきたのがカブラです。
吸血鬼は、人間の食べ物や飲み物でも食事は可能ですが、種としての本能から「血」を飲まなくてはいけません。
10年もの間「血を飲まないと死ぬ」という縛りもあるため、誰かが育ての親としてナズナを大きくさせる必要がありました。
カブラの親吸血鬼がナズナの母親だった
では、なぜカブラが見る必要があったのか?
それは、まだ人間だった頃のカブラのエピソードが関係しています↓↓
カブラは生まれつき病弱で、外を歩くこともままならないほどでした。
入退院を繰り返し、いつしか大人になっていきます。
自分が信頼していた親や友達にも疎ましく思われるようになり、生きる価値を見出せずにいました。
そんなカブラが入院していた病院に勤めていたのが「七草ハル」です。
これこそが、ナズナの母親である吸血鬼だったのです。
ハルは、ナースとしてカブラを励まし続け、ずっと元気づけました。
カブラも次第にハルに対して、感謝以上の感情を持つようになります。
「病弱な人間のままでいるより、吸血鬼として元気に過ごしてほしい」というハルの気持ちを汲み、カブラも眷属になることを決意します。
初めは、吸血鬼同士2人で夜の街に繰り出し、飲み歩いたりして楽しんでいました。
しかし、突然ハルから「人間に好きな人ができた」「子供もできた」「代わりに育ててほしい」と伝えられるカブラ。
自身が尊敬し、愛した人がたった1人の人間の男に取られたと感じ、虚しくなります。
その後、ハルはナズナを出産してから体調を崩し、血も飲まずにいたこともあり死亡してしまいます。
もしかしたら、吸血鬼であることが嫌になり、人間になろうとしたのかもしれません。
後に、その夫となる人間から全ての事情を聞いたカブラは、ナズナがいる場所へと赴きます。
そこで見たのは、目を覚ましたばかりのハルにそっくりなナズナでした。
これが、カブラとハルのエピソードです。
今も親代わりとして娘のように接している
カブラはナズナに対して、愛情よりも「憎い相手」として見るのが妥当でしょう。
大好きだったハルが、得体の知れない人間と結婚し、残した忌まわしき子供だからです。
しかし、ハルのためにとナズナを育てる中で、カブラにも心の変化がありました。
今は亡きハルの面影を、ナズナに見るようになり「私もハルさんのようになれるかな」とカブラも少しずつ愛情を注ぐようになったのです。
それはナズナに対する愛情ではなく、ハルに対する愛情だというのは自分が1番よく分かっていました。
しかし、それでも今ではナズナを気にかけるなど「親代わりとして娘のように育てている」のです。
少し変わった愛情ですが、ナズナとカブラの素敵な関係性でした。
【よふかしのうた】ナズナの正体や過去まとめ
もうすぐ,夜明けか.
あたしはもう寝るぜ.さて
夜更かししていた諸君人は一日に満足するとよく寝れる
今日は…, pic.twitter.com/qN35kHytfp— 七草 ナズナ (@77_nazu) May 19, 2022
ナズナの正体や過去について
- ナズナの正体は「吸血鬼と人間のハーフ」
- 誰かに恋をしたのではなく「生まれつきの吸血鬼」
- 「親に捨てられた」過去を持つ
カブラとの関係について
- ナズナの「育ての親は本田カブラ」
- カブラの親吸血鬼が「ナズナの母親」だった
- 今も親代わりとして「娘のように」接している
以上、ナズナの正体や過去についてでした。
愛情を超えた、カブラとの関係性が素敵でしたね!
このエピソードを知ってからは、普段冷たいカブラのことも好きになりそうです。笑
ナズナの髪の毛を結んであげたり、交友関係を深く聞き出そうとしたりと、普段から気にかけるカブラはまさしく母親です。
たまに、ナズナの髪の毛をハルに似せてみたりと、まだまだハルさん離れはできていないようです。笑
そんなナズナとカブラの仲も、今後はより深くなっていくことでしょう^ ^