【インターステラー】は、クリストファー・ノーラン監督による壮大なSF作品。
その複雑なストーリーと深いテーマで多くの観客を魅了しました。
クリストファー・ノーラン監督の作品は、壮大な謎が隠されていてそれを解き明かしていくのがファンの楽しみですよね!
今回は、主人公クーパーがどのようにして助かったのか?
クーパーは、最後になぜ土星にいたのか?
そんなコロニーについての疑問を考察します。
謎を紐解く参考になれば幸いです!
- インターステラーのクーパーが助かった理由
- インターステラーの土星コロニーについて
目次
クーパーが助かった理由は5次元空間のおかげ
【インターステラー】
近未来、地球規模の食糧難と環境変化によって人類の滅亡のカウントダウンが進んでいた
宇宙で新たに発見された未開地へ旅立つ、エンジニアの男は家族に帰還を約束し前人未到の新天地を目指すことを決意して宇宙船へと乗り込む pic.twitter.com/FFXWral5FG— オススメ超名作映画! (@introduceM) May 2, 2019
インターステラーの物語終盤、主人公クーパーが宇宙空間に投げ出され命の危険に見舞われました。
ところが、クーパーの目が覚めると病室のベッドで寝ていて助かったことがわかりました!
なぜ、クーパーはあのような危険な目に遭いつつも助かったのでしょうか。
経緯とともに見ていきましょう。
経緯① 5次元空間からワームホールへ飛ばされた
映画のクライマックスで、クーパーはブラックホール「ガルガンチュア」に突入します。
ここでクーパーは、5次元空間に入り込むことになります。
この空間は、未来の人類によって作られたもので、時間を物理的に操作することが可能な場所。
クーパーはこの空間で、過去の自分と娘のマーフにメッセージを送ることに成功!
この5次元空間は、クーパーがブラックホールに吸い込まれて死ぬのを防ぐための安全装置のような役割を果たしていました。
クーパーはここで重要な情報を過去に伝えることができ、最終的に自分自身を救う手助けをしたということです!
経緯② ワームホールを通った後土星が見えた
クーパーは5次元空間での使命を果たした後、ワームホールを通って宇宙空間に戻されます。
この時点でクーパーは意識を失い、宇宙空間を漂流することになりました。
ワームホールを通過した後、クーパーの視界にうっすら入ったのが土星の景色でした。
これは、実は映画の冒頭でクーパーたちが探査を開始した場所に戻ってきたことを示しています。
経緯③ 土星付近を漂流していたところ救助された
クーパーが土星付近を漂流している間、救助をしたのは未来の新人類が建設したクーパーステーションのクルーだと考えられます。
彼らは、クーパーが漂流しているのを発見し無事に救助します。
ここで重要なのは、クーパーが漂流していた場所が土星の近くであったこと。
クーパーがワームホールを通過した後、再び土星の近くに戻ってきたことを示しています。
救助されたクーパーは、意識を取り戻し未来の人類がどのようにして生き延び、繁栄しているのかを目の当たりにしました。
経緯④ 目が覚めるとクーパーステーションにいた
クーパーが目を覚ました場所は、未来の人類が建設した巨大な宇宙コロニー「クーパーステーション」でした。
このステーションは、娘マーフの名前から付けられました。
マーフは、父であるクーパーのデータを元にして人類を救うための方程式を完成させたのです!
クーパーステーションは、土星の軌道上に位置しており、地球を脱出してきた移住者たちが新たな生活を始めるための場所として機能しています。
まるで、ガンダムの世界のようですよね!
クーパーはここで、未来の人類がどのようにして新たな生活を築いているのかを知りました。
そして、年老いた娘マーフと再会を果たしました。
経緯⑤ 土星の軌道上にコロニーを建設し移住
土星の軌道上に建設されたクーパーステーションは、未来の人類が生き延びるための新たな拠点となっています。
このコロニーは、地球の環境が悪化し人類が生存できない状況に陥ったため、移住先として選ばれました。
土星が選ばれた理由としては、以下の点が挙げられます。
・ワームホールの近接:土星はワームホールの入り口が位置する場所であり他の銀河系へのアクセスが容易であるため探索と移住の拠点として最適
・資源の確保:土星の周囲には豊富な資源が存在しこれを利用することでコロニーの維持が可能
・安全な距離:地球から適度な距離にあり地球の環境が悪化しても影響を受けにくい場所であるため安全な移住先として選ばれた
クーパーステーションは、未来の人類が新たな希望を持って生活を営む場所となったということですね!
そしてここで、クーパーも新たな使命を見つけることになります。
【インターステラー】クーパーがなぜ助かったのか理由まとめ
インターステラー観ました
世界観も内容もとても好きでした
ラスト泣くね pic.twitter.com/VnQeZqV4Fh— カマダ (@kmd_chodai) April 21, 2019
クーパーが助かった理由は5次元空間のおかげ
- 経緯①5次元空間からワームホールへ飛ばされた
- 経緯②ワームホールを通った後土星が見えた
- 経緯③土星付近を漂流していたところ救助された
- 経緯④目が覚めるとクーパーステーションにいた
- 経緯⑤土星の軌道上にコロニーを建設し移住
経緯を追って見ていくと、いくつかの重要な要素が絡み合っていることがわかりました!
これらの要素が上手に組み合わさり、幸運にもクーパーは無事に助かったのですね。
インターステラーは、科学的な要素と人間ドラマが巧妙に絡み合った作品。
ラストのクーパーの救出劇もまさにクリストファー・ノーラン監督らしさが際立っていると感じました。
まだ見ていないという方はぜひ視聴してみてくださいね!
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