【あひるの空】空と鷹山はライバル?母親・由夏の両手打ちや3ポイントから解説

公開日: 2020年10月27日 | 最終更新日: 2020年10月27日

 

あひるの空】は、アニメ第1期の最終回を迎えましたね!

他作品と比較すると「全50話」という多くの話数があります。

主人公の「そら」がクズ高のバスケ部を復活させるところから開始し、横浜大栄との練習試合が大敗に終わるまでが描かれました。

 

そこで”とある選手“に注目が集まりました。

第35話に登場し、さらに47話から主に話題の人物だった横浜大栄の上木鷹山かみきようざん

空とは、何やら関係性があるようです。

 

今回は【あひるの空】に登場する空と鷹山についてお話します↓↓

★この記事を見ることで、空と鷹山のライバルの関係性が分かります!

 

 

 

【あひるの空】空と鷹山はライバル?

 

空は鷹山は2人とも、バスケ選手にしては背が低いです。

なので、ポジションも自然と「ポイントガード」に当てられます。

さらに驚くことに、バスケを教わった人物も同じでした!

客観的に見ると、まさに「ライバル」いったところです。

 

2人の簡単なプロフィールです↓↓

車谷くるまたに そら

【年齢】16歳(高校1年生)

【身長】149.22cm

【在籍高校】九頭龍高等学校

 

母親が入院する病院の近くに住む祖母の元へ引っ越し、クズ高に入学

●明るく前向きで、負けず嫌いな性格

バスケへの情熱で、不良たちのたまり場になっていたバスケ部を立て直そうとする

●母親より譲り受けたバスケットシューズを何よりも大切にしている

3ポイントシュートが得意

●低い身長がコンプレックス

 

上木かみき 鷹山ようざん

【年齢】16歳(高校1年生)

【身長】158cm

【在籍高校】横浜大栄高等学校

 

小柄で華奢だが、大栄の厳しい練習にも淡々と取り組む芯の強さがある

●アシストから3ポイントシュートまで、幅広くこなす高いスキルを持つ

●空と似た身長で、同じようなプレイスタイル

 

似ている2人ですが、本人たちはどのように感じているのでしょうか?

そして、2人のバスケの師とは誰なのでしょう?

以下、解説します↓↓

 

空と鷹山は2人とも男子では珍しい両手打ちをするプレイヤー

男子高校生ぐらいになると、片手打ちが普通です。

しかし、それは身長の低いプレイヤーには酷でした。

なぜなら、ゴールまで届かないからです!

 

背が低い空と鷹山はこのシュート方法では点を入れればいので、別の打ち方をしていました。

それは「両手打ち」です!

 

バスケットボールは身長が高いことが前提とされているスポーツで、プレイヤーの身長は「男子が190cm」「女子が170cm以上」が平均とされています。

そんな中、160cm未満の2人が他の選手と対等に渡り合うためには、「3ポイントシュート」の習得が必須でした!

 

そして、ラインから飛距離を出すためには、片手打ちよりも両手打ちがベストです。

ちなみに、両手打ちは鷹山の基本フォームとなっています。

空も、過去の練習試合や横浜大栄戦でも両手打ちの3ポイントシュートを放っていますが、成功率は五分と鷹山に比べ劣っています。

両手打ちが「カッコ悪い」という幼少期のコンプレックスから、片手打ちが基本となっていたからです。

 

2人のシュート方法は全く同じでしたが、シュートの決定率は鷹山に軍配があがりましたね。

 

では、次はそんな2人にバスケを教えた人物をお話します。

空と鷹山2人の、プレイスタイルが似ている理由が分かります↓↓

 

 

鷹山は空の母親・由夏からバスケを教えてもらっていた

物語では、空の母親・由夏ゆかが登場します。

由夏は、元女子バスケットボール日本代表メンバーでもあります。

由夏の身長は「159cm」で、女子プレイヤーとしては身長が低いです。

しかし、スリーポイントシュートを武器に日本代表まで登りつめました!

 

由夏のこの経験は、空や鷹山に受け継がれることになります。

まだ、由夏が現役プレイヤーの時に行った、バスケットボール教室で鷹山と出会いました。

鷹山は、小さくて力が弱い事がネックで、集団行動が苦手でいつも1人でいました。

そんな姿を見た由夏は、自分自身も小さくて悔しい思いをしてきた経験と、息子のの事を思い出します。

そして、鷹山に3ポイントシュートを教えました。

 

現在の鷹山は「コンプレックス」と「由夏との出会い」を糧に前に進んでいます。

以上の事から、鷹山は由夏からバスケを教えてもらっていたことがわかりました。

 

ここからは、由夏直伝の3ポイントシュートを受け継いだ2人を解説します↓↓

 

由夏直伝の3ポイントシュートが両者とも得意

身長の低さをカバーする「3ポイントシュート」。

空も鷹山の両者とも試合で活用しています。

 

まず空ですが、各試合で多様しており、そのシュート成功率からチームメイトからも信頼を置かれています。

自主練中も、初心者のチームメイト・鍋島竜平ナベの3ポイントシュート練習を指導していました。

他に夏目健二トビからも、横浜大栄戦の終盤に「わし1人じゃどうにもならん。手ぇかせ」と言われるほど、信頼が厚いことがわかります!

 

一方、鷹山は試合出場数が空に比べて圧倒的に少ないため、クズ高戦でしか3ポイントシュートは披露されていません。

しかし前述した通り、鷹山は由夏に基礎から教えてもらっています。

 

ここで、「空の方が、由夏にシュートを教わっているのではないか?」と感じた方もいらっしゃるかと思います。

実は空は、由夏に基礎すら教えてもらっていません!

 

空と鷹山の2人がマッチアップをしたシーンです。

鷹山が目の前で「両手打ち3ポイントシュート」を決めました。

決められた空は「カッコ悪い」と思って練習しなかった後悔から、鷹山を本気でライバルとして意識するきっかけとなっていきます。

 

以上のことから、空はバスケットボールに関しては由夏に教えてもらっていましたが、3ポイントシュートに関しては、鷹山の方が直伝という事になります。

 

 

空と鷹山は由夏という同じ指導者を持つライバル同士だった

これまでの流れから、空と鷹山には共通点がありました↓↓

背が低い

両手打ち

由夏にバスケを習う

 

2人はお互いに意識し合うライバル同士でした!

由夏が共通のバスケの指導者だという事が、1番の要因かもしれませんね。

空からすれば、同じ指導者であっても基礎を教えてもらえていないので、なおさら悔いが残ります。

 

基礎を教えてもらった鷹山と比べて、同じ試合でも実力の差が出てくる場面がありました。

練習試合中にも関わらず、鷹山からの宣戦布告

正直ヒリつきました!

 

地区が違うクズ高と横浜大栄は、県予選に進まない限り再戦は不可能

今年の夏のインターハイ出場が決まっている横浜大栄は、シード権により県ベスト8からの登場となるので、実質クズ高が勝ち進むしかない事を見据えて、期待を込めてのセリフだったのかも知れないですね!

今後の2人の関係性に注目ですね!

 

 

【あひるの空】空と鷹山の関係性まとめ

 

まとめ

●空と鷹山は、2人とも男子では珍しい「両手打ち」をするプレイヤー

●鷹山は空の母親・由夏からバスケを教えてもらっていた

● 由夏直伝の3ポイントシュートが両者とも得意だが、鷹山の方が上手い

●空と鷹山は、由夏という同じ指導者を持つライバル同士だった

 

以上から、空と鷹山は由夏にバスケットボールを教わったライバルでありることが分かりました。

そして、由夏直伝の両手打ち3ポイントシュートを習得しているのは「鷹山」となります。

 

【あひるの空】は登場人物が多いですが、1人1人のキャラクターのコンプレックスバックグランドが色濃く描かれており、現実の高校生活にかなり近い雰囲気を味わえる作品です。

2人のライバル関係が、今後どんな展開を巻き起こすのか?

また、チーム内での立ち位置などにも注目です^ ^