劇場版名探偵コナンの第2作目、「14番目の標的(ターゲット)」。
この映画ではトランプの数字に見立てた連続殺人事件が起こりますが、「阿笠博士」や「目暮警部」などコナンの身近な人物も狙われてしまうため緊迫したシーンが多いのが印象的です。
名前の中に1から13までの数字を連想させる文字が入る人物が次々と命を狙われますが、ご存知の通りトランプの数字は13までですよね。
ではなぜタイトルが「14番目の標的」なのでしょうか?
今回は、14とは誰のことなのか、タイトルの意味は何なのか、詳しく考察していきましょう。
目次
タイトルの意味はトランプの13以外のキーパーソン
『名探偵コナン 14番目の標的』
毛利小五郎とその知人が、名前に入っている数字になぞらえて、13から1まで次々と標的になっていく。
犯行現場には被害者の数字を表すトランプが…。
一体14番目のターゲットとは?
そして犯人の動機は…。コナン映画で1番好き💕 pic.twitter.com/euJURdNqd6
— タツ@作品要約家 (@L7ilZXpVCZH8ka1) April 6, 2023
この映画ではトランプの数字に見立てて13から順番に1となるまで登場人物の命が次々と狙われます。
狙われた人物の名前には数字を連想させるような文字が含まれており、例えば「目暮十三」は「十三」という文字が入っている事からキング(13)に見立てて狙われてしまいました。
ところが、映画の中では数字に見立てた13人以外に命を狙われている人物が登場しています。
その人物がタイトルにもなっている14番目となるのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。
ターゲットの順番となった人物
コナンの映画で14番目の標的ってあるじゃん?
あれ、タイトルにもなっている14番目の標的って誰のことだっけ?
— アイリ@固め好きの究極の自由人 (@T1hE53AL5hBZ2iN) March 26, 2022
ではここからは、14番目とされる人物を1人ずつ詳しく見ていきましょう。
ネット上では3人の候補が上がっていますが、いずれも確証はありません。
どの候補が1番しっくり来るのか、ここからじっくり考察していきます。
考察① 村上丈(ジョーカー)
劇場版名探偵コナン 14番目の標的の村上丈
改心して謝罪に行ったのに、あの日オッチャンが事務所に居れば……
#映画の中のかわいそうな人 pic.twitter.com/7MjOd3QEp7— ヒビキ (@hibirider) April 23, 2024
まずは、トランプでいうとジョーカーに見立てて殺害された「村上丈」です。
彼は元トランプディーラーですが、殺人事件を起こし当時刑事だった「毛利小五郎」に取り押さえられ逮捕された過去があります。
作中の事件では毛利小五郎と関係のある人物が狙われている事や、トランプになぞられている事、村上自身が出所した後行方不明になっている事などから、村上が毛利小五郎へ復讐していると推測されました。
しかし、村上はジョーカーとして最初に殺されており、真犯人によって罪を着せられる計画だったようですね。
村上が実は殺されていたという展開から、タイトルの14番目は村上丈の事だという意見が出るのも納得です。
考察② 工藤新一
14番目の標的めっっっちゃ面白かった😭トランプ関わってるのがほんとに最高すぎるしスペードのエースが工藤新一なのももう最高すぎて最高
— ぽん (@UM_hirluv) May 30, 2024
「工藤新一」は「一」という文字が入っているため、トランプの1に見立てて狙われると推測されていました。
13から順に狙われている事から新一は13番目になりますが、ジョーカーである村上丈が最初に殺されているため、正式には14番目という事になります。
この事からタイトルの14番目の標的とは工藤新一の事ではないか?という意見が出ているようです。
考察③ 毛利蘭
今の今までタイトルの意味を気にしたことなかったけど、14番目の”ターゲット”って当初予定になかった蘭のことだよね…
— ちか (@sk8080) February 7, 2014
作中で眠りの小五郎によって真犯人が暴かれた後、逆上した犯人は蘭を人質に取ります。
コナンは蘭を助けるため、人質となっている蘭に向かって銃を発砲し軽傷を負わせ、犯人にとって足手纏いにさせる事で蘭を救いました。
実は、かつて村上丈が毛利小五郎によって逮捕された際、現場に居合わせた小五郎の妻、「妃英理」が人質になってしまう事件が発生しており、小五郎は英理の足を撃って救い出しています。
しかし、蘭はなぜ父が母を撃ったのか分からず、映画の冒頭では英理が銃で撃たれる夢を見ておりトラウマのようになっている様子でした。
この映画では「なぜ小五郎が英理を撃ったのか?」というテーマも重要であり、終盤にコナンが小五郎と同じ行動を取った事で蘭は真実を知る事になります。
この事から、映画のタイトルである「14番目の標的」とは毛利蘭の事であり、「標的」は命を狙われるターゲットの事ではなく、コナンが狙った「的」の事だと推測できますね。
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【名探偵コナン 14番目の標的】ターゲットについてまとめ
14番目の標的のタイトル回収、マジでうまい pic.twitter.com/WgYFdAtbyv
— さふぃあ (@sahuxia) May 6, 2024
- 13人以外に狙われたキーパーソン
- 14番目の標的は毛利蘭説が濃厚
タイトルの意味はいくつか候補が出ましたが、映画のテーマから考えると、やはり14番目の標的とは毛利蘭の事を指しているのではないでしょうか?
冒頭の蘭の夢、小五郎が英理を撃ったという回想、終盤のコナンの行動からも、「人質を撃つ」というのは最重要ポイントとなっているのは明白です。
短い言葉で物語の核心を突いてくるタイトルはさすが劇場版名探偵コナンですね。
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