劇場版名探偵コナンの1作目、「時計じかけの摩天楼」に登場した「森谷帝二」。
森谷帝二は冒頭のガーデンパーティーで登場する落ち着きのある建築家の男性ですが、主人公「江戸川コナン」によって連続爆破事件の真犯人である事が暴かれました。
森谷帝二が設計した建造物が次々と狙われたこの事件、最初こそ森谷に恨みを持つ者の犯行かと思われていましたが、なぜ自分の作品を破壊しようとしたのでしょうか?
今回は、劇場版名探偵コナン、時計じかけの摩天楼の真犯人、森谷帝二の犯行動機について詳しく見ていきましょう↓↓
目次
犯行の動機は「建築家のプライドとこだわり」
『名探偵コナン 時計仕掛けの摩天楼』
小さくなっても頭脳は同じ、迷宮無しの名探偵…真実はいつも一つ!
建築家・森谷帝二の作品が放火され、環状線に爆弾が仕掛けられた!劇場版一作目にして完成された大傑作。燃えるビルで扉1枚隔てて繋がる二人の関係性は涙無しには見れない。#蓮なつシネマ談話 pic.twitter.com/bHEGefx7cA
— 蓮なつシネマレビュー (@RenNatsu_review) June 5, 2024
森谷帝二は大学の教授も務める有名な建築家として登場しました。
その才能は若い頃に日本建築協会の新人賞を受賞するほどであり、今の若い建築家に対し厳しい感情を抱くなどかなりプライドが高く建築家に対して誇りを持っているようです。
この高いプライドとこだわりは建築家としてのし上っていくためには必要不可欠だったかもしれませんが、残念ながら今回の事件を招く原因となってしまいました。
ここからは具体的な動機を見ていきましょう。
理由① シンメトリーへの異常なこだわり
森谷帝二ほどではないけど俺もシンメトリー(左右対称)は好き pic.twitter.com/tYsPAIo9Cb
— 『🧬はるうさ👾』 (@fuga_yukiria) November 29, 2023
森谷の建造物はシンメトリー(左右対称)に設計されており、彼自身シンメトリーに対し異常なまでのこだわりを見せています。
そのこだわりは建造物だけではなく、自身の名前を「貞治」から漢字がシンメトリーとなる「帝二」に改名したほどであり、コナンからは病気だとドン引きされていました。
しかし、森谷の設計した建造物の中には注文先の意向などの理由によって森谷自身納得のいかない形で出来上がってしまったものもあり、シンメトリーにこだわる森谷にとってはプライドを深く傷つけられた事でしょう。
特に映画後半で登場した米花シティービルはバブル崩壊による予算カットのためシンメトリーにならないまま完成してしまっており、逮捕された後も爆破を諦めない執念を見せました。
理由② 過去の失敗作品を抹殺したかった
左右対称じゃないだけで建築物を爆破したくなる森谷帝二が好きです✨
あのこだわりというか、美意識というか…自分が作ってるジャンプチの表とか森谷帝二並に美意識持って作りたいんすよね〜
爆破まではしないけど🤣 pic.twitter.com/DpJ1BGuhcX— のえぽん (@Noeru_jumputi) April 11, 2022
シンメトリーにこだわる森谷にとって過去の失敗作の存在は耐え難い苦痛となったようで、彼はそのような作品を抹殺したいと考えていました。
コナンの活躍よって抹殺できなかったものもあります。
ただ、橋やビルなど人が巻き込まれそうな場所であろうと気にする様子もなく爆破の対象としており森谷のこだわりはコナンの言う通り病気の域に達しているかもしれませんね。
理由③ 都市開発計画頓挫の原因が工藤新一
やはり時計じかけの摩天楼は良いな
原点にして頂点まである
まぁ、こだま作品全部いいんだけどにしても、森谷帝二は鬼畜だなww
シンメトリーじゃない自分の作品爆破して最後は新一への復讐のために
蘭巻き込んで好きな赤色のコードを設計図に載せないというエンディングも最高
名作。— ちびたりこ、でした。 (@tariko_nm7) April 22, 2024
過去の自分の作品を抹殺したいと考えていた森谷ですが、犯行のきっかけとなったのが西多摩市の都市開発計画の頓挫です。
爆破事件の数年前、森谷は西多摩市の都市開発事業に関わっており、街作りの設計を任されていました。
そんな中西多摩市の市長の息子が死亡事故を起こしてしまいますが、「工藤新一」が異議を唱え、市長自身が事故を起こし隠蔽するために息子が罪を被った事実を見事突き止めます。
この事件により市長は逮捕され、都市開発計画は頓挫してしまいました。
理由④ 工藤新一への逆恨み
時計仕掛けの摩天楼は何より犯人が最高にいい。工藤新一に会うために手作りクッキー作ってティーパーティー開いてる森谷帝二を想像するだけで面白い。
— ななお (@nanao770_v) May 13, 2023
都市開発計画が頓挫した事で森谷は新一を恨みます。
そこで新一への復讐と失敗作の抹殺のため連続爆破事件を計画し、挑戦状を叩きつける目的で新一を自身のガーデンパーティーに招待したのです。
工藤新一としては参加不可能だったため代理の毛利一家としてパーティーに参加したコナンですが、その後しっかり事件に巻き込まれてしまいました。
結果的に森谷は逆恨みした新一(コナン)に事件を解決されてしまった上に「毛利蘭」には爆弾を解体されてしまい、2人に完敗で幕を閉じましたね。
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【名探偵コナン】森谷帝二の犯行動機まとめ
森谷帝二の名前の由来は、🕵️♂️シャーロック・ホームズの宿敵、ジェームズ・モリアーティ教授です。
原作者のコナン・ドイルが「ホームズ・シリーズ」を終わらせるために作り上げた最強の敵で、ホームズと同等の知能と格闘能力を持っているという設定でした。#コナン #名探偵コナン #時計じかけの摩天楼 pic.twitter.com/stlQLHqEnW— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) February 5, 2021
- シンメトリーでない過去の作品を抹殺したかった
- 都市開発計画を台無しにした工藤新一に恨み
森谷帝二は異常なほどのシンメトリー信者であり、シンメトリーでない過去の作品を抹殺するため、そして工藤新一への復讐のために事件を起こしました。
名探偵コナンにはさまざまな動機を持つ犯人が登場しますが森谷はサイコパスな犯人として名高く、無事犯人が逮捕された後に最大のピンチが訪れるといったストーリーも高評価を得ています。
毎年大ヒットしている劇場版名探偵コナンの記念すべき第1作目、根強い人気があるのも分かりますね。
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