ドッグスレッドは、北海道・苫小牧を舞台にアイスホッケーに打ち込む高校生を描いた漫画です。
ネット上でも漫画好きの間で話題になり、人気がでてきている印象です^ ^
ストーリー序盤で、主人公:白川朗(シラカワロウ)がある事件を起こし、フィギュアスケート界を永久追放になってしまうというシーンが描かれています。
その事件をきっかけに”狂犬王子”という異名がついてしまうのですが…
そこからストーリーが始まります。
では一体、なぜ白川は事件を起こしたのでしょうか?
暴れた理由の裏には、何があったのか?
考察をしていきたいと思います!
目次
主人公が暴れた理由は?
フュギュアスケート日本一の狂犬王子が、
高校アイスホッケーで大暴れする話。 pic.twitter.com/HA1kBfkJz4— 野田サトル (@satorunoda) February 19, 2024
[ドッグスレッド]1巻読みました。
元フィギュアスケーターの少年が、アイスホッケーの世界へ足を踏み入れる物語。
主人公の言動がいちいち笑えるコメディ部分をたくさん挟みつつ、どんどん熱い引きに持っていく進め方が流石すぎる。力強い作画も迫力がある。面白い。 pic.twitter.com/CCzFqic6eF— つじくん(マンガ大好き芸人) (@kodona32) January 25, 2024
主人公の白川朗は、フィギュアスケート「全日本ジュニア選手権大会決勝」で歴代最高得点を叩き出し、誰もが朗の今後の輝かしいフィギュアスケート人生を期待をしていました。
そんな中突然、朗はスケートリンク内に椅子を投げ入れ、スポンサーボードをぶち壊し、暴れるという奇行に走るのです。
次の日の新聞やテレビでは”狂犬王子”と報道をされてしまい、フィギュア界を永久追放になってしまいます。
なぜ、フィギュア界の王子は、”狂犬王子”と呼ばれるようになってしまったのか。
- 採点に納得がいかなかったのではないか
- 経済的に続けられなくなったことに絶望したのではないか
- 母親をオリンピックに連れていきたいという夢が叶えられないから
などと、作中のテレビでもみんなが推測を立てています。
では、実際に朗はなぜ上記のような、暴挙にでたのでしょうか。
考察してみようと思います!
考察① フィギュアスケートが大嫌いだったから
今週のドッグスレッドの「それでも母さんが大好きだから」は母親のことが好きなのか母親がフィギュア好きだからなのかロウ君はどっちの意味で言ってるんだろうな、ハルナは後者の意味で捉えている気がするけど、好きだからってうまくいかないし嫌いでも出来ちゃうことはあるから、うまくいかんもんだな
— チャムカリ (@cham_ch) November 15, 2023
よくファンの中でされている考察ですが、朗はフィギュアスケートが嫌いだったという説があります。
その理由として、自身で望んでやっているというよりかは母親のためという印象が強かったからでしょう。
が、個人的には朗がフィギュアスケートを嫌いだとは正直あまり思えません。
実際に苫小牧に引っ越しをして来てすぐに、ひとりでスケートリンクになっている大きな池に滑りに行っています。
「やっぱりスケートが好きだ。フィギュアが生活のすべてだった。」とひとりで懐古している姿も描かれていました。
また「母親が教えてくれたスケートだけは無駄にしたくない。」とも発言しているため、フィギュアスケートが嫌いであのような奇行に走ったとは考えにくいと思います!
考察② 世間の期待に応えるのが嫌だったから
【ドッグスレッド】ロウのフィギュアに対するモチベは既に冷えていたか。先程のオグリもですけど競技を楽しめずにただただプレッシャーを感じるようになっては勝てるものも勝てないし、精神はどんどん削れていくでしょうしね。
— 金銀パール (@kinginpl) November 16, 2023
続いて、世間の期待に応えるのが嫌だったからという説です。
これに関しては、少し当てはまっているように感じます。
「最初は楽しかった。いつの間にか、母さんとハルナのために勝たなきゃいけなくなった。」という朗のセリフがあります。
朗は双子の妹ハルナとともに幼少期から、フィギュアでオリンピックに行くという夢のためにがんばっていました。
それは母親の夢でもありました。
朗とハルナ、2人がフィギュアを続けることは(おそらく)経済的にも、サポートする母親の精神的にも肉体的にもかなり苦しかったようです。
そして、より才能がある朗だけがフィギュアを続けることになったのです。
ハルナのほうが朗よりも、「フィギュアが好き。」という気持ちは強かったようなのですが…
好きという気持ちだけではオリンピックには行けないよ、という母親の言葉が胸に刺さります。
最新話更新前にドッグスレッド6話読んだ。
何故ロウはフィギュア選手生命を自分から台無しにする真似したんだよ。母親とのあの会話はなんだったんだよ。おそらく家庭(母親)の負担を理由にフィギュアで上を目指す事を諦めさせられたハルナが可哀想だ— 理彦 (@rihiko_ksng) September 13, 2023
朗は、スケート自体は好きだったようですが”スケートが好き”という気持ち以上に
「誰かのために滑らなくてはいけない。」
「母親とハルナをオリンピックに連れて行かないといけない。」
というプレッシャーが重くのしかかっていたのかもしれません。
朗の気持ちも、ハルナの気持ちも、そして子どもに自分の夢を重ねて見ていた母親の気持ちも
とても切ないですよね…。
考察③ 母や妹など家族関係に疲れたから
ドッグスレッドのハルナ、明るい尾形みたいでヤバいな。
何としてでもロウくんをフィギュアに戻そうとする執念が、キャリアをへし折られた母親が子供に託すそれっぽくて危うい。オマケに母親が亡くなってるから自分が母親の代わりになろうとしてるのも有るかも。
早いうちに救われるといいな、この子— R・大石 (@r_ohishi) September 28, 2023
考察②でも記述したように、世間から受ける期待もそうですが、もっと身近な家族である母親や妹のために滑らなくてはいけないという状況が、朗は苦しかったと考えられます。
自分の夢を朗に投影する母親と、フィギュアを諦めたハルナのために滑っていた朗ですが、転機が訪れます。
”母親の死”です。
事故死した母親のために、全日本ジュニア選手権大会決勝に母親が作ったプログラムでついに日本一になった主人公の朗。
「すべてから解放されたような演技だった。やっと辞められる。」と朗が思っているように見えたとハルナも発言していました。
自分も。そしてハルナにも、新しい道を見つけてほしかった朗は、ここであの事件を起こしたのです。
母親の死で、フィギュアを続ける意味、誰かのために滑る意味を改めて考え
すべてを一からやり直したかったのかもしれませんね。
考察④ ハルナのためだったから
ドッグスレッド1話読んだ〜‼️‼️‼️お、お、おもしれ〜〜‼️‼️今作の主人公のロウは基本的にはお上品なキャラ性なんだな…でも会見で暴れてる所見る限り確実になにか闇を抱えてはいるな…
— チャデンシス@ウマれや (@tyaden_shisu) July 26, 2023
前項でも考察しているように、あの事件には母親の死と、ハルナへの思いがどうやら関わっている様子。
双子の妹ハルナは「わたしだってもっとスケートしたかった。今更辞めるなんて許さない。」と発言しています。
朗は、自分よりもフィギュアを好きだというハルナが、自分の代わりに夢を諦めたことへの申し訳なさ、誰かの夢を背負わなければならない苦しさで押しつぶされそうだったのではないでしょうか…
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#ゴールデンカムイ 原作者野田サトル先生の新作「ドッグスレッド」1巻、本日発売です! pic.twitter.com/y7ZKnXSl72
— おばらちゃん (@obarachan) January 17, 2024
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【ドッグスレッド】白川朗がなぜ暴れたのか考察まとめ
ドッグスレッド、最新話でロウが暴れた理由と3.11の話が始まった… どう絡めるんだろう3.11の話を…
— 0ct0pus (@0ct0pus1) November 16, 2023
- たのしいと思えなくなってしまったから
- 誰かの夢を背負うことが苦しかったから
- ハルナにも前を向いて、新しい道を見つけてほしかったから
以上、なぜ朗が暴れたのかという考察をしてきましたが現段階で考察できる内容でした。
正確な朗の答えはまだわかりませんが、これから白川兄弟の過去、家族の過去、そして新しい土地での主人公の成長が描かれていくと思います。
今後新しい情報が入りましたら、また調査したいと思います。
引き続きドッグスレッドの連載をたのしみに追っていきたいと思います^ ^
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