【耳をすませば】の物語の中で、中盤〜終盤にかけて地球屋というお店が登場しますよね。
そこでは、アンティーク雑貨のような物品が飾られており、これまでの学生の流れから少し印象が変わるシーンです。
特に、その中でも一際目立つ置物が「バロン」です。
雫もバロンの美しさに魅入ってしまうほど、美しい猫の人形となっています。
そんなバロンですが、人形にも関わらずファンの間で「動いている」と話題になりました。
「ここにきてホラー?」と思いきや、そういったことではありません。
では、バロンはどんなタイミングでどのように動いているのか?
今回は、こちらを見ていきたいと思います↓↓
目次
バロンはなぜ動く?
ちょっと待って😭海外に来たことでNetflixでジブリが観られるようになってる😭耳をすませば見放題😭😭😭 pic.twitter.com/RnLNBp0SNa
— ototoi (@ototoi_toy) July 29, 2023
バロンは、杖と帽子を手にして佇んでいます。
ですが、その持ち手がシーン事に変わっているのです!
右手と左手で持っている物が変わったり、左手が背中側からまっすぐに変わったりしています。
きっと1回見ただけでは、気づく人は少ないはずです。
言われてみて、初めて気付く人も多いと思います。
ジブリには、このような細かい演出が加えられているので、探し当てるのも楽しみにもなるでしょう!
では、そもそもどうして動くようになっているのでしょうか?
以下で、深堀りしていきます↓↓
動く理由は可動式の人形だから
バロンが動く理由については「生きているから」ということではなく、どうやら可動式の人形みたいです。
固定ではなく、腕や足を自由に動かせる事ができます。
なので、好きなようにポーズを変える事ができるのですね。
おじいさんの若かりし頃に作られた人形であるにも関わらず、今も壊れずしっかり動ける技術は職人技なのだと思います。
今では、コアなファンが等身大のバロンを買っていたり、部屋に飾ったりしていますよね。
それだけ、ファンに夢を与えるバロンの存在はかなり大きいのだと思います。
余談ですが、バロンに本当の意味で息が吹き込まれるのは、かの有名な作品「猫の恩返し」からですね^ ^
では、ここからはバロンがどのようにして動くのかをポーズごとにご紹介します↓↓
ポーズ① 右手に杖→左手は帽子
#ジブリメイクフェス
いよいよ明日から!!!
参考画像をスタジオジブリ公式より引用🌱「耳をすませば」
雫の服をカラーメイクに落とし込んだり,
聖司のメンズメイクもいけそうだし,
バロンメイクも素敵にきまりそう😻✨ pic.twitter.com/TGDhJFV0HR— risu38⭐︎ジブリメイクフェス7.28〜8.18 (@ri38su) July 27, 2023
まず、雫が猫のムーンに連れられて導かれた地球屋でバロンと出会います。
ムーンのその独特な風貌と意地悪な性格、でも誰にでも好かれていることから、いろんな人の家の猫になるというかなり不思議な猫でした。
いろんな名前を持つムーンが、雫と電車に乗るシーンは有名ですね。
そんなムーンに導かれた雫は、地球屋でバロンのその美しさと目の輝きにハッと心を奪われてしまいます。
そんな雫を迎え入れるように、右手に杖を持ち、左手に帽子を持って、英国の紳士のような立ち振る舞いです。
そんな紳士なバロンに「ようこそ」と言っているような、そんな雰囲気を醸し出していました。
雫が引き寄せられ、導かれた出会いでした。
ポーズ② 左手に杖→右手は帽子
“饂飩食わしたる”は労をねぎらったるって意味があるかな?
耳をすませばで覚えた🍲
じいちゃんもしずくに食わしとったな〜と思い出してこんな時間まで耳すま観てしまった…#雀の子 #GRAPEVINE pic.twitter.com/kYWsFIxEDq— おみーる (@goodboybeagle) July 25, 2023
聖司が夢を追って頑張っているのに対して、何も先のことを考えられてない雫は、おじいさんと話をしていました。
そんなシーンでも、その傍らでバロンは雫を見守り続けます。
健気に「頑張りたい」と願う雫を、まるで応援しているように感じられます。
そんな、雫とおじいさんが話すシーンのバロンは先ほどと逆で、左手に杖→右手に帽子を持っていました。
まだまだ中学生の雫が、将来の夢の事を考えるには早すぎる年頃なのに、聖司に追いつきたいと一心がとても健気で応援したくなります。
そして、中学生なのに、どこか一際大人らしく、自分の夢に真っ直ぐな聖司がとても魅力的でした。
周りの男の子たちに目がいかない位に聖司は輝いており、そんな彼に惹かれてしまうのは当然です。
「聖司に近づきたい」「似合うようになりたい」とそう思わせてくれた聖司の存在も素敵ですし、2人が出会えた事でより一層相乗効果が生まれたのだと思います。
お互いを高めあえる存在はとても理想ですね。
ポーズ③ 左手が背中側→左手がまっすぐ
おじいさんが昔を思い出している時、バロンの恋人・ルイーゼとの切ない思い出がありました。
戦争がおじいさんと恋人を、バロンと恋人を引き離してしまったのです。
そんな回想シーンでバロンはいつの間にか動き、左手が背中側からまっすぐピンと手を落とすようなポーズ変化したみたいです。
これは制作者側の粋な演出でしょうか?
正直、この変化に一発で気付けた人はかなり凄いレベルです!
そして、雫もバロンと出会った当初「昔から知ってたみたい」と発言していますが、もしかすると前世でルイーゼと何か関係があったのかもしれません。
雫の小説を読んで、約束を果たせなかったおじいさんの悲しみがヒシヒシと伝わってきます。
生きているような演出の真意は不明
耳をすませばの地球屋好きなんですよね….バロンとルイーゼうちで一緒にいようね❣️😺 pic.twitter.com/Z9EY7UPTu3
— chocola (@pureviolet32) July 28, 2023
熱烈なジブリファンの方は、バロンの動きに気付いた方もおられると思います。
私も言われて確認してみて「本当だ!」と初めて知りました。
なぜ動いているのかは不明ですが、これも宮崎駿監督の粋な演出なのかなと思います。
動く事によってバロンが本当に生きていて、恋人・ルイーゼを今も待ち続けているのだという暗喩なのかもしれません。
戦争が邪魔をしてしまったばかりに、バロンとルイーゼが離ればなれになり、今もその恋人を待ち続けているバロンにぐっと感動させられます。
そして、おじいさんの儚い恋愛にもかなり胸を打たれました。
おじいさんの想い人は雫に似ていたこともあり、彼女がお店に入って来た時に、想い人と間違えてしまった説もあります。
そうだとしたら、雫が自然に地球屋に導かれた事も頷けます。
ムーンから始まり、雫がバロンと出会い、おじいさんの想い人を思い起こし、、この流れはすごく素敵です。
結果的にバロンが主役の「猫の恩返し」へと繋がる
耳をすませばの後、バロンが主役で「猫の恩返し」が放映されます。
ジブリ作品はなかなか続編にならない中で、異例のものでした。
猛烈な耳をすませばのファンの中には、同じくらいにバロンのファンも多いかと思います。
その効果でバロン主役の映画が出来たのでは、と推測します。
しかしながら、この続編は賛否両論であり、好き好きに分かれるようです。
映画ではもちろん、人形ではなく生きている動くバロンがアニメーション化されております。
ただ同じ風貌でも、やはり絵面が変わっているようです。
耳をすませばのイメージが強い方ならなおさら、違和感を覚えることでしょう。
結果的に、映画でもバロンは恋人ルイーゼに出会うことができなかったので、そこだけは残念です。
耳をすませばを実質無料(0円)で見る方法
参照元 : スタジオジブリ STUDIO GHIBLI 公式サイト
サイトURL : https://www.ghibli.jp/works/mimi/#frame
最後に、耳をすませばを実質0円で見る方法をご紹介します。
ジブリと言えば、毎年金曜ロードショーでテレビ放送されていますが、全27作品ある中でどれが見られるかは分かりません。
- 君たちはどう生きるか
- アーヤと魔女
- レッドタートル ある島の物語
- 思い出のマーニー
- かぐや姫の物語
- 風立ちぬ
- コクリコ坂から
- 借りぐらしのアリエッティ
- 崖の上のポニョ
- ゲド戦記
- ハウルの動く城
- 猫の恩返し
- ギブリーズ episode2
- 千と千尋の神隠し
- ホーホケキョ となりの山田くん
- もののけ姫
- 耳をすませば
- On Your Mark
- 平成狸合戦ぽんぽこ
- 海がきこえる
- 紅の豚
- おもひでぽろぽろ
- 魔女の宅急便
- となりのトトロ
- 火垂るの墓
- 天空の城ラピュタ
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【耳すま】バロンが動く理由についてまとめ
ポーズがいっぱいコレクションも折角だから飾ろうと思い開封。バロンのロッドが付けにくく、悪戦苦闘したけど無事設置。セットだと様になるからルイーゼも当たって良かった…尊ぇ。耳をすませばを見ねば。 pic.twitter.com/wwqei6RPMz
— シジマ (@Acous_rock0320) July 30, 2023
- バロンは可動式の人形
- 3パターン動いている
- なぜ動いているのかは不明
バロンが作中に動いている、という事を知っている人は少ないのではないでしょうか。
私もあれだけ見ておいて、初めて知った一面でもあります。
やはりジブリ作品は所々粋な演出をしたり、ファンの気持ちをくすぐり、もう1度見たくなるように仕向けてくれています。
耳をすませばの中でも、かなり人気度の高いキャラクターのバロンですが、その中でもバロンと恋人の別れ、おじいさんと恋人との別れがかなり切なく、思い入れの深いものとなりました。
バロンが生きていて、今もなお、恋人ルイーゼを何十年も待ち続けているだなんて、どんなに紳士な演出なのでしょうか。
そして、実際に動く理由は不明でしたが、見る人を常に魅了してくれる演出に間違いないですね。
次回見る時は、バロンに注目してまた作品を楽しめると思います^ ^
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