来世は他人がいい-花言葉の意味は?キャラの花の名前についても

公開日: 2024年8月20日 | 最終更新日: 2024年9月14日

 

『来世は他人がいい』は現在、月刊アフタヌーンにて連載中の作品でアニメ化も決まって注目を集めています。

大坂のヤクザ「染井組」組長の孫娘である染井吉乃は、東京のヤクザ一家の一員である深山霧島という男の元へ縁談をしに上京します。

 

しかし、霧島はかなり”やばい男”であることが分かり苦労をする吉乃。

ヤクザだけあり2人の周囲では様々な事件が起こり、その度に二人の関係性も徐々に変化していく様子を楽しむことができる作品です。

 

そんな『来世は他人がいい』では、ヤクザをはじめ様々なキャラが登場してきます。

その登場キャラにはある共通点があり、作者が意図的に考えたものであると思われます。

そこでこの作品に登場するキャラ達の、ある共通点について解説していきますよ。

この記事を見て分かること
  • 登場キャラの人物像
  • 名前の花言葉について

 

 

 

 

キャラには花の名前が付いている

 

早速ですが、『来世は他人がいい』に登場するキャラの共通点とは、花の名前がついているという点です。

主要キャラに限らず、まだ登場数の少ないキャラであっても花の名前がついているため、作者の何らかの意図があるのだと思います。

以下で登場キャラ1人1人の名前について、花の意味などから考察していきたいと思います!

 

染井吉乃「ソメイヨシノ→清純」

 

まずは本作の主人公である染井吉乃は、姓と名をそのまま読んで「ソメイヨシノ」という桜の花の名前が入っています。

ソメイヨシノの花言葉は、「精神の美」や「清純」、「高貴」などがあります。

 

大坂の染井組の一家で育った吉乃は、16歳の女子高生です。

男女問わず視線を奪う程に美人で大人びている吉乃は、年齢相応に見られることがあまりなく、中学生のころから「バツイチの子持ち」や「梅田のホステス」と呼ばれていました。

そのため、年齢=彼氏がいない歴であり恋愛経験も全くなかったことから、深山霧島との縁談が人生初の恋路になるのです。

そういった意味で、吉乃はたしかに「清純」なソメイヨシノにピッタリです。

 

また一見、常識人に見える吉乃ですが、怒ったりキレて感情が荒ぶることで大阪弁が出てきたり、発言も強気で過激なことが多く負けん気の強い印象があります。

そういったまさに「強い女」として描かれている吉乃は、「精神の美」という言葉がピッタリだと感じます。

桜の名前は他にもさまざまありますが、花言葉から考えれば吉乃にはソメイヨシノの花が最も似合っていると思います。

 

 

染井蓮二「ハス→雄弁」

続いて吉乃の祖父である染井蓮二は、に蓮(ハス)の花が入っています。

現染井組の組長をしており、吉乃を東京に行くように仕向けた張本人です。

普段は明るく大らかな言動が多いですが、ヤクザとしての顔もしっかり持っており、周囲からも一目置かれている人物。

 

そんな蓮二は豪快な性格でハスの花言葉にある「雄弁」にピッタリな印象です。

また、ハスには散るまでの期間が短いことから「離れゆく愛」という花言葉もあります。

吉乃の父親つまり蓮二の息子は、ヤクザという家柄をよく思っていなかったようで蓮二との間に確執があったようです。

 

さらに、本編で吉乃の父親は既に死んでおり、彼の死に関しては謎が残っている状態です。

そういった蓮二と彼の息子の関係性も、「離れゆく愛」という花言葉にマッチしていると感じます。

 

深山霧島「ミヤマキリシマ→情熱」

 

深山霧島は、吉乃に対して歪んだ恋愛感情を抱いている青年になります。

姓名に「ミヤマキリシマ」とツツジ科の植物の名前が入っていました。

霧島は、伯父であった深山萼に拾われて幼いころからヤクザの世界に入り込みました。

小学生ながらに暴力事件を起こすなど、かなりぶっ飛んだキャラとして描かれています。

 

そんな霧島は吉乃にかなり惚れこんでおり、サイコパスな言動をすることもしばしば。

そういった吉乃に対して盲目的に好意を寄せている様子は、まさにミヤマキリシマの「情熱」という花言葉がピッタリであると思います。

 

 

鳥葦翔真「トリアシショウマ→来福」

 

続いて、鳥葦翔真は姓名で「トリアシショウマ」と植物の名前があります。

あまり普段の生活では耳にしない植物ではないでしょうか。

 

そんなトリアシショウマは、「可憐な心」や「来福」という花言葉を持っているようです。

翔真は、蓮二に拾われて染井組に入ったヤクザで、吉乃とは幼いころから仲が良く気兼ねなく会話ができるような関係性になります。

吉乃が鈍感なため本人に気付かれてはいないものの、翔真は密かに吉乃に対して好意を抱いており常に吉乃のために動いていることが多いです。

 

トリアシショウマの花言葉に「来福」とありますが、客観的にみれば間違いなく吉乃は翔真と結ばれれば順風満帆に幸せになれるのではないかと持ってしまいます。

霧島の恋のライバル的なポジションにいる翔真ですが、名前の花言葉としても霧島との対比がなされているのでしょうか。

 

周防薊「スオウ→裏切り/アザミ→報復」

 

続いての周防薊は、姓と名で「スオウ」と「アザミ」という別々の花が入っている特徴的な名前です。

薊は現時点で、吉乃と霧島の敵となるキャラで間違えないと思います。

薊の目的や真意に関しては、まだ謎が多いものの「染井蓮二を殺したい」とはっきり言っており、そのために吉乃を利用しようと考えていそうです。

アザミの花には棘が生えていることから「報復」や「高潔」といった意味があるようですが、薊の蓮二を殺すという目的には報復のつもりなのかもしれません。

 

また、スオウの花言葉の一つには「裏切り」という意味もあるため、薊は過去、誰かの裏切りに合っており、それが今の薊の目的に繋がっているとも考えます。

名前からもかなり厄介そうな印象を持ってしまうキャラクターですね。

 

深山萼「ウテナ→蓮の花の台」

深山萼の名前には「ウテナ」という花の名前が入っています。

萼は砥草会の会長代行をしており、霧島の伯父にあたる人物です。

また、染井蓮二とは旧知の仲にもなります。

 

そんな萼という名前は「花の台(ウテナ)」の異称です。

そして、花の台とは極楽に往生した人が座ると言われている蓮の花の台のことを指しています。

蓮の花と言えば、蓮二ですから、2人は違うヤクザの組の組長でありながら支え合っているという関係性であることを表現しているのかもしれません。

 

秋目日司馬「メヒシバ→侵略者」

次に秋目日司馬ですが、彼の名前には「メヒシバ」の花が入っています。

秋目は砥草会の統括委員長をしており、本家の竜舌一家の総長という立場も持っています。

蓮二や萼と一緒に、若いころから周囲に一目置かれている存在で、現在では各々が各組の総長として肩を並べている状態です。

 

しかし、本編で秋目は蓮二たちに対して不穏な言動を見せており、何か暗躍をしているのではないかと思われます。

そんな秋目の名前に入っている「メヒシバ」には「侵略者」という意味もあり、これから砥草会に混乱を起こす存在であることが表れているのかもしれませんね。

 

橘葵「タチバナ→追憶/アオイ→大望」

橘葵は深山一家にいるヤクザの1人で、スキンヘッドが特徴的なキャラです。

寡黙な印象が強く、ある意味ヤクザらしい風貌をしている印象です。

 

そんな橘の姓名に、それぞれ「タチバナ」と「アオイ」という植物の名前が入っています。

にアオイには「大望」といった花言葉があり、普段の寡黙な一面とは裏腹に大きな志や希望を持っているキャラなのかもしれません。

今後の活躍する場面が増えることに期待します。

 

稲森颯太「イナモリソウ→優しさ」

橘と同じく深山一家の構成員の1人である稲森颯太

比較的、構成員の中でも常識人で、吉乃が大阪から東京に来た際には送迎などをしていました。

稲森さんの名前には、「イナモリソウ」という花が見られます。

イナモリソウの花言葉には「思いやり」や「やさしさ」という意味があり、普段の優しい稲森さんにピッタリな名前になっています。

 

布袋竹人「ホテイチク→幸福」

続いて、布袋竹人の名前には「ホテイチク」の植物が見られます。

布袋さんは、染井組の構成員の1人であり、幼い吉乃の世話係をしていいた人物です。

そのため吉乃にとっては、実質的な育ての親にあたります。

布袋さんのホテイチクには、「幸福」「繁栄」といった花言葉があり、吉乃の事を大切に育てたのだろうと感じますね。

 

明石潟椿「アカシガタ→誇り」(ツバキ)

次は、吉乃の従姉妹である明石潟椿をご紹介します。

椿は横浜にある大学に通う学生で、吉乃とも仲がいいです。

また、蓮二に対して恋愛感情としての好意を抱いておりかなり積極的ですが、反対に吉乃に好意を抱いている翔真のことはかなり嫌っています。

吉乃の腎臓事件に関与した人物で、ヤクザと仲良く絡む程度には闇の一面もしっかり持っているキャラでした。

 

そんな椿には「アカシガタ」というツバキ科の花の名前が入っています

ツバキ科の中でも、「誇り」や「完璧な魅力」という花ことばを持っているアカシガタですが、その名の通り女性らしい魅力を持っている椿にはピッタリな花ですね。

 

廣田杏介「アンズ→信頼」

廣田杏介は、吉乃の実の父親になります。

本編では他界していますが、霧島曰く普通の平凡な男性で、ヤクザを嫌っていたことから婿入りして染井組からは縁を絶っていました。

当初は交通事故で死んだとされていた吉乃の父親ですが、最近では誰かに殺されたという疑いが浮上しており、今後のキーパーソンになってくることは間違いないでしょう!

 

そんな杏介の名前には「アンズ」の花が入っています

アンズには「信頼」という意味がありますが、この花言葉は杏介の死と何らかの関係があるのか気になるポイントです。

 

彩乃「アヤメ→希望」

彩乃は、霧島と身体の関係を持っている女性であり、職業はグラビアアイドルです。

吉乃のことも霧島から聞いて知っていますが、自分よりも美人なため嫌っています。

彩乃の名前には、「アヤメ」の花が含まれていると思います。

アヤメの花言葉は「希望」や「愛」、「神秘的」など明るい意味が込められています。

霧島とは身体の関係のみで終わっている彩乃ですが、本当の意味で愛されたいと思っているのかもしれません。

 

赤座「アカザ→恥じらい」

赤座一家とは、砥草会の三次団体にあたる一家です。

本家である砥草会をトップとして、赤座は上から3番目というポジションにいました。

組長の娘である赤座しおりが失踪した時の事件で登場しました。

赤座の名前の由来である「アカザ」という花には、「恥じらい」という花ことばがあります。

赤座しおり本人だけでは「恥じらい」という言葉とは遠いところにいそうな人物ですが、最終的に赤座一家は失踪事件で除籍されたため、砥草会にとっての”恥”という意味合いが込められていたのかもしれません。

 

菅蘭蔵「ヒメトラノオ→清純/ラン→優雅」

管蘭蔵は、姫虎尾会の会長を務める人物です。

登場自体はまだ少なく、どのようなキャラかはまだ分かっておりません。

管蘭蔵には、直接的な名前としては「ラン」、そして所属している姫虎尾会にちなんで「ヒメトラノオ」という植物が当てはまります。

花言葉は「清純」や「優雅」ですが、個人的な第一印象としてはこれらの意味とは正反対な容姿をしていました。

 

欅葛人「ケヤキ→幸運/クズ→芯の強さ」

欅葛人は、石蕗会の理事長をしている人物で、まだ登場自体は少ないキャラです。

名前には「ケヤキ」と「クズ」という植物の名前が入っています。

ケヤキは「幸運」や「長寿」などの明るい意味があり、またクズには「芯の強さ」という花ことばがあります。

前向きな意味をもつ花が由来となっている名前ですが、今後どのように本編に関わってくるのか楽しみです。

 

海老根礼史「カタバミ→喜び/エビネ→謙虚」

海老根礼史は、剛友会の会長さらに、片喰会の会長をしている人物です。

上記の欅ら同様に登場は少なくどのようなキャラなのか、まだ謎が多い存在になります。

名前には所属する片喰会から「カタバミ」と、自身の名前の「エビネ」という花が入っています。

カタバミには「喜び」や「輝く心」という意味が、そしてエビネには「謙虚」という意味が込められている花です。

これらの花言葉と海老根の人物像がどのように関係してくるのか、これからの活躍が楽しみですね。

 

 

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【来世は他人がいい】花言葉やキャラの名前の意味まとめ

 

まとめ
  • 染井吉乃「ソメイヨシノ→精神の美、清純」
  • 染井蓮二「ハス→清らかな心、雄弁、離れ往く愛」
  • 深山霧島「ミヤマキリシマ→情熱、自制」
  • 鳥葦翔真「トリアシショウマ→可憐な心、来福」
  • 周防薊「スオウ→疑惑、裏切り/アザミ→報復、高潔」
  • 深山萼「ウテナ→蓮の花の台」
  • 秋目日司馬「メヒシバ→侵略者、情緒不安定」
  • 橘葵「タチバナ→追憶/アオイ→豊かな実、大望」
  • 稲森颯太「イナモリソウ→思いやり、優しさ」
  • 布袋竹人「ホテイチク→幸福、繁栄」
  • 明石潟椿「アカシガタ →誇り、完璧な魅力」(ツバキ)
  • 廣田杏介「アンズ→信頼」
  • 彩乃「アヤメ→希望、愛」
  • 赤座「アカザ→恥じらい」
  • 菅蘭蔵「ヒメトラノオ→清純/ラン→優雅」
  • 欅葛人「ケヤキ→幸運/クズ→芯の強さ」
  • 海老根礼史「カタバミ→喜び/エビネ→謙虚」

 

ここまで沢山の登場人物がいる中で、植物の名前を入れていくというのはかなり博識な作者様ですよね。

花言葉を知ることで、より一層キャラの事を深く知ることができます。

今後も新キャラが出た際には、皆さんも花言葉や由来などを調べてみても面白いかもしれません。

 

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