来世は他人がいい

来世は他人がいいは気持ち悪いし苦手？嫌いと言われる理由についても

公開日: 2024年8月2日 ｜ 最終更新日: 2024年8月20日

 

『来世は他人がいい』は、アニメ化が決定した人気漫画作品です。

物語はもちろん、キャラの設定や性格もかなりぶっ飛んでおり、いつもハラハラドキドキな展開で読者を楽しませてくれます。

人気が高いからこそのアニメ化であると思いますが、どんな作品でも賛否両論はつきものです。

『来世は他人がいい』でも、よい評価がある一方で批判的な評価の声もみられます。

 

そこで今回は、『来世は他人がいい』が嫌いと批判されてしまう理由について解説していきます。

決してこの作品を貶めるような内容ではございませんので、温かい目で読んでいただけると嬉しいです。

この記事を見て分かること
  • 「来世は他人がいい」が嫌われていささる理由
  • 気持ち悪いと言われる理由を解説

 

 

 

 

気持ち悪い最大の理由は人間関係

 

この作品が”嫌い”という人の中には、読んでいて”気持ち悪い”という口コミなどを目にすることがあります。

では具体的にどのようなところが、気持ち悪いと言われてしまうのかが気になるポイントです。

それは、この作品の人間関係について”気持ち悪い”と思う人が多い印象があります。

話が進むにつれてどんどん人間関係が複雑になってきていますが、『来世は他人がいい』の普通ではない人間関係について詳しく解説していきます。

 

理由① サイコパスなキャラが多い

まずは何と言っても、サイコパスなキャラが多いという点があります。

ある意味では、これが『来世は他人がいい』の良さとも言えるのですが、読んでいて驚いてしまうほど「普通ではないキャラ」が多く登場してきます。

そもそも主要キャラがヤクザ絡みの人間である、という時点でクセが強いことが分かりますが、特に深山霧島のサイコパス具合は別格でしょう。

自分の人生に刺激を求めている霧島は、「吉乃になら殺されてもいい」など過激な発言が多い気がします。

 

さらに、初めは常識人のようであった主人公の染井吉乃も総長の孫娘だけあり、気が強くぶっ飛んだ性格をしています。

稀に出るヤクザらしい語気の発言は、読んでいて背筋が凍ってしまう程に強烈です。

また吉乃と霧島以外にも、多くのキャラが登場してきますが常識的な人間はほぼおらず、性格や言動面でサイコパス具合を発揮していました。

過激とも捉えられる程度には、男女問わずサイコパスなキャラばかりで、彼ら彼女らが様々な事件を起こし巻き込まれていく複雑な人間関係に対して”気持ち悪い”と批判的な意見が出てくるようです。

 

 

理由② 吉乃の腎臓エピソード

主人公である吉乃には原作コミックスの1巻で、そのサイコパス具合を発揮するぶっ飛んだシーンがありました。

それは吉乃の腎臓エピソードです。

吉乃は霧島と出会って間もないころ、慣れない環境に弱気で控えめな姿勢で生活をしていました。

そんな様子をみていた霧島は、吉乃に向かって「期待外れでもう飽きた」と本音を漏らし、さらには吉乃のとりえは身体であるから身体を使ってお金を稼いでくるようにと要求してきます。

もちろん、張り付いた作り笑いを浮かべての発言であったため、吉乃は霧島が冗談で言っているのか本気で言っているのか分からない状態です。

 

しかし、そこで霧島に負けるものかと強気に出た吉乃は、しばらく行方をくらました後に400万円という大金を持って霧島の前に現れます。

その400万円は、ツテの使って自分の腎臓を一つ売って得たお金であり、そのお金を持って霧島に対して「大阪には帰らない」と豪語しました。

個人的には吉乃の思い切った、そしてぶっ飛んでいるこの言動にスカッとしてしまいましたが、一部の読者には受け入れられなかったのでしょう。

 

確かに、いくらヤクザの孫娘とはいえ普通は自分の腎臓を売ろうなどとは思いつきもしませんから、衝撃が強かったのかもしれません。

そんな吉乃に対する霧島の反応も、吉乃を見直したと言わんばかりに顔を赤くし興奮していたため”気持ち悪い”と思われてしまったのだと思います。

さらに吉乃の腎臓を摘出したという椿という女性が後々に登場してきますが、彼女から語られる腎臓エピソードの真実も中々にぶっ飛んでいるため、ぜひ皆さんにも読んでいいただきたいです。

 

理由③ 深山霧島が嫌い

主人公・吉乃と関係の深い深山霧島のことが嫌いと思っている読者もいるようです。

現在、第8巻まで発売された『来世は他人がいい』ですが、霧島は一貫して未だ謎の多いキャラクターとなっています。

ようやく霧島の過去編が描かれ、深山霧島という男の根本的な価値観や性格が分かってきたところですが、それまではあまり情報がありませんでした。

 

吉乃を大切にしたいという想いが強い一方で、裏で自分勝手に行動を起こしては結局、吉乃や周りを巻き込んでしまっており裏目に出てしまっていることが多い印象です。

だんだんと吉乃とイチャイチャするシーンや、ひたすら一途でかわいいと思わせてくれる一面が見られるようにはなりますが、恋愛作品のヒーローポジションのキャラとしては霧島は受け入れられにくい設定のキャラのようです。

 

 

理由④ 共感・感情移入ができないところが苦手

この作品は、恋愛要素がある作品でありながら、メイン2人を筆頭にヤクザと関わる変わったキャラの登場が多いです。

恋愛ものと聞けば、読者は少なからず主人公やその周囲のキャラに対して感情移入したり、共感したりするシーンがつきものでしょう。

 

しかしながら『来世は他人がいい』は、キャラの特殊な設定・性格から感情移入できるようなシーンが少ない印象があります。

度肝を抜く言動などによって、読者を世界観に引き込み強烈な印象を与えてくれますが、吉乃や霧島の感情は理解が難しい一面もあります。

サスペンス要素も少なくないため、甘い恋愛要素だけを期待してしまう一部の読者にとっては、キャラに共感しづらいことからこの作品を苦手と思うのかもしれません。

 

 

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【来世は他人がいい】作品が批判される理由まとめ

 

ここまで『来世は他人がいい』の作品が”嫌い”と批判されてしまう理由についてまとめてみました。

まとめ
  • サイコパスなキャラが多いところが気持ち悪い
  • 吉乃の腎臓エピソードが強烈だった
  • 深山霧島が嫌い
  • 共感・感情移入のできないところが苦手

 

いかがだったでしょうか。

予測のできない展開と、普通ではない吉乃と霧島の言動のおかげで、かなり刺激の強い作品であると思います。

ただの恋愛漫画ではないところが魅力の一つでもあるなか、この作品の場合はそれが裏目に出て苦手と思われてしまう要素の一つになっているようです。

一つの作品に対する評価は賛否両論つきものですので、ぜひ皆さんも一度ご自分の目で『来世は他人がいい』をよんでみてくださいね！

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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