『青の祓魔師』は、ジャンプS.Qで連載中の漫画で、テレビアニメ化までなされた人気作品です。
2024年で、連載15周年を迎えた『青エク』ですが、同年10月からは「雪ノ果篇」そして2025年1月からは「終夜(よすが)篇」のアニメ放送が決まっています。
現時点でアニメ化されたのは、原作の10巻~15巻で描かれている「島根啓明結社(イルミナティ)篇」までですが、そこでキーパーソンとなったのが志摩廉造です。
志摩は、主人公の奥村燐が通う祓魔塾に通う生徒の1人で、京都弁とピンクの髪型が特徴的なキャラクターになります。
普段は勝呂や子猫丸と一緒に行動しており、女の子好きな遊び人でちゃらんぽらんでヘタレな印象を受けます。
しかし、島根啓明結社篇で「啓明結社(イルミナティ)」のスパイとして登場し、正体が明らかになったことで志摩に対する印象が180度変わりました。
そこで、今回はスパイであった志摩廉造が味方なのか敵なのか考察していきます。
目次
志摩廉造は燐たちの味方だと考察
#青の祓魔師 島根啓明結社篇
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志摩は燐たちの味方であると考察します!
そもそも啓明結社は人間が住む世界「物質界(アッシャー)」の敵として登場している組織になります。
そして志摩は、そんな啓明結社のスパイとして正十字騎士団に入り込んでいたのです。
なぜそんな志摩が燐たちの味方と考えるのか、以下で理由を解説していきます。
裏切り者やスパイと言われた経緯
志摩がスパイであると明らかになったのは原作の第12巻です。
「サタンを復活させすべてを無に還す」という目的を掲げ、物質界と祓魔師に対しての宣戦布告をしに正十字学園に乗り込んできた啓明結社。
その際に、啓明結社の実験のため神木出雲が狙われていました。
出雲のピンチかと思われた際に助けに現れた志摩でしたが、最終的には出雲を夜魔徳の力で気絶させ啓明結社に引き渡すのでした。
攫われた出雲と、自分たちの前から姿を消した志摩を連れ戻すために燐や雪男たちは啓明結社の実験施設へと乗り込みます。
そして無事に出雲を救出し逃げようとした矢先に、姿を現します志摩。
勝呂が引き留めますが、「俺の為」と言い放ち志摩は姿を消してしまうのでした。
勝呂や子猫丸にとっては、幼いころから一緒におり一緒に祓魔師を目指す仲間であったため、この一件で「裏切者」という形になってしまったわけです。
実際の正体は二重スパイ
しかし実は、志摩の本当の正体は啓明結社と正十字学園の二重スパイであったことが判明します。
それは原作の第15巻で明らかになりました。
はじめて志摩と啓明結社が接触したのは正十字に入学が決まった頃です。
志摩家の本尊であり、また最年少で夜魔徳(ヤマンタカ)という上級悪魔を従えたということから勧誘を受けていました。
それを逆手に取ろうと企てたのが、メフィストです。
志摩の実力とこの機会があれば、怪しまれることなく啓明結社の中枢に入り込めるとメフィストは考えました。
二重スパイとなることを、志摩家に持ち掛けるも危険だと反対されますが、最後は自ら「やりたい」と話を引き受けた志摩。
つまり正十字学園に入学する前から啓明結社に入っており、初めからずっと二重スパイとして活動していたということになります。
出雲の事件の後も、堂々と正十字に帰還した志摩は、普段と変わらぬ様子で授業を受けたり燐たちクラスメートと一緒に生活することになりました。
しかしもちろん啓明結社からも引き続き監視や報告などの任務を受けている状態なため、双方公認のスパイという立場となっています。
まだ敵か味方になるかは不明
ここまで解説してきた通り、志摩は正十字と啓明結社の二重スパイとして行動しています。
しかし、志摩の本心は分かりません。
燐や勝呂たちの前では、あくまで正十字騎士団の味方として過ごしていますが、もちろん啓明結社からの任務もぬかりなく遂行している様子です。
雪男から「本当に正十字騎士団の味方か」と問われるシーンでも、笑ってごまかすかのように「当たり前」と答えており本心が読めないキャラです。
そんな中、今回の記事で志摩は味方であると考察しましたね。
志摩本人はスパイ活動を楽しんでおり自身の”自由に生きられる世界”と表現しており、この言動から正十字と啓明結社のどちらの味方でもなく自身の為にスパイをしていると考えます。
そのためまだ敵でも味方でもない立場にありますが、だからこそ最終的には勝呂や燐たちと味方になって戦うことになってくるのではないでしょうか。
あくまで自分の為に動いている志摩ですが、これまでの戦いでも葛藤しつつ仲間の事は見捨てない一面があるため、いざという場面では仲間の事を見捨てないと思います。
可能性のはなしですが、二重スパイではなくなり本当に燐たちの味方になるときが、志摩が祓魔師として成長する場面となって描かれると予想しています!
死亡するというフラグもある
敵か味方かあやふやなまま話が進んでいる志摩ですが、じつは死亡するのではないかと言われています。
SNSなどでも死亡フラグを立てすぎているというコメントをよく目にします。
『青の祓魔師』で死亡したキャラは数少ない印象ですが、これから戦いが劇がしていく中で死亡キャラが増えてくる可能性も考えられますよね。
志摩は二重スパイという立場ですから、他のキャラよりもかなり危険な立場にあり、どちらの組織からも命の手綱を握られていると言っても過言ではありません。
正十字騎士団のスパイとしてはメフィストしか任務の事を知らず明かされていませんが、啓明結社のスパイとしては上級悪魔を扱える為生かされているといった忠告めいたものを受けていました。
本作の中では主要キャラであることは間違いないため、死亡フラグだけは回収せずに終わって欲しいところです。
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【青のエクソシスト】志摩の正体についてまとめ
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青の祓魔師 島根啓明結社篇
第8話 放送開始
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— アニメ「青の祓魔師」 (@aoex_anime) February 24, 2024
ここまで『青の祓魔師』に登場する志摩廉造の正体についてまとめてきました。
- 志摩廉造は正十字騎士団と啓明結社の二重スパイだった
- 敵となるのか味方になるかは不明
- 死亡フラグがたっているキャラ
はじめのころはモブキャラかと思っていましたが、かなり重要なポジションとして描かれているキャラだったため驚きました。
たまに過去の志摩の姿も描かれており、そこでは家系などのしがらみとの葛藤がみえるため志摩について今後深く描かれていくときが楽しみです。
ぜひ志摩のスパイとしての活躍を見られたい方は、原作の10巻から15巻またはアニメの「島根啓明結社篇」を見てみてくださいね。
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