【海よりもまだ深く】映画の結末やストーリー内容をネタバレ!名言やその後についても考察

海よりもまだ深く2016年5月21日に公開された邦画です。

 

公開から3年経つ現在も、根強いファンがいることから昨年2018年にテレビで初放送されました。

そして、今年も20191011()に再び地上波で放送されます。

 

今回は、この海よりもまだ深くについてお話をしていきます。

 

【ネタバレ】映画・海よりもまだ深くのストーリー内容

 

海よりもまだ深くは、これまでの人生の中で“こんなはずじゃなかった”と思ってしまう人間の心理をうまく表現した今を精一杯生きる家族のストーリーです。

 

主人公である“篠田良多(演:阿部寛)”は中年のダメ男で、15年前に1度だけ文学賞を取った経歴がある元作家です。

今は探偵事務所に勤めていますが、“小説のための取材”だと周囲の人間に言い、自分でもそう言い聞かせています。

 

そんな言い訳っぽい良多は、“元妻・白石響子(演:真木よう子)”と、“息子・真悟(演:吉澤太陽)”に愛想を尽かされ距離を置かれています。 養育費すら支払うことができない良多ですが、ある日響子に新しい恋人ができたことにショックを受けます。

 

ダメ息子の良多は、団地で自由気ままに独り暮らしをする“母・篠田淑子(演:樹木希林)”に頼ろうとします。 ある日、偶然に淑子の家に集まることになった良多と響子と真悟は、台風の影響で次の日まで帰れなくなります。

偶然にも“一夜限りの家族の時間”が始まり、それぞれの胸中では複雑な思考が絡み合っていました。

響子は、月に1度会う約束ではあるが、養育費を2カ月も支払っていない良多に対して“次はない”ことを伝えます。

 

台風が過ぎ去り一時的な夢の時間が終了します。

 

そして、再び元家族は離れていくのでした。

〇行動も考えもダメ男一色良多

〇家族が戻ってほしいが、息子の責任を重々承知している母・淑子

〇突き放すことは可能だが、こか踏ん切りがつかない元妻・響子

〇家族がバラバラなった任や影響を感じてしまっている息子・真悟

 

本当に“飾られていない”内容で、“元家族の今”をうまく表現した作品だと感じました。

 

【ネタバレ】映画・海よりもまだ深くの結末

 

前述しましたが、海よりもまだ深くダメ男・良多が原因で離れてしまった元家族のストーリーでした。

 

では、その結末はどうだったのか?

ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか。

以下、結末についてお話していきます。

 

台風が来て、一夜限りで同じ屋根の下で過ごすことになった元家族

次の日には、台風一過で良い天気となっていました。

良多は“元妻・響子”と、“息子・真悟”を見送るために一緒に外を歩いていました。

 

良多は、その途中で1つのすずりを質屋へ持っていきます。

実は、懲りずにまた母・淑子の家を物色して手に入れていたのです。

内心、どうせ今回も大したものではないと慣れた態度で良多に接する店主でしたが、この硯は思いのほか良い品でした。

店主が付けた値はなんと“30万円

そこで、良多は過去に文学賞を受賞しても褒めてくれなかった父が、その快挙に喜んでいたことを店主から初めて聞くことになります。

 

その後、響子と真悟が待つ駅へ向かい3人で電車に乗り込みます。

目的地で下車し、また来月会う約束を交わし2人を見送る良多でした。

 

以上、海よりもまだ深くの結末でした。

 

映画【海よりもまだ深く】に登場する名言集

 

海よりもまだ深くの作中では数々の深いセリフが出てきます。

公開後は、名言と呼ばれることも多くなっています。

名セリフをまとめてみました!

 

良多の名言

「そんなに簡単になりたい大人になれると思ったら大間違いだぞ」

「あんたみたいな大人にだけはなりたくない」と近所の高校生に言われた時の良多のセリフです。

 

「大切なのはそういう気持ちを持って生きているかどうかなんだ」

行動しないことよりも、なりたいものを追いかける気持ちの方が大切という良多の考えが現れたセリフです。

 

響子の名言

「愛だけじゃ生きていけないのよ、大人は」

新しい恋人と幸せになろうとする響子に未練がましい良多に対して響子が言うセリフです。

 

淑子のセリフ

「何で男は今を愛せないのかねぇ」

「幸せってのはね、何かを諦めないと手に出来ないもんなのよ」

人生なんて、きっと単純」

良多と亡くなった父親について会話しているときのセリフです。

いつか小説家として売れると豪語し、今ではなく未来を生きる息子に対する意味も込められています。

さらに、海よりも深く人を好きになったことがないからこそ、毎日を楽しく生きていけるという淑子ならではの考えが分かるセリフです。

 

「花も実もつかないんだけどねぇ、何かの役には立ってんのよ」

花も実もなかなかつかないが、それでも青虫が引っ付いて青葉を食べていて、こんなミカンの木でも何かの役には立ってるということを表現した良多に対する淑子のセリフです。

 

「一晩寝かせたほうが味がしみるのよ。人とおんなじで」

台風により元家族が一夜を過ごすことになった時のセリフです。

 

山辺康一郎(演:リリー・フランキー)

「誰かの過去になる勇気を持つのが、大人の男ってもんだよ」

元妻・響子を諦められない良多に対して言うセリフです。

 

愛美(演:中村ゆり)

「女心は油絵みたいなもの」

良多の同僚が、女性の恋愛について語ったときです。

男は未練がましいが、女はすぐ次へシフトチェンジするさまを表現しました。

 

安藤未来(演:松岡依都美)

「全部ひっくるめて私の人生やから」

探偵の依頼人。

夫の不倫を疑い相談に来た際のセリフです。

 

以上、名言集でした!

作中での各登場人物の思いを表現したセリフでしたが、自分に置き換えて主観的に考えてみても当てはまることが多くて非常に楽しいです!

 

 

海よりもまだ深くのその後について

 

先ほど、海よりもまだ深く“ストーリー内容”“結末”についてお話をしました。

もし、“その後のストーリー”があるとしたらどのような内容になるのでしょうか?

 

私なりにその後のストーリーを考察していきます!

 

良多は、元妻・響子に養育費の支払いがなければ「次は子どもにもう会わせない」と警告を受けました。

そんな矢先に、質屋で“硯”30万円の値がつけられました。

作中では、その使い道について説明はありませんでしたが、最後のシーンで響子“息子・真悟”に来月も会うことを約束しています。

 

以上のことから、良多は“来月こそは養育費を必ず支払う”つもりでいるということです。

今までの良多であれば、“真悟と会うこと”“質屋で手に入れた30万円をギャンブルに使うこと”を天秤にかけて、結果ギャンブルをして、しかも負けてしまうという人間性でした。

 

しかし、今回ばかりは“同じことの繰り返しになる”と考え「これからはまっとうに生きよう!」と自覚したのだと思います!

その理由は、“父親”が自分の“文学賞受賞”の快挙に“大変喜んでいた”ことを質屋の店主から聞いたからです。

 

これまでは、褒められることもなかった良多。

そのせいか、気付けば“生きたいように生きる自由気ままな性格”になっていました。

その裏には、「どうせ頑張っても誰も褒めてくれない」という性根がこびりついていたのだと感じます!

簡単にいえば、心がすさんでしまっていたのです。

 

しかし、実は“努力した結果”が文学賞にも繋がり、それが“褒められていた”ことを知り、再び頑張ってみようと決意することになったのでしょう。

 

この経緯から、自分も息子・真悟にも「野球や勉強など色々なことを褒めてあげたい」「自分のようになってほしくない」「胸を張れる父親でいたい」と強い思いが芽生えたことでしょう!

 

「気持ちが変われば行動が変わる」

良多はギャンブルを辞め、仕事に打ち込むようになります!

そして、その片手間で“再び小説家になる”ためにチャレンジする姿勢もありました。

 

「行動が変われば習慣が変わる」

“仕事に一生懸命になり、夢に向かってチャレンジし、元家族と月1回のペースで会う”

このサイクルが周りだすと、“心が充実”していくのを良多は感じていました。

そして、それは元妻・響子にも息子・真悟にも“大きな背中”のように映り出していました。

 

「習慣が変われば人格が変わる」

この生活を続けるうちに、今まではどこか“短気で諦め癖”がついていた良多も、“心に余裕”ができ大人の所作が身についていきました。

それは、身近で見守っていた“母・淑子”が1番実感していました。

可愛いけどダメ息子だった良多が、ようやく親離れする時がきたと感激する日々でした。

以前は、“良多と真悟を会わせるため”の月1回の約束でしたが、気がつけば響子も淑子も交えながら“一家団欒”することも多くなっていきます。

 

それは、かつて全員が“思い描いていた幸せの未来”そのものでした!

 

「人格が変われば運命が変わる」

良多は慌ただしくスーツに袖を通していました。

響子が慌てながら良多にネクタイを渡し、自身もそそくさと化粧をしています。

それを、にこやかに見つめる淑子の姿。

 

実は、これから真悟の大事な“卒業式”です。

あっという間に小学校卒業です!

かつて、“離れていた期間を埋め合わせる”ようにみんな幸せな日々を送っていました。

良多は“響子と復縁”していたのです!

 

小説家になった訳でもなく、ただ仕事を頑張り、人一倍家族を大事にする良多の姿が“元家族を本来の家族の姿”へと昇華させたのです!

離れていたからこそ、「普段の何気ない日々が1番の幸せ」だと気付くことができました。

こうしてハッピーエンドを迎えます!

 

以上が、「海よりもまだ深く」の“その後のストーリー考察”でした!

 

海よりもまだ深くについてまとめ

 

主人公のダメ男・良多と、家族や会社など周囲の人間関係についてうまく表現されている作品でした!

ストーリーはアップダウンせず淡々と進行していましたね!

その結末も、続きがありそうな釈然としない最後だったので、その後を各自で考察してみてもおもしろいかと思います!

 

見る人によっては、当てはまる内容や表現も多かったのではないでしょうか?

 

さらに、名言も多数出ており普段の生活でも活用ができそうなものばかりでした!

海よりもまだ深くは、今後毎年1回は地上波にて放送される気がします!

 

まだ見ていない方や、既に見た方も非常に楽しめると思います!

ぜひ、ご覧ください!

 

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